2017/08/17

【中編】辛い?だったら辞めちゃえば?【マーケター育成合宿レポート】

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先日の桜井さんの記事の続き、第2回楠瀬健之マーケター合宿後半2日目の様子をお届けします。

今回、初めて合宿に参加し1日目を終えた私の感想はというと。

「濃い」

これに尽きます。

「何のこっちゃ?」と思うかもしれませんが、言葉通りの意味です。全てにおいて「濃い」時間を過ごさせていただきました。

合宿の参加費は30万円。決して安い金額ではありませんが、どんな教材よりも遥かに学びを得られる濃さがありました。

あなたもご存知の通り、楠瀬さんの講義はとてもパワフルです。内容もマインドの話が中心ですから、普段から濃いには濃いのですが、この合宿はその遥か上をいく濃さでした。

でもこれは、ある意味当たり前のことなのです。なぜなら、この合宿は楠瀬さんのパートナーとして活動できる「マーケター」を育てる事を目的とした合宿なのですから。

ですから楠瀬さんも、持てる全てのエネルギーを使い私たちに向き合ってくれているのを、とても感じました。

そんなこんなで、楠瀬さんの全力のエネルギーを受け続けた参加者の残りヒットポイントがゼロになったのを楠瀬さんが察知し、1日目は終了となりましたが…そこで事件が勃発します。

突然、楠瀬さんからこんな発言が飛び出しました。

「辛いならセールスライター辞めちゃえば?」

一瞬にして会場の空気が張り詰めました…果たして脱落者を出さずに2日目はスタートできるのか?運命の2日目はこうして始まることとなったのです。

2日目スタート

前日心配していた脱落者もいなく、この日はAM10:00から合宿がスタート。各自どこかに覚悟を決めた表情です。と同時に、覚悟を決めたからこその、吹っ切れた感も表情に表れていました。

今回の合宿は「自律・自立」といったことが1つのテーマだった事もあり、2日目はPM13:00まで、各参加者が決めたプロモーション案件の企画を考えたり、ライティングしたりと、各々が自分で考えた課題に取り組む自習の時間でした。

そこではライティングに没頭する人もいれば、企画作りに没頭する人、他のメンバーにレビューを求め、ブラッシュアップを図る人など、各自の思い思いの時間を過ごしていました。

私は何をしていたのかというと…メンバーの企画に対するレビューをしていました。

そんな感じで、楠瀬さんのいない、ある意味平和?な時間は一瞬で過ぎ、PM13:00楠瀬さんが会場入り。いよいよ2日目の講義が本格的に始まることとなります。

「なんか暗くないです?」

講義の最初は、モヤモヤしている事を吐き出す事で、1日集中して取り組めるよう、各自みんなの前でモヤモヤを吐き出しセットアップするエクササイズから始まります。

順番にモヤモヤを吐き出し発表し終わったのですが、その様子を見ていた楠瀬さんから、

「暗くないですか?」

と指摘を受ける事に。確かに、楠瀬さんの言うように会場の雰囲気は「暗い」です。というよりも、悲壮感が漂っている感じです。では、なぜ悲壮感が漂うのか?というと、「やらなくちゃいけない」というよやらされている感を持っている事が原因だと、楠瀬さんは瞬時に悟りみんなにフィードバックします。

でもこれって、おかしな話ですよね?

みんな、誰かに強制されてここに来たのではなく、自らの意思でこの場に参加したはずなのに、なぜか「義務感」でやっている。

ここには、できない事を出来るようになるためになるために来たはずなのですから、本来なら楽しく取り組めるはずです。でもなぜか、そうした雰囲気ではない。

7月に開催された合宿の前半戦で、散々「自律」できないならマーケターは務まらないと言われたはずなのに、それから2週間でみんな「他律」に戻ってしまっていたわけです。

「やりたくてここに来た」はずなのに「やらされている」と感じてしまっている…

こうした状況を見て、急遽カリキュラムは変更になります。当初は、ダンのセールスプロセスの解説を通し、スキルアップを図るカリキュラムでしたが、今一度、自律マインドをセットアップするためのエクササイズを2時間ほど実施する事となりました。

「したい」は最悪の言葉

自律マインドをセットアップするための時間も終わり、いよいよ本題と思った矢先、またしても楠瀬さんからダメ出しが入ります。

というのも、再度、今日一日に向けての一言を発表したのですが、みんな「〇〇したいと思います」みたいな事を言っていたんです。

これに対して楠瀬さんは、

「人は言葉の中に生きている
だから”したい”なんて言うな」

と、参加者の本質的な問題を抉る鋭いフィードバックを返してくれました。確かに、楠瀬さんの言うように”したい”は最悪の意思表示です。なぜなら、”したい”と言うことは出来ていないのに、それをやらない自分を正当化する、つまり、できない自分・やらない自分を許可している自分がいるからです。

ちょっとややこしいかもしれませんが、”したい”の裏側には、マーケターになるために必要な、というよりも、セールスライターとして生きていくために、いや、どんな世界であれ一流になるためにもっとも必要な”自律”とは程遠い感情が潜んでいるんです。

だから、そんなマインドでいるうちは、スキルなんて身につけたってなんの意味もないと私たちを一刀両断してくれました。

あなたも薄々感づいているとは思いますが、楠瀬さんはマインドのズレに対し、痛快なくらいバッサバッサと切り捨ててくれます。人によっては、耳の痛い事をズバズバ指摘されますから、受け入れ難い事かもしれません。でも、私はこうした機会をいただける事を本当に有難いなといつも思うわけです。

