愛してると言えますか?

From:宮川徳生

一部の方は
よくご存知だろうが…

僕は”プロレスマニア”である。

その歴は筋金入りで
35年ほどのキャリアだ。

(きっかけはもちろんキン肉マン)

35年間ずーーーーーっと
その時代時代を彩る
プロレスラーたちを見つめてきた。

アントニオ猪木の言葉は
人生の指針にもなってたり
三沢の死に涙したり…

もう一度人生をやり直せるなら
間違いなくプロレスラーを目指すだろうなと。

そのくらい
プロレスLOVEでもある。

実際、小学生の頃は
本気でプロレスラーになりたくて
学校の体育館にあるあふかふかのマットで
ムーンサルトプレスを練習してたのはいい思い出だ。

そんな中
僕は1人のプロレスラーを
かれこれ20年以上応援し続けている。

そのプロレスラーの名は
「100年に1人の逸材」と呼ばれる
新日本プロレスの棚橋弘至選手だ。

遡ること2000年前後のこと。

今のプロレスしか知らない人だと
想像つかないかもしれないが
当時はプロレス冬の時代とも呼ばれる
人気が全くない時代だった。

K-1やPRIDEなどの
格闘技団体が脚光を浴びる中
「プロレスラーは本当に最強なのか?」
みたいな風潮があり

プロレスラーが
総合格闘技のリングに上がり
ボコボコにやられる姿が全国に晒されることになり
プロレス神話が崩れていったのだ。

その流れから
プロレス業界全体が過去最大の低迷期の突入する。

その後、新日本の親会社が
ブシロードに変わったことで
プロレスは人気を次第に取り戻していくのだが…

当時は、ドームに5万人を集める集客力があった
あの新日本プロレスが

後楽園にたったの400人しか集められないという
まさに地獄のような時代だったのだ。

そんな中
プロレス界にもう一度活気を取り戻すために
頑張っていたのが棚橋選手だ。

棚橋選手は誰よりもプロレスを愛し
プロレス人気を取り戻すため

ブログを1人で毎日書き続け
応援してくれる数少ないファンの顔と名前を覚え
会場で会ったら「名前で」呼ぶようにする。

棚橋選手のプロレスの試合自体に
僕はそこまで興味がなかったんですが
そういう取り組みを知ったことで
僕の中で棚橋選手の見方が全く変わったのだ。

ファンサービスをするって言っても
顔と名前を覚えて会場で名前で呼ぶって
これって並大抵のことではない。

僕も昔バンドをやっていて
単独ライブで最高300人にきてもらったことがありますが
まぁ、覚えられないw

みんな同じようなバンギャの格好をして
同じようなメイクをして
客席でヘドバンしてるわけですから
名前までは流石に覚えられない。

でも、棚橋選手は
それをやっていたわけだ。

シンプルに凄いなと思ったと同時に

「あ、この人
 本当にプロレスが好きなんだな」

そして…

「あ、この人は本当に
 プロレスの良さを伝えたいって
 心の底から思ってるんだな」

そう感じたのだ。

だから、それ以来
彼のその姿勢に心を打たれ
彼をずっっっっっと応援している。

さて、僕のプロレス愛
そして棚橋愛はこの辺にして
この話すを通じて今日あなたに伝えたいことは

あなたは
あなたの商品を愛しているか?

ということだ。

少し精神論の話になるが
商品に恋している人の口調と
そうでない人の口調には
目には見えない違いが確実に存在する。

商品を愛してる人の口調は
とてもエキサイティングになる。

そういう人から商品の説明を受けると
こちらもテンションが上がる。

でも、そうでない人の口調は
エキサイティングさがない。

だから、そういう人から
説明を受けても興奮することはない。

なぜなら、話してる人が
興奮してないからだ。

つまり、商品を愛してる人ってのは
そのよさを本当に伝えたいという感情が抑えきれずに溢れ出すので
聞いてるこっちもなんだかよくわからないが
ワクワクしてきてしまうのだ。

例えば、あなたがふいに
ラーメン屋に立ち寄ったとする。

そこのラーメンが
死ぬほどうまかったと。

こんなうまいラーメン
食ったことがない!

そのくらい
感動したとしよう。

もし、そのくらい感動したとしたら
おそらく家に帰ってから奥さんや旦那さんに

「今日、昼くったラーメンが
 めちゃくちゃ美味くてさ
 日曜日一緒に行こうよ!」

みたいに、興奮して
話すんじゃないかな。

この良さをどうにかしたくて伝えたくて
興奮して話すんじゃないかな。

そうしたら
相手は「なんだかよくわいけど
めちゃくちゃうまいラーメンだってことはよくわかったよ」と。

で、そこまで言うなら一度
食ってみるかと。

そうなる可能性は非常に高い。

もし、僕とあなたが飲みにいって
プロレスの話になったとしたら

僕はあなたにプロレスの良さを伝えたくて
そしてプロレスを見て欲しくて
2時間でも3時間でもその良さを伝えるために
マシンガンのように話し続ける自信がある。

時には、伝説の試合をYouTubeで見せて
「これ見てみろ!」「凄いだろ!」と
なんとかして伝えようと必死になるだろう。

で、なぜ、そこまで
良さを伝えるのにエキサイティングになれるのか?

それは、それを愛しているからだ。

そしてこれは
ビジネスでも一緒なのだ。

あなたがあなたの商品を
どれだけ愛しているか?

その愛の深さは
そのまま相手に伝わる度合いを決めることになる。

これは、経験豊富なマーケターなら
誰しもが納得することだと思うが…

商品をもっと売りたいなら
ロジックやパッケージ
コピーやデザイン
戦略や戦術ばかりに
気を取られてはダメだ。

もっと大事なのは
伝える側の熱量。

そして、その熱量を生みだす源は
その商品をあなたがどれだけ愛しているかで決まることを
忘れないでほしい。

あなたがもしもっと自分の商品を
愛すことができたとしたら…

そして、もし今一愛せないなら
愛せる商品にする努力をしよう。

そうしたら
あなたの伝える熱量はもっと高まり
その熱量はそのまま顧客に伝播する。

結果、何が起こるか?

もうその答えを言う必要はないよね。

どうすれば
もっと商品を愛することができるのか?

戦略や戦術
コピーでロジック以上に
この質問は大事な質問だよ。