From:深井
セールスライティングを学び始めた頃。
早くコピーを書いてみたくてしょうがなかったんです。
だから、会う人全員に(といっていいくらい、会う人、会う人に)
セールスライティングの凄さを話していました。
そうこうしていたら、その時出会った士業の方の一人が
「凄いですね!それ!」と興味を示してくれました。
「遂にこの時がきた!逃すものか!」
そう思った僕は、すかさずこれが僕のスタンスです。
と言わんばかりに
「お金は成果が出てからでいいです。」
と言って、見事クライアント獲得したのですが、、、
想定外の誤算
晴れてその方と打ち合わせをスタート。
何度かの打ち合わせで、
新規の安定した見込み客獲得の為に、
ブログとメルマガを連動させて配信していきましょう。
と言うことになったんです。
しかし、
ここで思わぬ誤算がありました。
ライティング自体はクライアントさんも
喜んでくれたのですが、
その他のところに誤算が潜んでいました。
それは、、、
これ、一体どうやるの?
WordPressについてです。
その方のサイトはずいぶん昔に、業者さんに作ってもらったサイトでブログを用には構成されていませんでした。
いわゆる昔ながらの、会社案内的な目的のコーポレートサイト。
ブログ記事をメインに配信していくには、工事をする必要がありました。
今でこそ、WordPressを扱わない日はないですが、
当時は日常で扱うことなんてありませんでした。
ましてや、WordPressの工事なんてできません。
テンプレートを買う。と言う手段も今思えば出来たのですが、その時はそんなことにも頭が回りませんでした。
なので、Googleで調べて、無料で使えるテンプレートを無理矢理試してみたり。
浅知恵で部分的にコードを触ってみたり、、、
わかりやすく言えば、わからないことをわからないと言えず。
クライアントさんにとっては記事はあるのに、公開できない待ちぼうけの状態が続いてしまったんです。
必然的な別れ
なんとかブログ記事がサイトのホームにも、表示されるようにできたものの、レイアウトもとってもイマイチ、、、
時間が経つごとに、クライアントさんのテンションも徐々に下降。
最終的には、「うちのサイトだと難しそうですね。無料でやっていただいているのに申し訳ないので、、、」とクライアントさんから遠回しに終わりの言葉を口にされ、案件終了。
よく、営業の世界では、できないことも出来る!
と言い切って仕事をとってきたから今がある。
なんてことも言いますが、目の前の課題を同じところから一緒に乗り越えていく。
そんな関係性も築けていれば、きっと続けてお仕事が出来ていたように思います。
ハリボテの「優れた先導者」の末路でした。
PS
今回の記事は、先日配信された我らがスライム日向さんの【失敗事例】記事を読んで、かつての自分を思い出し書いたものです。
そんなスライム日向さんの【失敗事例】はこちら