【実録】「クライアントの右腕になれたな」と確信した瞬間

もし、あなたが
「セールスライターになる以上、高額の安定した収入を得たい…」
と考えているなら、この記事はあなたのためのものです。

そのために最も効果的な近道は
「素晴らしい社長・経営者の右腕になること」が重要である、と楠瀬さんは教えてくれています。

ただ実際、「右腕になる」ってどういうことなの?と疑問に思ったことはありませんか?
私は、ずっと具体的にイメージできなくて悶々としていました。
今回の記事ではそれを明確に言語化できたので、シェアしたいと思います。

宮川さんなど執筆陣はこういったポジションを獲得していらっしゃいますが、それらの事例を参考にしつつ、また別の事例として、参考になれれば嬉しいです。

「月額30万以上の継続契約」の難しさ

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正直、継続で月額30万円は重たい契約です。
年間で360万円もの報酬をいただくには、以下のような条件が最低限必要であることがわかっています。
いずれも楠瀬さんがシェアしてくださった教訓ばかりですが…

  • 前もって圧倒的な価値提供をしておくことが大前提
    → 「奪うマインド」「等価交換」の価値観だと絶対に継続しません。
  • 「成果を約束」してはもらわない
    → 「成果・結果」を約束して売ると、絶対に安定しません(超優秀なマーケッターでも勝率2割ですから…)。精神的にも追い込まれるこのような契約の取り方では絶対に継続してもらえません。
  • 「労働の対価」としてはもらわない
    → 継続の10万円までは「労働の対価」としてもらいやすいかもしれません。しかし、継続で30万円になると「労働の対価」としてのフレームでは弱いと感じます。
  • クライアントにとって右腕になることが重要。

とここまでは、楠瀬さんが話している言葉…

そして、現場でクライアントと直に接すると、「右腕としての関係性」ができていない場合、継続で月額30万円をオファーすることすら怖い…という実体験があります。

では…ここで問題!「右腕」になれたとわかるサインは?

ここで、素朴な疑問…
いつ、どの瞬間から「右腕になれたな」とわかるのでしょうか?

悶々、モヤモヤとしつつ、それでもクライアントに圧倒的な価値提供を続けていましたが、そのタイミングは思いがけずやってきました。「右腕になる」という成果・結果にフォーカスしていないところで、「右腕」になるタイミングがやってきたのです。

【実録】私はこうして経営者の右腕になりました

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意識して、そうしたわけではありませんが、最近、楠瀬さんが言語化してくれた『セールスライターの仕事の定義』によって気づくことができました。

セールスライターの仕事は、
売上を上げることではない
目に見えない、言語化されていないシステムを言語化し、システム化すること

これを深いレベルでクライアントに提供できたとき、「あっこれで右腕になれたかも」と思える体験ができました。

わかりにくいので、具体的にお話しますね。

私のクライアントは、フィットネスクラブの経営者なのですが、その方が言語化してないだけで、人生を通して達成したいと思っている理念・ミッション・ビジョンを言語化することができました。

もっと具体的に話すと…
そのクライアントは、ただ単にダイエットや健康維持のためにフィットネスサービスを提供しているわけではありませんでした。
クライアント自身が数々の体調不良や慢性症状に悩まされてきた経験から、対症療法的なサービスではなく、「お客様自身の中に、最高の医者を育てる」という理念・ミッションを持ってサービスを提供していたのです。

「お客様自身の中に、最高の医者を育てる」
「お客様に、『医者がいらない人』になってもらう」

クライアントはこの言語化にとても共感して、「まさにそれです!」と感激してくれ、このとき「あっ右腕になれたかも…」と感じました。

実際、クライアントは理念やミッション、ビジョンを言語化できていないことで、とても四苦八苦していました。

  • 会社の理念やミッションをうまくお客様に伝えられない…
  • 一貫性を持ってバックエンドサービスが作れない…
  • 従業員との意識のギャップが埋められない…

