@富山県のカレー屋より
こんにちは
地方在住型セールスライターの深井です。
地方に住んでいて、月に2回は上京しているとよく言われるのが「大変ですね」という言葉。
ですが、北陸新幹線の開通後、東京⇄富山間はなんとたったの2時間程度!
かつては倍の4時間はかかっている上に、雪が降れば運休というリスクを抱えていましたが、北陸新幹線にその心配は皆無。
大阪⇄富山間の特急サンダーバードが突風、降雪でバンバン運休する中、時間と距離の問題を大げさでなく驚異的に解消してくれました。
インターネットの進化により世界がリアルタイムに繋がったところまでは当然行きませんが、交通機関の発展により、地方を拠点にしながらもその距離と時間の問題を感じなくなって来ています。
今回は3月4日(日)にそんな身近になった東京へ、とある企画の参加者募集プロモーションの為に、インタビュー撮影をしに行ってきた時の模様を、私、地方在住型セールスライター深井の「実録!シリーズ」第2弾としてお届け致します。
早朝 起床→出発
まだ日も登らない午前4半。子どもの寝顔を羨ましく思いながらベッドを抜け出し5時半には自宅を車で出発。
始発6時19分発 新幹線かがやきにて東京へ。
もう1本後の新幹線でも間に合ったのですが、油断は禁物。
どこで不測の事態が起こるかわかりません。
万が一東京に着いてから予定していた路線で人身事故等があっても、別の路線や交通機関で必ず余裕を持ってたどり着いてスタンバイできるように、いつも始発で向かいます。
※ダンケネディーもいつも第2案を持つこと、プランBを持つことの大切さを言っていますね。
撮影開始2時間前(午前10時)
今回のインタビュー撮影現場であるANAインターコンチネンタルホテルへ到着。
まずは自分自身をその日の現場にチューニングしていくような時間だと私は考えています。
この日はなんと、12時から6名の20代の方に個別のインタビューをした後に、6名全員によるトークセッションも収録というなかなかのスケジュール。
ですが、こちらの詰まったスケジュールなどインタビューを受ける方(インタビュイー)には全く関係ありません。
私も初めて彼らと会うことに緊張していますが、撮影される彼らはもっと緊張しているはずです。
そして私が緊張して迎えれば、もっと緊張させてしまうことに。
だから、まずは自分自身を場の空間にゆっくりとなじませ、昨日から宿泊していたかのようなリラックスしたマインドセットを自分にしていきました。
撮影開始1時間前(午前11時)
楠瀬さん、そしてこの日の撮影担当をしてくれるパートナーの森さんと合流。
撮影を行うホテルの1室にて、魅力的なインタビューシーンのための室内レイアウトセッティング、撮られているいることを感じさせない機材セッティングを行っていきました。
インタビュイーの目線や、インンタビュアー(私)との距離感も意識しながら、場を整えて行きました。
今回撮影の役割分担は
- 撮影ディレクション、インタビュアー → 私
- 撮影 → 森さん
という布陣だったため、私は主にインタビュアーとして彼らと「話す」ことだけに集中して余裕のある気持ちで臨むことができました。
これが、撮影機材のセッティングをし、操作し、6人に対して続けてインタビュアーもやるとなったら目の前の彼らの感情に寄り添う余裕などなかったことと思います。
場合によっては今後独りで対応する機会も出てくるかと思いますが、何よりも、この感情に寄り添うための準備を怠ってはならないことの大切さを再認識しました。
個別インタビュー撮影開始(午後12時)
いよいよ、個別のインタビュー開始です。
部屋にお通ししてまずはご挨拶。
あらかじめ頂いていた情報を元にコミュニケーションを交わしながら、流れを切って突然説明になるような硬い展開にならないように自然にインタビューの流れ説明へ。
どんな風にサイトに掲載されるのか、どんな動画に仕上がるのか、具体的にイメージしてもらえるようにイメージサイトや実際のインタビュー動画をみてもらいました。
イメージができると皆さん緊張が解け、とっても柔らかい表情になってくるので、そのままの流れで撮影開始。
実はその前段階から撮影は開始していているので、実際にはずっと会話していたら自然に撮影が終わっていた。という作らせず、意識させない仕掛けを森さんと仕込んでいました。
この日のインタビューの目的は、毎年開催されているある企画への参加を迷っている学生さん達に対し、OB、OGの方達から生の体験談を話してもらって、よし!自分も迷ってないで参加申し込みをしてみよう!という一歩を踏み出すきっかけとなるインタビューを撮影すること。
