2017/06/29

【実況レポート】現役セールスライターのチラシ作りの現場

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この画像、なんだかわかりますか?

これは、私がチラシを作る時に最初に用意する、”チラシレイアウトのラフ画”になります。決して子供の落書きではありませんよ!(笑)

まぁ、絵心がなく、かつ字が汚い私がこういったものを書くと、大概この程度のクオリティになるわけですが、誰かに見せるものでもないので、良しとしましょう(笑)

さて、話が逸れてしまうので強引に本題に戻しますが…今回の記事でなぜこのような画像を掲載したのか?理由は2つあります。

1つ目は、駆け出しセールスライターにとってチラシは、仕事も取りやすい上にスキルもそこまでいらないので、仕事がしやすいから。

というのも、チラシの仕事が取りたければ、自宅に入ってくるチラシの会社に営業をかければいいだけですし、チラシを出しているということは、集客に困っている可能性や、積極的に広告費を使う文化が根付いている可能性が高いですから、あてずっぽうに営業するよりも断然効率よくクライアント獲得ができるんですね。

実際に私もこの方法でクライントを獲得していますから効果実証済みの方法ということです。また、テレアポでの営業が苦手なら、それこそ「チラシ見ましたよ!」と、セールスレターを送ればいいわけです。クライアントが中々獲得できずに困っているセールスライターの人は、やってみればいいのになと個人的には強くオススメする方法なんですね。

でもです。チラシの案件を獲得したあと、ほとんどのセールスライターにとって絶対に避けては通れない不都合な事が起きます。それが、2つ目の理由の

どうやってチラシを作ればいいかわからない

私たちは、文章を書くことは慣れっこですが、それをデザインに落とし込むことは全くの素人です。特にチラシの場合、コピーを書いてデザインに落としこむまでが一連の業務の流れになりますから、絶対に避けては通れないんですね。

ですので、もしかしたら、デザインへの落とし込みが苦手なだけで、積極的にチラシ案件の受注に動けない駆け出しセールスライターの方がいるのではないかと思い、こうしたチラシ作りに関連した画像を載せたわけです。

つまり、今回の記事では、デザインが素人の私が、普段どうやってチラシを作っているのか?それをお見せする事で、駆け出しセールスライターの人が、チラシの仕事を取りやすくなるきっかけになるんじゃないかなと考えたわけです。

それでは、普段私がどのような流れでチラシを作っているのか?その一部始終をご覧ください。(最後にチラシを仮デザインに落とし込んだ実物を掲載しています)

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背景

今回、実況レポートする案件は、工務店のクライアントが7月15日から開催する完成見学会への集客を目的とした、ポスティング用のチラシです。

住宅関係のクライアントがいる方なら分かると思うのですが、イベント開催日がギリギリで決まる事が多いです。というのも、特に今の時期は雨が多いので、工期通りに進まない事が多いんですね。ですので、今回もこの記事を書いている6月27日の前日、6月26日の午前の会議で開催する事が決定しました。

「7月15日まで半月以上あるじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、印刷とポスティンで1週間〜10日くらいはスケジュールを確保しないといけないので、実質1週間程で、企画・打合せ・ライティング・写真用意・デザイン・修正を完了しなければいけないわけです。

まぁ、スケジュールがタイトだろうが余裕があろうが、取り組む工程は毎回変わらないんですけどね。では早速、その工程をご紹介していきます。

工程1:リサーチ

まぁ、改めて言う必要もないですが、チラシでもなんでも、リサーチから入るのは鉄則ですね。リサーチをすっ飛ばしてやれる案件なんてありませんから、どのような案件であれ、私は必ずやっています。

ただ、今回のケースは、細かいリサーチはしていません。というのも、この工務店の案件は散々やってきているので、業種業界のことや、競合のことなどは既に嫌という程リサーチ済みだからです。

ですので、今回の見学会に必要な物件の特徴や施主がこだわった所、担当者とのエピソードを開催が決定したその会議の場でリサーチしてしまいました。

ポイント

初めて取り掛かる業種業界や、初めてのクライアント案件の時は、必ず細かい所までリサーチしましょう!思い込みでライティングに入ってしまう事ほど怖い事はありませんよ!