といった問題です。

しかし、理念・ミッション・ビジョンを言語化することで、問題解決の方向性が一挙に見えました。これが「右腕になれた」と思えた瞬間でした。

寄り添うことでしか「右腕」になれない…

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注意が必要なのは…
会社の理念やミッション、ビジョンを言語化したから右腕になれる、というものではない、ということ。

クライアントさんが思い描く理想の将来像、
クライアントさんが実践してきたこれまでの取り組み、
クライアントさんが頭を抱えている大きな悩み、

これらに共感し、一緒に悩み、クライアントの立場に寄り添うからこそ、クライアントが共感し、感動してくれるナニカを言語化できるんだな、と感じます。

今になって楠瀬さんが話していた言葉の真意が理解できます。

「目の前の人に全力を尽くすことでしか、前に進めない」
「準備ができた人から勝手に引きあがっていく」

これからもこの2つの言葉を大切にしつつ、愚直に実践を繰り返していきたいと思います。
この記事が、あなたにとって「次のステップに引きあがるきっかけ」になれば、これ以上に嬉しいことはありません。

立ち止まらず…
一緒に頑張っていきましょう!

P.S. ちなみに、私はコチラの講座で教えられたビジネスモデル通りに活動・実践を積み重ねて、現在アップセルの位置まできました。このビジネスモデルを腑に落とすと、あなたのキャリアアップに大いに役立つと思いますよ → コチラ
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コメント

  1. 小林健児 より:

    >クライアントさんが思い描く理想の将来像、
    >クライアントさんが実践してきたこれまでの取り組み、
    >クライアントさんが頭を抱えている大きな悩み、

    >これらに共感し、一緒に悩み、クライアントの立場に寄り添うからこそ、クライアントが共感し、感動してくれるナニカを言語化できるんだな、と感じます。

    という部分がとても勉強になりました。
    クライアントができたら、そこを常に意識できるようにしていきます。

    1. 日高由斐 より:

      小林さん
      いつもコメントありがとうございます。
      いつも励みにさせてもらっています。
      このように、読んで感じたことをいつも言語化することはとっても価値が高いことですね!素晴らしいと思います。この経験はなにものにも代えがたい素晴らしい経験値として小林さんの中に蓄積されていくと思います。そして、これをしていない人と、小林さんとでは吸収されている物事が圧倒的に違ってくるでしょう。ぜひ、数ヶ月続けてみてください。実力が格段に上がることを経験されると思います(たぶん、自分もすぐに追い抜かれるんじゃないか、と思うくらい価値ある修練です)
      「セールスライターは、目に見えない、言語化されていないものを言語化し、システム化するのが仕事」
      自分の感じたもの、思った無形のものを言語化するというのは、最高の訓練です。
      これに「身の回りのことすべてを自分事化してとらえること」ができたら最高です。
      すべてを言語化することができる、ということになりますから。
      いつか小林さんと一緒にお仕事できたらいいですね。一緒に立ち止まらず、頑張っていきましょう!

  2. 斉藤知彦 より:

    楠瀬さんの「セールスライター最短起業モデル」の動画を観て、右腕になるという事がまだまだ、ボンヤリしていたのでとても役に立つ記事でした。

    売上を上げる事は表面的な事で、クライアントの理念、ミッション、ビジョンなんですね。

    そこを言語化し、本当の意味で貢献する事が出来れば売上は勝手に上がってくるんだろうな、とも思えました。

    「クライアントに共感し、一緒に悩み、寄り添う」、忘れないようにします。

    貴重な情報、ありがとうございました!

    1. 日高 より:

      斎藤さん
      今更な返信で申し訳ありません。忙しさにかまけて礼徳に反する対応をとってしまっていました。自分が恥ずかしいです。
      率直な感想をいただきありがとうございます。ボンヤリしてたものを明確化できたのならとても嬉しいです。ライター冥利に尽きますね。
      今後もいただいたコメントを参考にさせてもらいながら、記事を書いていきたいと思います。ありがとうございます!

