2018/12/03

セールスライターにはこんな愉しみも

こんにちは、
最近、部屋にある観葉植物が元気を失ってきて
何か不吉なことが起きるのではとビクビクしている森田です。

これを読まれているあなたは、セールスライティングを自分のビジネスで使うというよりも

スキルをつけて、クライアントのビジネスをサポートしたい、一緒に拡大していきたいといった思いで活動されているのではないでしょうか。

だったら僕と同じですね。

セールスライティングは、売る技術なのでどんなビジネスにも応用することができます。

なので、クライアントの業種業界に制限はないといっても言い過ぎではないでしょう。

それこそ、鉛筆一本の販売から大統領演説まで何にでも応用が利きます。

それも、このスキルの大きな魅力ですよね。

ただ、クライアントの業種業界が毎回違えば、リサーチを一からしなくてはなりません。

これは、大変っちゃ大変ですが、見方を変えれば、仕事でいろんなビジネスの裏側が見れるチャンスとも言えると思います。

これって結構すごいことだと思いませんか。一つの会社に勤めていれば、そこの会社のことしか見えません。

でも、セールスライターなら多くの業界のいち消費者ではわからない裏側までもを知ることができます。言い換えれば、社会の裏側を覗き見できちゃうわけです。

先日もあるハウスメーカーのクライアントから「今度、他店のモデルハウスの展示を見にいくから一緒に行きませんか?」
とお誘いの電話がありましたので、
これは商品リサーチをするチャンス!と思って行ってきましたよ。

移動の電車の中ではクライアントリサーチ

今回は3カ所の系列店のモデルハウスを見学する予定となりました。

1時間ほど電車で見学するモデルハウスの最寄り駅に向かいそこから車で移動します。

朝9:30にクライアントと駅に集合して、いざ出発です。

行きの電車の車内では、普段、なかなか打ち合わせでは聞けないような話

例えば、これからどんなことに力をいれていきたいか、社内の人間関係、お客様とのやりとりでの失敗談など1時間たっぷり聞くことができました。

普段の打ち合わせでは、施策などの話が中心になりがちですが、こういった普段聞けない話ができるのは、移動時間だからこその貴重な時間です。

クライアントがどうしていきたいのかこの点を把握しておくのは私たちが一緒に仕事をしていく上でとっても重要なポイントですよね。

あと、お客様とのやりとりは一体何がネックになって購入に至らなかったのか現場の声として参考になる話でした。

そんな話をしていたらあっという間に目的地の駅に到着です。
ここからは車で系列店のモデルハウスを見に行きます。

最も気づきの多かった1件目

ここは、現在クライアントのモデルハウスと同じデザインのモデルです。

中は詳しく見せられませんが、入ってみると自分が住んだ時をイメージできるような生活感がありました。

本物の子供服がかけれられていたり、パウダールームには使いかけのハンドクリームが置いてあったり、棚には旦那さんのネクタイやスーツがかけられていたりと演出がとても上手でした。住んだ時にどんな生活が得られるのか、ピクチャーされている感じです。

クライアントもこういう風に展示すると、お客さんも足をとめてもらう場面がたくさんあっていいよね、と新しい気づきがあったようです。

見学を終え。次のモデルハウスに移動です。

高級路線の2件目

こちらは、来春にクライアントが新しく建てるイメージに近いデザインのモデルハウスでした。高級路線を意識している場合、住みやすさ、子育てのしやすさをイメージするというよりも、憧れの住まいを訴求しているようでした。1件目のように、POPや展示物は少なくすることで、高級感溢れる雰囲気になっていました。

自分たちが何を訴求したいかによって展示方法は全く変わるなあぁという印象です。

お昼を食べにラーメン屋に。これも仕事です

2件目の見学が終わったところでお昼の時間となりました。お昼は、地元の営業の方が教えてくれた美味しいラーメン屋さんです。

現在、クライアントの毎月発行のニュースレターのコンテンツの一つに近所の美味しいラーメン屋巡りの記事をのせています。今回は、番外編ということで、少し離れた地域のラーメン記事をのせようと行くことに。

ちなみに取材にかかるラーメン代は、クライアントの好意でいつも負担してもらっています。(報酬をもらいながらお昼を食べられるのもセールスライターのちょっとした特権かもしれません笑

売れてる間取りをリサーチできる3件目

美味しいラーメンを食べた後は、本日最後のモデルハウス見学です。こちらは、人気の間取りプランを採用しているモデルハウスとのこと。玄関から入って、1階全体を見渡すと、部屋と部屋の仕切りがほとんどなく、とても広く感じました。

土地が小さくても開放的で贅沢な空間が過ごせる間取りです。これは人気だわっ!とクライアントと、肌感覚で人気になる理由を感じることができました。

3件目を見学し終わった頃には16時頃になっていて、あっという間に終了です。

帰りの道中、今日見学したモデルハウスは、POPの書き方や展示するコンテンツの内容など真似できるところがたくさん発見できたと満足できる視察となりました。

見学するお客さんの目線で体験したからこその気づきですね。実際にお客さんになってみるというのは、良いリサーチ法の一つです。

まとめ

今回の視察を終えて振り返ってみると、いろんなモデルハウスを体験できて展示方法についてヒントを得られたことは大きな収穫です。

そして、クライアントと体験を共有して、どうしたらもっとお客さんに魅力的に魅せられるかなど今後どうするか話し合えたこと。移動中にはプライベートな話を通じてお互いの理解が深まったことも収穫かなぁと思います。

こんな風に新しい知識や体験をする機会を得られ、クライアントとビジネスの話だけではなくプライベートなことも話ながら仕事ができるのは、僕がセールスライターをやっていて感じる愉しみの一つです。

もし、あなたが好奇心が旺盛で、新しいことを調べたり体験したりすることが好きであれば、セールスライターはとても向いていると思いますよ。

PS、リサーチを楽しみすぎて、病を発症したセールスライターもいるようです。
その人の記事はこちら