あなたは、こんな失敗を許せますか?

こんな失敗は許せますか?

From : 植田祐司

  • なんでこんなミスするのか理解できない。
  • 見ているだけで何だかイライラしてしまう。
  • 本当に「残念」の一言しか出てこない。

あなたの周りにも、そんな人っていませんか?

もしかしたら、あなた自身がいつも周りから
そんな言葉をかけられていて、
この書き出しを目にした時に
「ドキッ」としたかもしれませんね。

もしあなたが、

  • 人の失敗を許すことができず、いつもイライラしている
  • 自分の失敗でひどく落ち込み、自信を無くしている
  • 失敗することが怖くて、次の一歩が踏み出せない

そんなことを感じているのならば、、、

今日のお話しは、
失敗がどれほど人生を豊かにするかを
知るきっかけになるかもしれません。

このお話しは、婚活中のある独身男性が
不注意から引き起こした大失敗と、
それに巻き込まれた不運?な人々のお話しです。

30過ぎ独身男の許されざる過ち

僕の古くからの友人で、
O君(仮名)という人がいます。

彼は、ちょっと天然ボケで、
かなりおっちょこちょいな性格。

さらにとんでもなくマイペースで、
仕事でもプライベートでも、
どこにいっても失敗やトラブルを
繰り返していました。

そんなO君は、30過ぎで婚活真っ只中の独身男性。

週に3回は、仕事帰りにプールに通い体を鍛え、
週末は金、土と必ず合コンを開催していました。

そんな、忙しくも充実した
青春の日々を謳歌していたある日のこと。

合コンで知り合った女の子に、
次回の合コンの会場となるお店を連絡をしようと
メッセージを送った彼。

「Kちゃん(仮名)、今週末の合コンだけど、
 〇〇〇〇って居酒屋に19時集合でヨロシク!」

そんなメッセージを送りました。

「次はどんな女の子が来るかなぁ・・・」
なんて妄想して返信を待っていると、
1分もしないうちに返信がありました。

「おっ!向こうもノリノリだな!」

なんて思い、ワクワクしながら
女の子からの返信を見ました。

しかしメッセージを見た瞬間、
一気に顔が青ざめ頭を抱えてしまいました。

なぜなら、返信にこう書かれていたから。

「私、今週合コンの約束なんてしてません。
 あんた別のKちゃんと間違えてない?」

そのメッセージを目にし、

「ヤバイ!同じ名前の別の女の子に
 メッセージを送ってしまった!
 しかも、めっちゃキレてる・・・」

と思いました。
でも、気づいたときには時すでに遅し。
もはや手の打ちようも、
言い訳のしようもありません。

もうこれは正直に間違えたことを認め、とにかく謝るしかない!
そう覚悟を決め、全力で謝りました。

その結果、、、

許す代わりに突きつけられた条件

来週末、前回とは違う男性メンバーで必ず合コンを開催する。
ということを条件に、なんとか許してもらうことができました。

が、、、しかし。

そんな時に限って
いつもの男性レギュラー陣の都合が合わず、
全くメンバーが揃いませんでした。

前回と同じメンバーを連れて行くなんてことは、
この合コンでは絶対に許されない。

なんとしてでも新しいメンツを揃え、
約束を果たさなければ、もう次はない。。。

そう思い焦っていた彼は、
すでに結婚を諦めて婚活を引退していた友人に連絡し、

「頼む!今回だけは、なんとか俺の顔を立てて付き合ってくれ!」

と拝み倒して回りました。

その結果、なんとか期日までに
自分プラス数人の男性メンバーを揃えることができました。

「どうせ今回は男性陣のおごりだから、タダ酒飲みに来なよ!」

なんて会話が女性陣側であったかどうかは定かではありませんが、
約束の合コンは無事に開催されたそうです。

めでたし、めでたし。

この話は、9年前の僕の話です。

でも僕は、おっちょこちょいの【O君】ではありません。

この時、人数合わせで呼ばれ合コンに参加したのが僕でした。
そして、そこで出会ったのが妻です。

そんな古い話を思い出したのは先週末のこと。

実は、3月23日(土)が、
うちの子供の保育園卒園式だったんです。

卒園式終了後、自宅に帰り、
保育園からもらったアルバムを
妻と2人の子供と一緒に見ていました。

入園した時から現在に至るまでの
子供の成長記録を見ながら、、、

——————-
もし、O君がおっちょこちょいで
メールの送信先を間違えなければ、
僕は、妻とも、この2人の子供たちと
出会うことはなかったかもしれない。

そう考えると、僕自身も、
遠い昔のどこかの誰かの勘違いや間違い、
失敗の何か一つでも欠けていれば、
今この世に存在していないんじゃないか?

そう考えると、何が失敗で何が成功なのかなんて、
そんなことまったくわからないじゃないか!
なんてこったっ!!
——————-

そんな考えが、ふと頭をよぎりました。

人間誰だって、失敗してしまうとひどく落ち込みますし、
思い出すだけで赤面してしまうようなことってありますよね?

そして、ほかの人が失敗した時には、
なんでこんなバカなことをやるかなぁ・・・
と、相手を責めてしまうことも多いのではないですか?

しかし、冷静になって少し長い目で見てみれば、
自分では失敗と捉えていたことの一つ一つが、
後の大きな成功の途中過程なのかもしれません・・・。

人間は未来を知ることはできません。
今自分がやっていることが、
果たして失敗なのか成功なのか。

そんなことをいくら考えてみても、
正しい答えにたどり着くことは
きっと一生できないでしょう。

だから、今自分にできることを精一杯やっていく。
そして、結果は天のみぞ知ること。と、
下手なこだわりや判断は捨ててしまうことが、
失敗とうまく付き合っていく方法なのではないでしょうか?

昔からの言い伝えで、
「人事を尽くして天命を待つ」
という言葉がありますが、
人生は、まさにその言葉の通りだと、
今更ながら思う今日この頃です。

人事を尽くして天命を待つ

人事を尽くして天命を待つ

まとめ

いかがでしたか?
このお話しを読み、少しは失敗を許したり、
受け入れることができるかも?
なんて思っていただけたでしょうか?

そういえば、うちの宮川も、
フリーのセールスライターとして
クライアント獲得活動をしていた際に、
テレアポで間違い電話をしてしまったそうです。

しかし、美容室だと思って間違えてアポを取ってしまった先が、
美容室に薬品を卸したり、技術講習をしたりしている
年商10億円ほどの中堅美容ディーラーさんだったことから、
そのまま大きな契約に繋がったというエピソードをもっています。

そんなこともあってか、僕が働いているクスノセ・アンド・カンパニーでは、

  • 失敗こそが人生の幅であり、豊かさである。
  • 失敗こそが、成功を引き寄せる引力になる。
  • だから、どんどん行動してさっさと失敗しろ!

そんな文化が根付いています。

「だから僕は、いつも仕事で失敗しまくっているんです!」

と胸を張って自慢することではありませんし、
言い訳したりはしませんが、、、

僕らの経験が、少しでもあなたの行動する勇気に繋がれば幸いです。

―植田祐司―

 

P.S.

ここまで読んでも、あなたが、もしまだ、

  • 人の失敗が絶対許せない
  • 自分の失敗で落ち込んで立ち直れない
  • 失敗することが怖くて行動することができない

そう感じているのなら、、、

これらの記事が、あなたの価値観を変え、
その苦しみから救ってくれるかもしれません。
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