[自社事例]Facebook広告の垢バン防止のためにやってること

こんにちは。
リサーチャーXです。

ネット広告の運用をしていて
絶対避けたいのが “垢バン”。
(アカウントの強制停止。以下「垢バン」としますね)

某媒体で経験したことがありますが、
もう二度とごめんです。^^;

基本、垢バンは、
基礎情報の不足だったり、
明らかなシステムの誤判定を除いて

強制停止されると
復活は正直かなり厳しいです。

「何か解決策がないか…」

とネットで検索すると
“裏技” が紹介されていたりしますが、
個人的にはオススメできません。

なぜなら、
Facebook広告のコミュニティ規定にも
こんなふうに取り決められているためです。

 ↓

————

(一部抜粋)

以下に該当する利用者に対しては、弊社サービスの利用を許可せず、アカウントなどの実体(ページ、グループ、イベントなど)を制限または停止します。

(中略)

・弊社の施行措置を免れるためのアカウント、ページ、グループまたはイベントを作成した(これには、制限を回避する目的でアカウントを作成することや、その利用者が使用していたアカウント、またはその利用者のページ、グループもしくはイベントを弊社が停止もしくは無効化した後でアカウントを作成することが含まれます)

「アカウントの保全性と実名の使用」より
https://transparency.fb.com/ja-jp/policies/community-standards/account-integrity-and-authentic-identity/

————

ですので、
停止された場合は、

サポートに問い合わせたり
再審査請求や異議申し立てをしたりして、

誠実に対応することを
強くオススメします。

…それでも
復活できないこともあります。

その場合は、
「その媒体を諦める」
という決断をせざるを得ないことも。

こういった難しさがありますので
「停止されたらどうするか?」よりも

その前の段階の

「停止されないように
 普段からどうしておくか?」

という視点で運用していくことが
めちゃくちゃ大切です。

そこで今回は、
ウチが新しくFacebook広告の
出稿を始めるにあたり

垢バンのリスクを回避するために、
実践したことをシェアしたいと思います!

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《目指すゴール》
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無料のオプトインオファーのLPを用意して
Facebook広告を出稿し、
メールアドレスを獲得する

————————
《実施したこととその順番》
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あらかじめFacebook内で
広告を運用する個人アカウントで
ユーザーとして回遊、活動しておく

 ↓

運用予定の広告アカウントと
紐づけるFacebookページに
ビジネス情報をしっかり正しく設定する

 ↓

Facebookページへの通常投稿をする
(コンテンツは、
 情報提供や信頼関係を構築するために
 本気で書いた既存のメルマガ内容を二次利用)

 ↓

知り合いにFacebookページへの
「いいね!」のお願いをする

 ↓

Facebookページへの
「いいね!」が集まってきたら、
ページへの「いいね!」広告を出す

 ↓

その後、本命の
リスト獲得のためのFacebook広告を出稿

————————

こんな感じでスタートしてみました。

結果、
本日現在も継続して出稿していて
順調にオプトインも獲得し、
垢バンもありません。

ここでのポイントは、
Facebookの意図を理解すること。

Facebookが目指しているのは、

——————-
Facebookで利用者が自由にコミュニケーションできる環境を作る

引用
「Facebookコミュニティ規定」より
https://transparency.fb.com/ja-jp/policies/community-standards/
——————-

です。

だからこそ、
初動はFacebookの理念に添う形で
できる限りFacebookを
使うことから始めています。

そして次に
Facebookにいるユーザーさんが
安心して情報に接することができるように

Facebookページの自社ビジネス情報を
しっかり記載して提供する、です。

これは広告サポートの方に
—————-
Facebookは常に
「現実に存在する確かなビジネスとユーザーをつなぎたい」
と考えています。
—————-
と教えていただいたことに起因しています。