なぜなら、マインドのズレを自分で気づくのってかなり難しいですからね。それを「お前、ちょっと横道それてるぞ」とバチンと本道に戻してくれる。

私を含め、楠瀬さんに師事している人は、そうした事に快感を感じるちょっとM気質な人なのかもしれません…

でも、マインドのズレを正してくれるって、最高に厳しいですが最高の優しさでもありますからね。最大の慈しみをもって本気でこちらの事を考えてくれている。だからこそ出来る事です。こうした本質的な指導をしてくれる師って果たしてどれだけいるのでしょうか?内輪持ち上がりをする気はさらさらありませんが、マインドのズレを正してくれる度に私は「この人と一緒に成長していきたい」「置いて行かれないよう必死で食らいついてやる」と本気で思うわけです。ちょっと話が逸れたので強引に戻しますが、そんな感じで、2日目のしょっぱなから参加者一同、強烈なパンチを浴び、本題のカリキュラムへと突入していくのです。

「スキルなんて身につけても一切意味がない。」

というのも、マーケターやセールスライターが力をつけるために必要な唯一のことは「膨大な数のテスト改善」でしかないからです。つまり、膨大な数のテスト改善のみが唯一のスキルアップ方法だという事です。だから、テスト改善という実践が伴わない机上の学びなんて、一切役に立たない。楠瀬さんは気持ちいいくらい、そうハッキリと断言してくれました。

ただ、勘違いしないで欲しいのは、机上の勉強に意味がないという事ではありません。実践と学びを何度も往復することが大事だということです。

ですから、実践がどれだけスキルを高めてくれうのかという事を証明し、私たちが本当の意味で実力をつける下地をこの血肉に染み込ませるため、スキルが自分を変えてくれるという、私たちがまだ捨てきれずにいる甘えや幻想を完全に打ち消すために、あえて、ダンのセールスプロセスの解説をするような感じでした。

そんな中、本題のカリキュラムは進んでいくのですが、解説自体も私たちが飲み込みやすいよう豊富な比喩を使い、かなりわかりやすく解説してくれたため、それ自体とても価値のある講義でした。が、私も含め参加者全員が、そのカリキュラムを通じ、最初に言われた「スキルなんて身につけても一切意味がない」という事を痛感したうえで、今日楠瀬さんが一番私たちに伝えたかった事を本当の意味で理解し、一皮むけることとなるのです。

セールスライターを楽しんでいますか?

あなたはなぜセールスライターを目指したのでしょうか。

今の仕事から抜け出したいから?楽してお金儲けがしたいから?もちろん、そうした理由もあったかもしれません。でも本当は、セールスライターというキャリアに出会った時、あなたはこう思ったはずです。

こんなエキサイティングな世界は他にない。これで自分の人生を変えるんだ!そうした夢や希望を持ってこの世界に飛び込んできたはずです。そして、やり始めた当初は、知らない事を知る喜び、少しづつ磨かれていくスキルに興奮していたはずです。

でも、セールスライターというキャリアはまだまだ特殊なキャリアです。そのため、このキャリアで本当に食っていけている人は、本当に極々一部の人しかいないのも事実です。

ですから、ほとんどの人はどれだけやっても成果の出ない、その兆しも見えない、苦しい時間を過ごすこととなります。そんな時間が長ければ長いほど「あの教材が、あのノウハウが俺の人生を変えてくれるかもしれない」と目先の小さな事から目を背け、ありもしない幻想に飛びついてしまい、いつまでたっても負のスパイラルから抜け出せずにいるのだと思います。

そして、多くの人は「苦しい・しんどい・もうやめたい」を感じながらも、引っ込みがつかずにいるのだと思います。

だから、「したい」とか「やらなきゃいけない」みたいな言葉が口から出てくるのだと思います。

できない自分・やらない自分に許可を与える事で、「それに気づいた俺、すごい」とやらない事で夢を見続けられる自分をよしとしてしまっているのだと思います。

そして、セールスライターを志した当初の楽しさや喜びを、いつしか忘れて行ってしまうのだと思います。

でもです。もう一度初心を思い出してください。この世界に出会ったとき、最高に楽しめるおもちゃを手に入れたのと同じ興奮を覚えたはずです。コピーを学ぶ事が最高に楽しかったはずです。

この合宿の2日目、楠瀬さんはその事を私たちに伝えようとしてくれました。「セールスライターは最高に面白い!」その事を、全身全霊をかけて、私たちが思い出せるように訴えかけ続けてくれました。

そのエネルギーを受け取り、参加者全員がその事を思い出し「早くアウトプットがしたい!」みたいなワクワクした雰囲気に変わっていました。

楽しまなければ、セールスライターは向いていない

合宿2日目は、楠瀬さんのエネルギーによって、参加者全員が、セールスライターを目指した当初のワクワク感を思い出す、ある種のパラダイムが起きた1日となりました。

なぜ、そのような事が起きたか?

それは、楠瀬さん自身が、心の底から一片の迷いもなく「セールスライターという仕事を楽しんでいる」からです。

そのエネルギーがあったからこそ、その想いが私たちに伝播したんですね。まぁこんな感じで、2日目は1日目とは違い、「セールスライター最高だぜ!」みたいな不思議な一体感を生み出し終了となりました。

この記事を書いているのは2日目が終わった深夜3時。7時間後にはいよいよこの合宿の最終日が始まります。

PS

最終日はどうなるのか?また一波乱があるのでしょうか?最終日の様子は、甲斐さんが届けてくれています。記事はこちら

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