伝えるメッセージは1つに絞る

From 古川馨

先日、ポスティングであるチラシが入ってきました。
それは板金屋さんのチラシだったんですが、
屋根の雨漏り専門という独自性のある
ポジショニングをしていました。

 

そして、チラシには
「築10年以上の家にお住まいの方へ」
というターゲティングもされている

 

かなりニッチな訴求。
きっとコピーを勉強されている方が作られたんだな
とちょっとワクワクします

 

チラシを読み進めていくと
「一級技能士がアドバイス」との記載があり
権威性も感じさせます。

  • ターゲット
  • ニッチポジション
  • 専門性

雨漏り専門ということもあって
他にはない雨漏りに特化した
スキルを感じさせます。
めちゃめちゃ気になります。

 

そして、チラシの裏を見ると、、、

!?

いきなり、排雪サービス始めました
という文字がデカデカと。

 

一瞬
「え?」
と思いました。

雨漏りどこいった、、、と。

 

なんか一瞬で思考が分断されたというか
思ってたのとなんか違う感を
ひしひしと感じてしまいました。

 

チラシの裏には他に
オーナーのプロフィールと
6月末まで利用可能な
クーポンが2枚ついています。

締め切りとオファーもバッチリです。

  • ターゲット
  • ニッチポジション
  • 専門性
  • 締め切り
  • オファー

チラシに必要な要素は
しっかり入っています。

ぶっちゃけ排雪がなければ
かなり良さそうな感じがしました。

 

今年の札幌は雪がすごくて
ウチの近所も毎日のように
埋まってレッカー車が来ていたので
需要はあると思います。

5、6時間埋まっている車もあったし、、、

チラシには今年から先行予約、早割
とあるので、新サービスを宣伝したかったんだと思います。

 

わかります。

でも、
せっかく、雨漏り専門で打ち出していたので、
裏面トップは、たとえば、雨漏り修理で感謝している
お客さんの声とかが欲しかった、、、

排雪サービスの案内がはいっていることで
ちょっとノイズになってしまったな
という感じがしました。

 

もちろん、いまから、排雪サービスを
何ヶ月かにわたって
教育していこうと思っているのかもしれません

海外の事例で、
庭の落ち葉清掃サービス契約を獲得するのに
本番の秋口よりも3〜4ヶ月前から
毎月DMを送って契約をバンバン取っている
事例もありました。

 

ですが、そのケースでも落ち葉清掃のみに
特化したDMです
つまり、1サービスだけの告知
今回のようにサービスをまぜていないわけです。

コピーの世界では
伝えるメッセージは1つに絞るべし
と言われています。

 

あれもこれも混ぜるとどうしても
ノイズになって反応が取れなくなってしまいます
せっかくのパワーが半減してしまうんですね

コストもかかるし、何回もチラシは出せない
だから、あれもこれも情報を載せたい!!
って思う気持ちもわかります。

 

ですが、それで反応が悪くなったら
意味がないですよね。

もし、チラシを作成する時に
あれもこれも載せたくなったりしたら、
ちょっと一呼吸

「伝えるメッセージは1つに絞る」

という言葉を思い出して下さい。

 

PS.
チラシもそうですが、
LPを作る時にも

絶対に守らなくてはいけない
セオリーがあります

このセオリーを守っていないと
どんなにたくさんアクセスを集めても
全く成果が出ないLPになってしまいます。

 

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