2023年…この敵に負けてはならない

From:宮川徳生

我々起業家には
たくさんの敵がいる。

例えば税金。

どんなに頑張って収益を上げても
税金で半分持ってかれてしまう。

それこそ、血のにじむような努力を重ね
やっとの思い出掴み取った成功の証として残るお金を

「はい、今年あんたこんだけ払ってね」と
紙切れ1枚で半分持っく奴らに
腹が立ったことはあなただってあるだろう。

消費税20%になるだとか
高所得者への課税が増えるだとか
金を稼げば稼ぐほど国にもってかれるのは
本当に馬鹿らしくなるときがある。

他にも競合や
ときには従業員が的になる時だってある。

でも、我々起業家にとって最大の敵は
それらではない。

もっと身近なところで
我々を失敗に追い込むために
虎視眈々と機会を伺っている。

そして、この敵に勝てるかどうかが
あなたの事業がどこまで成功するかを決める
最大のポイントになるのだ。

今日は、起業家にとって
最大の敵に話をしようと想う。

僕のYouTubeを見てくれている方なら
もしかしたら知っているかもしれないが

ウチは事業成長の戦略の一環として
M&Aを取り入れようとしている。

事業の立ち上げにおいて
ゼロイチほど難しいことはない。

ゼロからイチを作り出すのは
本当に並大抵の事ではないのだ。

なので、少し安易な発想に聞こえるかもしれないが
ゼロイチがすでに実現している起業をM&Aで買うことで
事業成長を加速できるのではないかと思い
M&Aというのを今勉強している。

M&Aの案件を見てると
魅力的な会社が本当にたくさんある。

例えば、コアな趣味の領域に特化した本を出版している
出版社が1円で売りに出ている。

会社名は伏せるが
マーケット自体はかなりでかい趣味の領域の
専門誌を何十年も発行し続けている会社だ。

事業自体もそこまで大きくはないが
業績はかなり安定している。

でも、高齢化で会社を売却したいという理由で
1円で売りに出てるのだ。

ちなみに、M&Aって
あまりいい印象を持ってないかもしれないが
起業の新しい方法としては抜群にいい。

数百万くらいの値段で
年間数千万くらい利益がでてる会社が
ゴロゴロ売りに出てたりするからね。

自分でゼロイチで会社を作るよりも
遥かに成功確率は高いと言えるだろう。

何よりすぐに大きな売上が手に入るのも魅力。

で、さっきの出版社や
魅力的な会社の売却情報を見ていると
ついつい色んなことがやりたくなる。

出版社が出している本の中に
ワインの専門誌がある。

ワインの専門誌をFEにして
ワインやチーズの物販をBEで仕掛けたり
そういうアイデアがたくさん湧いてくるのだ。

だから、新しい事がやりたくて
ウズウズしてきてしまう。

そして、これこそが
起業家最大の敵なのだ。

どういうことか?

これは多くの起業家の
ある種の病気である。

起業家は
アイデアマンな事が多い。

だから、色んなことを思いつく。

「あれをこうしたらうまくいきそうだ」
「この商品をこのアイデアで売ったらヒットしそうだ」
「この事業とこの事業をかけ合わせたら新しい市場を作れそうだ」

起業家は24時間365日
こんなことばっか思いつく生き物だ。

そして、起業家は
アイデアを考えることが何よりも楽しいし
何よりもやりがいを感じる瞬間でもある。

ビジネスは素晴らしいアイデアによって
生み出される。

だから、たくさんのアイデアを
呼吸をするのと同じように思いついてしまうのは
起業家の性みたいなもん。

コレ自体が悪いわけではない。

でも、ビジネスで大事なのは
そのアイデアが実行されるかどうかだ。

どんなに素晴らしいアイデアでも
実行されなければ意味がない。

実行されなければ
1円も生み出すことはできないのだ。

でも、起業家は
新しいアイデアについつい恋してしまう。

そして、次から次に思いついたアイデアをテストし
何1つ形にならずに結果を出せずにいることが多い。

思いつくアイデアは素晴らしい。
アイデアを思いつくことはとても良いことだ。

でも、そのアイデアを実行に移し
形になるまで集中して取り組まなければ
事業を作ることはできない。

これが事実なのだ。

だから、経営コンサルタントとして有名な
トム・ピーターズなんかは
こうした起業家に対してこんなアドバイスをしている。

「事業をある程度大きくしたら
 他のやつにその事業を渡せ。
 そこから先大きくするのはあなたには無理だ」

つまり、事業を作るには
優れたアイデアが欠かせないのはその通りなのだが

そのアイデアを形にする実行が伴わなければ
意味がないのもまた事実なのである。

そして、実行され形になったアイデアを
どんどんどんどん育てていくには
コツコツ同じことを飽きずに取り組む事も
また必要なことなのである。

でも、我々起業家は
アイデアを作ることに性質が偏ってしまっていたりする。

だから、そうした自分の性質を理解し
「やらないことを決める」ことが大事なのだ。

思いついたアイデアに恋してしまい
次ぐから次へと新しいことをやりたくなってしまう。

これが起業家にとって
最大の敵なのだ。

忘れてはいけない。

どんなに優れたアイデアも
実行し形にできなければ
何も生み出さない。

アイデアだけでは
事業が作られることがないことを
我々は常に肝に命じなければいかないのだ。

新しいアイデアに恋しそうになったら
ちょっとだけ立ち止まって考えてみよう。

そのアイデアは今やってることを止めてまで
やるべき価値があることなのか?を。

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