主なインタビュー事項はこちら
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共感→解放・救い→CTA という導線を引きました。
このように基本のインタビュー構成を用意してやりましたが、OB、OGにリラックスして活き活きとした生の声を届けてもらうために形式的なインタビューにならないよう、自然な流れで引き出せるように時には、別の質問を挟んでみたり、深堀の質問をしてみたりして、より想いが溢れ出て来てくれるようにインタビュアーとして意識しました。
また、インタビュー内容等を手に持たない、見ない、メモを取らない。で、本当に自然に話を交わしていくことにトライしました。
結果、最初は「私、実はそんなによく考えないで当時参加したんで、あんまり話すことないですよ〜笑」なんておちゃらけながらも本気で言っていた子が、インタビューしていく内に、とっても熱い想いを話してくれたのはとても印象的でした。
1人50分の枠をとって、びっちりやって17時個別インタビュー完了のスケジュールを組んでいましたが、
皆さんとっても気さくで、打ち解けるのも早かったためスムーズに撮影ができ、合間合間にリセットタイムを取ることもできました。
トークセッション開始(17時)
個別のインタビュー終了後は撮影場所のセッティングをトークセッション用にチェンジしトークセッションを開始。
この時は、最初に今一度今回のインタビューの意図をお伝えし後は本当にフリーにOB、OGとしての過去に参加された時の思い出話や、その経験を通しての想いを交わして頂きました。
今回、本当にフリーで話し出してもらうスタイルをテストしてみての気づきは、あらかじめ流れが停滞した場合や、よりトークセッションの効果がみてくれる人に届くように、トリガーとなる質問事項を複数パターン準備しておくことが大切。ということでした。
無理に流れを作ることはいけませんが、自然な想いを引き出すためのシナリオ設定はこのトークセッションでも、セールスライターとしてスキルを十二分に活かせるということを再認識致しました。
トークセッションでもとてもリアリティー溢れるOG、OBの想いが時間と共に徐々に出て来てとてもいいトークセッションを撮影させて頂くことができました。
撮影終了〜帰路
撮影終了後はインタビューにご参加頂いた6名の方達と夕食をご一緒させて頂いた後、終電にて富山へ。
帰路の新幹線の中では、当日の撮影で出たインタビュー掲載サイト用のアイディアを忘れないうちに書き出し。
自宅到着は、23時45分でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の実録シリーズ第2弾でも、本当のところの流れをありのままにお届けしてみました。
これからインタビューに臨まれる方のお役に少しでも立てば幸いです。
そして、今回のインタビュー撮影を構成する際に根底にあったのは、全てセールスライティングでした。
森さんと撮影機材のアングルやセッティング全般、全体構成を打ち合わせる時に自然と共通言語、共通思考であったのはセールスライティングだったんです。
- セールスライティングの思考を用いて、コミュニケーションを取り、
- セールスライティングスキルを用いて、全体構成を組み立て、
- セールスライティングのマインドでインタビューをし、
- セールスライティングスキルを用いて、編集をし、
- セールスライティングを用いて、レスポンスを生み出すコンテンツ化をする
コピーを書くという場面以外でも、セールスライティングは本当にパワフルに活躍してくれることを、今回の撮影を通じ森さんと共に実感しました。
「セールスライティングスキルは、全ての道への扉を開ける魔法の鍵」
改めてこのセールスライティングスキルをもっともっと深く追求し、高め続けることを決意した1日でもありました。
PS
自分ももっとセールスライティングを追求し高め続けていきたいけれど、何から行動していいのかよくわからない、、、という方はこちらのコミュニティーがお役にたつかもしれません。
PPS
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おととい配信された、インタビューチームリーダー小野さんの記事を見逃した、、という方はこちらをどうぞ