工程2:スワイプの決定

セールスライターならこれは当たり前ですね。ロングコピー同様、チラシの場合も、コピーを書く前にスワイプを決めていきます。ただ現場でやっていると、私の場合は、リサーチをしている最中に

「あ、あのスワイプ使えるな」

みたいな感じで閃く事が多いので、工程1と工程2が一緒になる場合がほとんどです。実際に今回選んだスワイプは、過去実際にリリースしたイベント集客チラシがそのまま使えるなとリサーチ中に閃いたので、そのチラシをそのままスワイプとして採用しました。

ポイント

リサーチ中にスワイプが閃かない場合は、自分が所有しているスワイプファイルを集めたネタ帳を見ながら、アイディアがハマりそうなスワイプを選んでいく感じで、進めていく事が多いです。

ですので、普段から気になった広告は集めていくように心掛けています。特にロングコピー以外の広告は、明確なスワイプファイルが存在しませんので、案件を受注した時に困らないためにも、常にアンテナを貼って自分自身で集めておきたいものです。

工程3:ストーリーボードとレイアウトラフ画の作成

リサーチとスワイプが決まったら、私の場合、コピーを頭から書いたり、ヘッドラインを作る前に、スワイプに沿った簡単なストーリーボードを作ってしまいます。

これは人によるかもしれませんが、ストーリーボードが決まっていると、とてもライティングがしやすいので、変な話、リサーチ不足の場合も、ストーリーボードに沿ったリサーチを追加ですればなんとかなる事が多いです。なので、私はこのやり方でやっています。

(リサーチの手を抜いてもいいという事ではないですからね!)

また、裏理由として、チラシは物理的なスペースの問題があります。何も考えずにライティングしていくと、チラシの中にコピーが入りきらないなんて事になりかねません。実際私は、これでとても苦労しました。ひどい時は、書いたコピーの半分以上削除しないとスペース内に収まらないなんて事も…

そうした問題を回避するために、ストーリーボードに沿ったレイアウトのラフ画を先に作ってしまいます。そうすることで、各展開の部分をどの程度の文字数で納める必要があるかが分かるため、書いたコピーが入りきらない問題を回避することができます。

ラフ画をアップで見せるとこんな感じです。最早、本人にしか解読できないレベルです…

 

ポイント

チラシは私たちが思っている以上に文字数が入りません。ですので、必要最低限で伝えたいことを伝え、興味を持ってもらう必要があります。ある意味、ロングコピーよりもスキルがいる部分です。

普段から、コピーが冗長にならないクセをつけておきたいものです。(これが難しいんですけどね)

工程4:ヘッドラインとサブヘッドのみライティングし仮デザインに落とし込む

ここに来て、ようやくライティングに入っていきます。ただ、ライティングに入ると言っても、頭から順に書いていくことはしません。まずは、作成したストーリーボードとラフ画に沿って、ヘッドラインとサブヘッドだけライティングしてしまいます。

ちょっとわかりにくいですが↓こんな感じで作ってしまいます。

 

チラシでもなんでもそうですが、ヘッドラインとサブヘッドはとても需要なパーツです。ハッキリ言って、ここがヘボいとボディコピーをいくら魅力的に書いても意味がないです。特にチラシは、パッと見て注意を引けなければ、一瞬でゴミ箱いきになりますから、特に力を入れたい部分です。

というよりも、スペースが限られているチラシは、ボディコピーを長々とかけるスペースはありませんから、ヘッドラインとサブヘッドだけで完結するくらいの意気込みで書かないと結構厳しかったりします。

