2019/07/22

長男が脅迫罪を犯す

こんにちは、森田です。

とあるの日の朝。

目が覚めて寝室のドアを寝ぼけながら
開けると、リビングの奥から
僕よりも早めに起きていた長男(3歳)が
小走りに走って寄ってきました。

機嫌が良いのか
ニコニコしながら近寄ってくる
息子。

そんな顔に朝から癒やされながら

「おはよう」

と声をかけました。

「お父さん、おはよう!」

いつも通り元気な声で
挨拶が帰ってくると
思っていました。

でも、この日の朝は違いました。

その言葉を聞いて
僕は、まず自分の耳を疑い
(えっ?なんて言ったの?)
となり

さらに、胸のあたりが
ザワザワ。

その言葉が再度頭の中で
自動リピートされると
さらにキューっと締め付けられる
ような感じがしました。

その言葉とは、

「殺すよ」

そう、朝一僕は
息子に「おはよう」と声をかけると
「殺すよ」と言われたのです。

「え?」

と聞き返すと、次はよりはっきりと

「お父さん、殺すよ!」

と言ってきたのです。しかも、ニコニコと!

長男は今年の春から
幼稚園に通うようになりました。

幼稚園から帰ってくると、
仮面ライダーの名前を叫んでその場で回ったり
急にお笑い芸人のギャグなどをやったりと
楽しそうにしていました。

うちで、仮面ライダーやお笑い芸人の出る
テレビはほとんど見ていないので
幼稚園の友達がやっているのを見て
覚えてきたのだと思います。

なので、「殺す」という言葉も
誰かが幼稚園で言っていたのを
覚えているのだと思います。

(一瞬、まさか妻が僕のいないところで
息子に言っているのか!?
なんて考えましたが、きっとありません笑)

仮面ライダーなどのセリフや動きは
真似はするものの
テレビで本物は見ていないので
言葉や動きの意味はわかっていないと
思います。

なので、「殺す」と言っても
それが何を意味をしているか
わかっていません。

だから、長男に「殺すよ」と言われても
全然僕は殺される危機感を感じる
必要はありませんし、
そもそも、3歳に殺せるわけもありません。

でも、この「殺す」という言葉
聞くだけで勝手に身体が
反応してしまった
のです。

論理的には感じる必要はなかったのですが
言葉が入ってくることで
感情が動かされている
のを
ビシバシと感じました。

「殺すよ」

何度も書いていると気分が悪くなる言葉
読みながらも、何か嫌な気持ちになりませんか。

強い言葉、パワーワードを使う

メルマガやブログ、レターなどでテキストで伝えるときも
動画で声で伝える時にも「言葉」を使います。

同じ状況を伝える言葉であっても
様々な言い換えができます。

私達は相手の感情に影響を与えて
行動を促しますよね。

であれば、感情により強く影響を与える
言葉や単語を選んで使う
ことで
影響力を高めてより多くの方の行動を
促すことができるようになります。

強い言葉を使えるようになるためには
息子が幼稚園でたくさん新しい言葉に
触れて覚えたように
強い言葉を使っているものを読む
のが
良いと思います。

なので、週刊誌や雑誌がオススメです。
熾烈な戦いを乗り越えてきた編集者の経験で磨かれた
強い言葉、単語がたくさん使われています。

例えば、
「崩壊」「搾取」「怯える」「負け組」「衝撃」
「巧妙」「莫大」「欺く」「暴露」
「克服」「達成」「処世術」「逆転」
「絶妙」「最愛」「先行者利益」

などなど。

ついつい気になってしまった見出しには
きっとこんな言葉が使われているはずです。

気になった見出しを読んだら、先が気になって
ささっと本文をすぐに読みたくなってしまいますが

読み始める前に、
(なぜ、自分は気になったんだろうか?)
そんな風に立ち止まってみていただければ
あなたの単語帳に新しい1語が追加される
と思います。

自分が何かに惹きつけられた時
少しだけ立ち止まってみてくださいね。

P.S.
影響力のある言葉を得るにはこんな方法もあります。
一石二鳥の超簡単な方法ですよ

だからビジネス書ばかり読んでちゃダメなんだってば!