この仕事、あなたならどうする?

From:小野裕史

私は9月いっぱいで会社を退職しました。

そして10月現在、
ほぼ毎日クライアント先へ出向をしています。

その中でライティングやマーケティングに関わる部分は、
クライアントから色々と任せて頂きながら
日々、チームで試行錯誤しています。

最近はそんな毎日を送っているのですが、
ふと、ある疑問が頭の中で浮かびした。

それは
「どこまでが自分の仕事なのか?」
ということ。

先にお伝えしておきますが、
この疑問は決してネガティブなものではありません。

また、実際に色々なことにチームで
携わらせて頂いているからこそ
このような疑問が浮かんだのかもしれません。

この疑問はクライアントとミーティングを
していたことがキッカケでした。

どこまでが自分の仕事なのか?

この問い掛けに、あなたなら何と答えますか?

セールスレターを書くこと
メルマガやブログを書くこと
コンテンツを作ること

などなど、セールスライターなので
売るため・集客するための文章を作ることでしょうか?

それはもちろんそうなのですが、、、。

セールス“ライター”だからと
文章だけで何とかしようとしても限界がありますよね。

そうならないためにも動画やイラスト、図解なども入れて
相手(読み手)が考えなくても分かるようにする
必要性を最近は特に強く感じています。

でも、必要性が分かっていても
自分が出来るかどうかは別問題
ですよね。

私の例で言えば、
クライアントのHPが分かり易くなるように

「動画で機能を紹介してみましょう」

と話をした時のこと。
動画担当である森に、それとなく

私:サービスの紹介動画を作りたいです。
  現在の動画チームの稼働状況はどうですか?

森:いま受けるとしたら、1ヶ月以上先になるかもです。

私:めっちゃ忙しいってことですね?

森:めっちゃ忙しいってことです。

私:分かりました。また相談します・・・。

※会話の内容は曖昧な記憶により再現されています

このようなやり取りから、勉強と経験のためにと
自分でやってみることにしました。

結果として、この動画はめちゃくちゃ時間がかかり、
丸1日使っても作業が終わりませんでした、、、。

クライアント先にそのことを伝えると、
他にも優先すべきことはいくつもあったので、
動画作成の優先順位を一旦は下げることになりました。
※この時は、他にも優先順位を下げる理由がありました

この経験から感じたのは、
どこまで自分が作業する範囲なのかを
判断する必要があると感じました。

というのも、起業しても副業でも
時間は有限ということに変わらないですよね。

私の場合は、
出来ないことでもまずはやってみよう
そのように意識しています。

しかしその結果、
時間がかかったうえで中途半端になってしまい、
クライアントの時間をムダにしてしまう。

軽く返事をしたものの、
自分の思うように作業が全く進まずに、
相手にも迷惑をかけてしまう。

その傾向が強いことも自覚してきました。

だから、もしあなたが
自分の未経験の分野で相談されたとしたら
どこまで自分でやるのかは超重要です。

その返答は自分にもクライアントにも
影響や結果を及ぼすものになるためです。

未経験の仕事、あなたならどうする?

実際にこの時の考え方っていくつかありますよね。

1つは自分の成長と思って、
全く知らないことでも挑戦すること。

今回は時間がかかっても、自分が経験することで
次回以降の役に立ちますし、他のクライアントにも
提案が出来るようになります。

または、自分がやらなくても
指示が
出せるようになるかもしれません。

自分がマスターまでしなくても、
やった経験があるからこそ、指示の精度も変わってきます。

もう1つは
出来ないことは引き受けても自分ではやらない

ということだと思います。
引き受けても自分ではやらないというのは、
外注先を持つ、別の人にお願いする。

そんな選択肢を持っている状態です。

または選択肢を持っていなくても、
今はインターネットで調べれば、
すぐに業者は出てきます。

そういった部分も踏まえて、
選定も含めたトータルに引き受けることも出来ます。

ただ初めての業者とやり取りをする場合は
仕上がったみたら、自分の想像・イメージと違うなど、
伝えた内容と相手側にズレがないか注意が必要です。

最後に
そもそも出来ないことは引き受けない

限られた時間の中で、
一人で請け負うことの多いセールスライターは、
この選択肢も必要かもしれません。

実際に自分の知らない分野や未経験の分野は
時間が普段の倍以上かかるもの。

通常はいくつものクライアントを受け持ちながら、
時間をやりくりしていると思います。

でも、自分にスキルがないからと
断るのはもったいないですよね。

そんな時はこちらの話を
参考にしてみてはいかがでしょうか。

スキルなし、実績なしでもセールスライター として独立できた話