莫大な報酬を得たセールスライターの末路

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

From:桜井啓太
恵比寿のオフィスより

先日「宝くじで1億円当たった人の末路」(日経BP社)という本を読みました。

この本は宝くじに限らず、色々な人の末路が描かれています。その中で一番面白かったのは、やっぱり書名の「宝くじ」についての部分です。

なぜかというと、僕たちセールスライターは「大金を稼ぎたい」「そして働かない生活をしたい」と思ってこの業界に入り込んだ人が多いと思ったからです。

それでは、セールスライティングで莫大な報酬を得られたとしたら本当に幸せなのでしょうか?この本から得られた事実を元に、セールスライターとして考えてみたいと思います。

そんなにお金は必要なのか?

3000円のお寿司というと、僕らにとってはかなりの贅沢のように思えますよね。少なくともそうそう頻繁に食べられるものではありません。先日、金沢に行ったとき思い切って3000円の海鮮丼を食べました。感動するほど美味しかったですが、毎日は無理です…。

うちのオフィスの裏に、15000円の寿司屋があります。やばいですよね。超有名店みたいです。

それでは、15000円のお寿司は3000円寿司の「5倍」の満足度が得られるのでしょうか?

経済学に、「限界効用逓減の法則」というものがあります。簡単にいうと1杯目のビールはめちゃくちゃ美味しいが、2杯目、3杯目と飲んでいくとごとに満足度は下がるという法則のことです。

お寿司のケースにはめて考えると、「金額は5倍になったが、満足度は5倍ではない」と言うことができます。確かに、3000円で感動しているのに、その5倍となったら失神するくらいじゃないと割に合わなそうです。

このように、お金はかければかけるだけ幸せになれるわけではありません。麻薬と同じで、どんどん慣れてしまうのです。感覚が麻痺し、さらなる満足を求めて、どんどんお金をつぎ込んでしまい…。

そんな生活の末路は、こうです。

金持ちのほうが破産しやすい

この本によると、米プロバスケットボールNBAの元選手は、引退後5年で60%が破産してしまうそうです。ちなみに日本の自己破産件数は2016年が7万件。人口の0.05%に過ぎません。

NBA選手の平均年収は7億円だそうです。平均選手寿命は4年くらいだそうですが、それでも標準で30億円ほど稼げることになります。

こんなに稼いでいるのに、なぜ破産!?と思うかもしれません。

それだけ、「急な富裕化」は危険だということです。一度上がってしまった生活水準は、なかなか戻らないと容易に想像することができます。

出費の検討が雑になる

僕たちのオフィスの近くにある「鳥政」という肉屋さんは、弁当販売もやっています。そのほとんどが税込500円。お昼になると並んでいることもあるくらい、人気のお店です。

一方、オフィスの裏にある別のお店では、ランチが1500円します。確かに美味しいし、優雅に食事ができるのですが…。はたしてあなたは、そんなに気軽に1500円を出せるでしょうか?

価格差は1000円ですが、「ランチに3倍出すか」と考えたら、かなり考えてしまいます。

一方、2000万円の家を買うとしましょう。そのとき100万円で、お風呂やトイレをグレードアップできるとしたらどうでしょうか?「まあいいか」と思ってしまいやすそうな気がしますね。少なくとも2000万に対する100万円なんて、消費税以下なわけです。

でも、価格差は1000倍です。だからといって1000倍慎重に検討するわけではありません。このように、使う金額が増えれば増えるほど、人はその金額見合った考慮をしなくなります。

だとしたら、お金がたくさんあったとしても簡単に消えてなくなってしまいそうな気がします。

本書によれば、オススメは3つ。

  • 今の生活を変えないこと
  • 仕事を辞めないこと
  • 人との付き合い方も変えないこと

だそうです。

え、生活を変えないのはよいとして、仕事も辞めちゃダメ?と思うかもしれません。それは…

働かなくていいというのは、本当に幸せか?

この本に書いてあったことで一番重要だと思うこと。

フランスの哲学者ヴォルテールによると、「労働は我々を3つの大きな悪から逃れしめる」のだそうです。

「3つの大きな悪」とは、悪徳、欲求、退屈だそうです。

悪徳は、なんとなくわかります。一生懸命真面目に働くことで、僕たちは社会の一員になったと感じることができます。その気持ちが社会に対して貢献したい、迷惑をかけたくないという気持ちを育ててくれます。欲求も、我慢強さが身についたり、無駄遣いする時間がなくなると考えたらそうでしょう。

最も意味があるのは、最後の「退屈」です。僕たちは、働くことで暇つぶしができているということです。たとえ仕事を辞めたとしても、必ず他に何かやることが出てくるはずです。働いているときは、それが仕事だというだけの話です。

いざ一生かけても手にはいらないようなお金を手にし、悠々自適の生活を過ごそうと思っても、待っているのは退屈です。不労所得という意味でもそれは同じです。

僕たちが仕事に打ち込むのは、それ自体が人生だからです。現在ウェブマーケティングの最前線にいさせてもらって、毎日エキサイティングだと自分で思っている僕からすると…

  • 仕事を早く辞めたい
  • 今の仕事は自分には向いていない
  • こんな仕事つまらない

と考えている人がいたら、心底かわいそうだと思います。退屈を埋めてくれるはずの労働において、それが叶えられていないからです。選んだ仕事が悪かったか、はたまたその人のマインドが間違っているのか…

セールスライティングは、まさに人生の退屈を吹き飛ばしてくれる仕事です。この社会に埋もれている価値を掘り起こし、必要な方に届け、幸せになってもらう。そんなことが実現できる仕事です。

「3億円やるから、これ持ってお前は静かにしてなw」なんて言われて、心の底から嬉しいことなんてありますか?大金をいただいて仕事をしないというのは、僕からしてみたらそういう人生と変わりがありません。

だから、せっかくセールスライティングの世界を知ったあなたに今一度問いたい。

あなたがセールスライターとして成功したら、宝くじで1億円当たった人と同じ末路を歩みますか?

PS
もしあなたが単なる大金ではない何かをセールスライターに求めるのなら、この動画を見てください。登録は今日までです。

動画はこちら

コメントを残す