実在するビジネスとして、
安心してもらえるように
可能な限りくわしく情報を記載します。

さらに、
ユーザーさんが自社と接点を持った際に

「読んで良かった」
「有益な情報を知ることができた」

と思ってもらえるように
価値あるコンテンツを提供する。

なぜ、こんなことをしているか?
といいますと

ここでの最終的なゴールは、
オプトインをしてもらうことですが、

ユーザーさんには
その限りある時間の中で

————
自社の広告に接触し
 ↓
クリックしてLPに来て
 ↓
内容を読みメールアドレスを登録する
————

これだけのことを
してもらう必要があります。

であれば、
こちらとしては接触した時点から
ユーザーさんにはできる限り
お返しができるようにしたいからです。

また、上の2つは
システム的な側面として、

Facebookページに
プロフィール画像がなかったり、
投稿がなかったり、
そもそもアクティビティがなかったりすると

Facebookページが
制限される可能性があるので、
このあたりの地固めを
しっかりやっていくという感じです。

こうすることでFacebookに
「自社のページをしっかり管理していますよ」
と伝えることができるわけですね。

もし、あなたが
ユーザーさんとして

・管理されているFacebookページ
・管理されていないFacebookページ

に出会ったとき。

・コンテンツの投稿がされて動きのあるページ
・コンテンツの投稿がない止まっているページ

に出会ったとき。

どちらが有益か?
Facebookがどちらを評価するか?

…言わずもがな、ですよね。

実際に、
広告サポートの方からは
ページの信頼性を高めるポイントとして

「ページ情報はできるだけ正しく詳しい情報を
 入力し実在するビジネスであることを提示 」

「定期的な投稿を心がけ現在確かに
 運営中であることを示す」

「多くのユーザーのポジティブな反応
(いいね!やシェア)を受ける」

と教えていただいたことを受けて
これをそのまま実行!というわけです。

・・・

もしかしたらこの方法を

「地味で遠回りだな」
「手間がかかって自社にメリットが少ないのでは?」

と思った方もいらっしゃるかもしれません。

お待ちください。
自社にもちゃんとメリットがあります!

たとえば、今回の事例のように
オプトインでメールアドレスを獲得することは、

その後の展開として、
メルマガ配信するためのリストとして
使うことが想定されます。

ただ、
メルマガの配信環境は、

・配信システムの稼働
・ドメインの信頼性(IPのブラックリスト登録)
・法改正
・メール受信クライアントのポリシー強化
・世界情勢

…といったものに
影響を受けることがあります。

つまり、
自社でコントロールできない環境や状況によって
この手段が断たれる可能性があるんですよね。

「見込み顧客との接点は
 メルマガリストでの配信だけ」

とは、取れる打ち手の数が“1”。
最悪の数字と言われる
“1” になってしまうわけです。

メルマガ配信ができなくなってしまったら
見込み顧客に接触できない、というのは
致命傷になりかねない。

そこで、
その対策として、

Facebookページに「いいね!」を
してくれた人を接触先のひとつとする

です。

Facebookページに「いいね!」をしてもらうと、
その人のフィードにはページの投稿が
表示されるようになります。

つまり、
こちらから伝えたいメッセージを
届けることができるようになるわけですね。

これを
もう一つの接触先として選べるように
大事に育てていくということです。

垢バンのリスクを極力下げながら、
さらに見込み顧客に接触するひとつの方法として
選択肢をプラスするやり方。

いかがでしょうか?

「地味」や「めんどくさい」で
済ますにはもったいなくないですか?

もちろん今回ご紹介した方法が
絶対に正解というわけでもありませんし、
他にもうまいやり方があるかもしれません。

ですが、

媒体の裏をかいたり、
垢バンのリスクを心配して
そこに脳内リソースを奪われるよりも

自社にとっても媒体にとっても、
そして何よりユーザーさんにとっても

価値があり、そして
資産として積み上げていけるこの方法は

一周回って効果的、効率的に
運用していける方法だと私はとらえています。

手間をかけず、問題が起きた時に
一撃で解決するような
銀の弾丸、シルバーバレットはない。

これが
ネット広告運用を続ける中で見えてきた
今、現在の私の答えです。