2019/02/04

こんな会社をクライアントにしたい

先日ある建設会社の社長の話を
聞く機会がありました。

今から10数年前。
その会社は赤字が何期も続くような
大変な経営状態。

社長は資金繰りで頭の中は一杯
意地と根性で日々を乗り越えるような
壮絶な毎日を過ごされていました。

しかし今では、毎年安定して黒字経営を続け
業績を毎年のように伸ばす会社に大変身

業績が上がれば人手も必要になります。

世の中人手不足が問題視されていて
中でも、建設業界は特に深刻な状況と
言われていますが
毎年、新しく人を採用できているそうです。

さらに、ここ10年ほどは、
離職者もたったの1名だけ
理由は、家族の事情でやむを得なくです。

建設業界と聞くと、離職率も高いのかな?と
思っていた僕としては驚きでした。

なぜ、赤字の状態から、社員が定着し
毎年業績を伸ばし続けることができたのか。

それは、

他社が真似できないような
大ヒット商品を開発した

とか

ホームページを改善して
集客に成功した

とか
そういった商品や集客のテクニックの改善では
ありません
でした。

いくつかポイントがありましたが
その中の一部をシェアしたいと思います。

もし、セールスライターとして
クライアント獲得をするのであれば
赤字で広告費を出すのもシンドイような会社より

業績を伸ばしていて
広告費もしっかりかけられるような会社

が良いですよね。

どういった会社が業績を伸ばしていくのか
1つの指標として使えると思います。

ヒット商品、集客テクニックに頼らない業績の伸ばし方

この会社では、誰が売上をどのくらいあげたのか
月末に数字を出していたそうです。

その数字を追いかけていくと、
社員一人ひとりの売上と粗利が
あがっていっていたそうです。

一人あたりの上昇率は小さかったとしても
結果、全体的に売上が
大きく上がっていたとのこと

その結果をみて、会社の業績アップは
社員一人ひとりの成長
だとおっしゃっていました。

どうやって社員の成長を促したのか

社員に成果を出してもらうために

一般的な企業であれば、
目標(ノルマ)を決めて
それに向かって仕事に取り組ませる
目標を達成できたかどうかを評価する
という感じですよね。

でも、この社長は
目標を達成したかの結果ではなく、
仕事への取り組み方を認める
ことを大事にしているそうです。

現場では社員が納期に合わせて
スケジュールや手順を組みます。

現場でいくら真面目に頑張ったとしても
納期に間に合わないようなトラブルが起きたり
作業に不備があってクレームが発生したり
することがあります。

そんな時社長は、

たとえ、失敗したとしても
失敗したくて失敗するやつはいない

誰もが、自分がうまくいくと思った
100%の力で取り組んでいる

そういった思いをもって
社員に接しているそうです。

結果、社員が失敗を恐れることなく
主体的に考えて行動するようになり
成長していくそんな風土が
できあがっていったわけです。

行動できる環境が伸びていく会社

マーケティングを学ばれているあなたであれば
新しいことをテストして、改善していくことの
大切さは知っていると思います。

でも、いざ新しいことをやろうと思うと
失敗するんじゃないか、
うまくいかなかったらどうしよう

なんて不安がつきまといますよね。

他にも
失敗して上司に怒られたらどうしよう
評価が下がって給料ダウンするかもしれない

と、今後の社内での立ち回りなどを考えると
挑戦する気も落ちてしまいます。

そんな社員の挑戦意欲がないような会社は
他社に追い抜かされ業績は
悪化していくでしょう。

もし、あなたが
業績を伸ばしていき広告費に
お金をかけれるような
クライアント候補を探すのであれば

社員の挑戦を後押しし成長を促しているような
会社を選ぶことをオススメします。

そんな会社の社長は尊敬できますし、
一緒に仕事をするのも
楽しい
と思いますよ!

PS
失敗が許され挑戦できる環境で、むしろガンガン働いてみたいですか?
セールスライターとしてそんな環境で働いている人の記事がこちら