そして、ヘッドラインとサブヘッドが書き終わったら、ラフ画に基づいて簡単な仮デザインに落とし込みます。こうする事で、チラシに落とし込んだ時の全体像が”見える化”するので、どんな写真が欲しいかなど、イメージがとても沸いてきやすいです。

実際に、子供の落書きレベルのラフ画と、ヘッドラインとサブヘッドとストーリーボードのみのコピーのみを仮デザインに落とし込むとこんな感じになります。

ポイント

セールスライターに必要なデザインスキルとは、読んでもらいたい順番にコピーを読んでもらえる、”見やすいレイアウトにまとめる”ことができるスキルです。

ハッキリ言って、素人が変にデザインに手を出すと、とても読みにくいチラシが出来上がりますので、デザインが苦手なセールスライターは、見やすいレイアウトにまとめることに徹する事がコツです。

工程5:仕上げ

ここまできたら、あとは一気に残りのコピーを書き、必要な画像を用意しはめ込み、デザインの体裁を整え、最終的な調整をしてチラシの完成となります。

ほとんどの人が工程5で時間がかかると思いますが、その理由は、工程1〜4をしっかりやっていないからの場合がほとんどです。工程1〜4をしっかりやっておくことで、工程5は驚くほどスムーズに行う事ができますので、ぜひ、準備の部分にこそ時間をかけることをオススメします。

まとめ

今回は、私がチラシを作る時の実際の工程について解説していきました。

あくまでも、私がチラシを作る場合の流れですので、これ通りにやればいいという事ではありませんが、チラシをどうやって作ればいいかわからない人にとっては、結構参考になったのではないでしょうか?

私がチラシ案件を受注し始めた当初は、デザインへの落とし込みの部分がとてもネックになっていました。ただ、それでもチャレンジし続ける事で、自分ができない事が明確にわかるようになりました。

(私の場合、デザインの部分は自分でやらないほうがいいということが明確になりました)

で、できない事が明確に分かることで、それを乗り越えるための方法や手段を考えられるようになります。そして、その方法や手段を試し続けることで、できない事ができるようになったりします。

(私の場合、ちょっとずるい方法ですが、ゴーストデザイナーとしてフォトショップが使える嫁に、デザインの部分をやってもらっています)

よく言われることですが、できない理由を探すのではなく、どうすれば出来るかを考える。

チラシ作りのような局地的なことでさえ、この法則は恐ろしいほど当てはまるんですね。

もしあなたが、チラシの作り方がわからず、チラシ案件に積極的に動けていないのなら、今回の記事を参考にチラシ案件獲得にぜひ積極的に動いてみて欲しいです。最初にもお伝えしましたが、駆け出しセールスライターにとって、チラシ案件はもっとも入りやすい案件です。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

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コメント

  1. 小林健児 より:

    宮川さん

    いつも貴重な情報をありがとうございます。

    チラシ作りの工程がとてもよくわかり
    大変勉強になりました。

    ラフ画とストーリーボードってこうやって
    作るんですね。

    是非最終的な成果物とその反応の結果報告も
    後日レポートしていただけるとありがたいです。

    1. 宮川 徳生 より:

      自分の場合の事例ですので、参考になるかどうかはわかりませんが、お役に立てたようで何よりです。

      結局、やることさえできれば、結構どうにでもなることは多いですよね。小林さんも、ガンガン動かれているようなので、更なる飛躍をお祈りしています!

  2. 若松来門 より:

    いつもタメになるお話しありがとうございます。チラシといえどもこんなに工程があるんだなとちょっとびっくりしました。
    今体験コースやらせてもらってますが、チラシも体験してみたいと思います。ありがとうございました!

    1. 宮川 徳生 より:

      チラシは慣れてしまえば、数日かからずに作れてしまうので、個人的にとてもオススメなツールです。ただ、チラシ特有の縛りがあるので、自分もいつも格闘しています。

      ぜひチャレンジしてみてください!

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