器物破損で損害賠償?ひさびさにブチギレました

器物破損?損害賠償?久々にブチギレました

From:植田祐司 休日の博物館より

「おい、待てっ!それに触るな・・よ・・・」

シーンと静まり返った博物館の館内に
僕の怒鳴り声が響き渡る。

突然の大声に驚いた館内の人達が
みんなこちらを見ている。

予想を超えた緊急事態が発生し、
僕は急いで子供のもとに駆け寄った。

しかし、時すでに遅し・・・

目の前に広がるのは、割れた壺の破片が
バラバラに散らばっている惨劇の光景。

その壺は見るからに歴史がありそうで、
弥生時代とか縄文時代とかの土器として、
土偶などと一緒に教科書に出てきそうな代物。

素人目に見てもそこらに転がっている
ただの壺じゃないことはわかる。

きっと需要文化財か何かの壺だろう。

さっきまで家族で楽しく過ごしていた
笑顔あふれる時間が一変。

一気に地獄の底に突き落とされた気分。

突然そんな状況に陥り、
とても平常心でいられるわけがない。

僕の頭の中は真っ白。

ドックンドックンと音が聞こえるほど
心臓の鼓動が高まり、
顔からは血の気が引いていくのを感じる。

  • こんな時はどう対処すればいいんだ!?
  • いったい幾ら損害賠償請求されるんだろう・・・
  • 接着剤でくっつけたら直るかな・・・

脳をフル回転させても、混乱するばかり。
まったく答えが出てこない。

僕は言葉を失い、ただ立ち尽くした・・・。

しばらく現実逃避をしたあと、

その後のさらに想像を超えた展開に、
僕は腰が抜け膝から崩れ落ちた。

そして次の瞬間、絶望感が一気に怒りの感情に変わった。

なぜなら、、、

子供が壺を壊したのにはこんなワケがあった

先日、博物館の入場が無料というキャンペーンを行っていたので、
僕と妻、そして6歳と4歳の2人の子供を連れて博物館に遊びに行きました。

「博物館って小さな子供が喜ぶものってあんまりないよなぁ。」
「きっとすぐ飽きて帰ろうって言い出すだろうなぁ。」
なんて思いつつ、

でも勉強にはなるから、連れて行ってみよう。
そんな気持ちで出かけました。

博物館に入館してみると、恐竜やマンモス、
その他にもいろいろな動物の剥製や
骨格標本が展示されており、
思ったよりも子供も楽しんでいる様子。

でも子供たちが走り回ったり、触ってはいけないところを触ろうとしたり、
展示台に乗ろうとするので、一瞬も目を離すことができず、
僕は展示品を見る余裕はまったくありません。

しばらく見て回ったあと、子供も見飽きたのか「大人しくなって来たな。」

と気を抜いた矢先、

何かを見つけた子供がいきなり走り出しました。

猛ダッシュで追いかけ、その先で目にしたのは、
展示品の壺に手を伸ばそうとしている子供の姿でした。

「おい、待てっ!それに触るな・・よ・・・」

と大声で怒鳴った時にはすでに間に合わず、
子供が触れた壺は見事にバラバラになってしまいました。

そこからの展開が、冒頭にお話した部分です。

なぜ焦りが怒りに変わったのか?

「触ったらダメだろ!」

と叱ると、子供からは意外な返答が帰ってきました。

「だってこれは、壊していい壺だもん!」

その言い訳を聞いてさらに怒りがこみ上げてきた僕は、

「壊してもいい壺なんてあるわけないだろ!」

と、怒鳴りつけました。

すると子供はバラバラになった破片を手に取り、
カチッとくっつけて見せました。

壺の破片は、明らかに普通の焼き物ではない挙動をしています。

近寄ってその壺の破片を手にとってみると、
粘土に見えた壺は樹脂のような手触り。

しかもマグネットが仕込んであるようで、
見た目以上にズッシリと重く、
破片同士がくっつくようになっています。

ようやく冷静になり、壁に書いてある説明書きを見てみると、
古い壺を再現した壺型の土器パズルだと書いてありました。

それを読み、さらに怒りが爆発。

「こんな紛らわしいもん博物館に置いてんじゃねーよ
本気で心臓止まるかと思っただろ!
しかもクオリティー高すぎだろ!」

普段怒ることなんてほとんどない僕ですが、
この時ばかりはひさびさに本気で怒りを感じました。

まぁ、怒りを感じただけで、もちろん口には出していませんけどね。

あとから妻に聞いたところ、
前にも子供たちを博物館に連れて来たことがあり、
子供たちは壺のパズルのことも知っていたそうです。

事の顛末を知り、安心したとともに、
こんなに激しく感情を動かされたのは久しぶりだ!
こりゃあ、ザ・セールスライターの記事のネタにしなきゃ!
と思いたち、子供の協力を得て、再現写真を撮り直しました。

セールスライター病ですね。

そんな子供たちとの一連のやりとりを見ていた妻は、
「何バカなことやってるの」という白い目でこちらを見ながら
僕らとは少し距離を取り、他人のフリをしてドン引きしていました・・・。

日常生活の中からでも学べるセールスライティングとビジネスアイディアとは?

それはさておき、

今回の経験で、久々に「怒り・ブチギレ」という感情を思い出し、
それを冷静に分析している自分がいることに驚きました。

そして、子供たちの自由すぎる行動を見ていて、
自分自身が大人になり過ぎてしまい、
「これはこういうものだ!」
という思い込みや先入観をたくさん抱え込み、
それに無意識で振り回されて生きているんだなぁ・・・と
ハッとさせられました。

今回の僕の体験のように、もしあなたが日常生活の中であっても、
自分の感情が大きく影響を受けた時は、

  • どんな出来事がそう感じさせたのか?
  • 何を失うことに恐怖を感じたのか?
  • その時、どんなものがあれば絶対に買ってしまっただろうか?

そんな視点で考え、書き留めておくと、コピーを書くときに役立ちそうですね。

そして、子供たちの思い込みのない素直な好奇心を見習い、

「こうあるべきだ!」

なんて思い込みを捨てることで、発想や行動が広がり、
今まで思いつかなかったようなビジネスアイデアを
生み出すこともできるようになるんじゃないでしょうか。

とはいえ、博物館の展示品を壊してみる
なんてことは絶対しないでくださいね!

それにしても今回の一件は、
本当に心臓が止まるかと思うくらい大事件でした。

あの瞬間、隣の人が土器専用接着剤を10万円で売ってきたら、
思わず飛びついていたかもしれません。

いやぁ、ほんとに、博物館と子供たちにいい勉強をさせてもらいました。

あなたも普段行かない場所にたまには出かけてみると、
想像を絶して悶絶し、恐怖に打ちひしがれ、
のた打ち回り、その後の人生を変えてしまうような
驚愕の奇跡体験ができるかもしれませんよ!

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そんな感情に影響をあたえるサプライズを、
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