  3. 杉下 より:

    中学校の卒業文集の”将来の夢”に僕は「社長になる」と書いたくらい社会で何かのトップになりたいと漠然と考えていました。

    が、自分の過去を振り返ってみると誰かを支えることが自分には合っているんじゃないか?と心のどこかでずっと思っていました。

    セールスライターに出会い、「社長の右腕になれる」とわかった時にすごくワクワクしたことを覚えています。

    オウンドメディアのドメインも「社長の右腕」の類義語を使うくらい、何かとても自分の生き方にしっくり来ていて、

    今でも「社長の右腕」という言葉に凄く弱いです。笑

    でも、記事にもあったのように右腕になるときってどんな時か確かにボヤッとしていましたが、
    なぜか僕はわかっていた気になっていたので、
    夢中になって読ませて頂きました!

    やはり経営者や社長さんって
    自分の心の中にある熱い思いや絶対に成し遂げたいこと等、
    それを多くの人に伝えて普及させたいと思っていますよね。

    でもそれがうまくできないというのはとても苦しいでしょうし、どこかしっくりきていないのではないかなと思いました。

    例えるなら、
    1ピース足りないパズルのようで、最後の1ピースが無くてもなんとなく何の絵かはわかるけど、
    無いと完成ではないし、どこか気持ち悪い。
    こんな感じじゃないかなと思いました。笑

    まさにセールスライターはこの1ピースをはめるお手伝いができるお仕事ですね!

    実際のパズルで最後の1ピースがはまったとき「できたーー!!!」と感動するように、

    フィットネスクラブ経営者さんも、心の中で「はまったーー!!!」と叫んでいたと思います!笑
    日高さんが実際にそれをバチっとはめられたんですもんね!

    いやー、本当にわくわくしてきました。笑

    この感動を求め、しっかりライティングスキルを高めていきます。

    この記事は、僕が、
    “わかっていた気になって実際はモヤッとしていること”を気付かせてくれて、
    さらにそれを言語化してくれていて、
    とても心が動かされました。

    1. 日高由斐 より:

      杉下さん
      コメントありがとうございます。
      率直に言って、今考えると「社長の右腕」というのもおこがましい気持ちになります(笑)ただ「マーケティングにおける右腕」にはなれているかな、という感じです。

      お互い、社長の右腕として手腕をふるえるよう、実践を積み重ねてスキルアップしていきましょうね!

  4. DDD より:

    「目の前の人に全力を尽くすことでしか、前に進めない」
    「クライアントに寄り添う」…
    本当に重要なんだろうとお言葉をきいて思いました。
    逆に今の自分や自分の会社の姿勢を思いかえすと それとは間逆のことをしているようだと気づいてしまいました。クライアントの悩みを聞くというよりは自分の商品・提案を説明する、クライアントの課題を改善する問いよりは自分たちにとって売上になるかどうかを考えて、そうでもないなら深く課題を追求しない、そんな残念な状態に陥っているように思えました。
    もっと考え方を社長以下が考え直さないとビジネスは発展していかないように思います。特にクライアントとの密な関係は。あと私従業員自身の知識や経験も

    1. 日高由斐 より:

      DDDさん
      コメントありがとうございます。ご自身やご自身の会社のあり方を見つめ直す、というのはそう簡単なことではありません。なので素晴らしいです。
      問題意識を持つことが進歩の始まりですよね。正直、私は自分が属している会社で問題意識を共有し、変えていくことを諦めてしまいました。
      しかし、本当に人生を捧げて頑張りたい、と思う場所では妥協なく「全力を尽くす」「寄り添う」ことにコミットしていきたいと思っています。
      お互い、「全力を尽くすこと」「相手に寄り添うこと」にコミットして、後悔のない時間を積み重ねていきましょうね!
      コメントありがとうございました!

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