「ミラノ風ドリア」との再会

From:長嶋雄二

約20年ぶりに、
「サイゼリヤ」に行ってきました。

高校1年生頃、
気が狂ったように毎週サイゼリヤに通っていたので
その頃から嫌いになっていたんです…笑

でも、家から歩いて5分ぐらいの距離にあるし
なんとなく「行きたいな〜」という気分になったので
腹をすかし、満を辞して久しぶりに行ってみたわけです。

で、まずはメニューを見て、、
びっくり・・・

なんか豪華になっているというか、
こんなにメニュー多かったっけ?
って感じ。

特に僕が20年ぶりの再会を期待していた
ミラノ風ドリアに関しては
ノーマルタイプと目玉焼きが乗ってたタイプと、
あともう1種類ぐらいありました。

20年前は、絶対に
そんなバリエーションなんてなかったはず。

それに他にも、ピザからパスタまで
なんか美味しそうなメニューが増えていたので
ちょっとワクワクしていました。

いや、もう、、、
あれも気になるし、コレも気になるし、
どれにしようか迷いながらも
結局、僕はミラノ風ドリア。

“どうせ子どもが全部たべないから
余ったやつを貰えばいいや・・・

というハイエナ根性で
僕は冒険せずに定番メニューをチョイス。

で、いざ20年ぶりに
ミラノ風ドリアを食べてみたのですが、

「うっ、美味い!」
「え、、こんなウマかったっけ??」

昔はドリアが美味しいからじゃなくて
290円で安いからという理由だけで
ガンガン食べていたのですが、、、

この20年で、こんなにも
美味しさがグレードアップしていることに
衝撃を受けました。

コレは紛れもなく、、、

サイゼリヤのみなさんが切磋琢磨して
すばらしい企業努力をされているからだと思います。

“自分も20年後、
そんなふうにプラスの成長を感じてもらえるように
努力をしていけるだろうか?・・・

と、ミラノ風ドリアを食べながら、
ちょっと身を引き締めようと感じたわけなんです。

でも、、、
そこまで感動したと言いながらも
次の日になってこんなこと思ったんです…

『あれ、ミラノ風ドリアと、
 他になに食べたっけ?』

確かにミラノ風ドリアはめちゃ美味かった。
他のメニューにインパクトもあったし、
他に食べて物も美味しかった記憶がある。

お店の居心地も良かった。

料金に関しては、、、
「安っ!」って思ったほどです。

でも…あれ?

意外なくらい、
記憶に残っていないことに驚きました。

ミラノ風ドリアは覚えているけど、
なんか子どもが頼んだメニューが
いっぱいあったことも覚えているけど、、

肝心な、
他になに食べたかを覚えてない…

パッと思い出せない!

「ううーーん…何食べたっけ???」
って感じ。

単純に記憶力の問題もあるかもですが…
でも、こんな経験って、あなたにもありませんか?

店舗ビジネスであればどの業界も
競争が激しくなって来ています。

どこも素晴らしい「企業努力」をはじめて、
業界のレベルやお客さんの求めるものは
次々に変化していきます。

サイゼリヤのように
あんなに美味くても、
あんなにキレイでも、
あんなに安くても、

そのこと自体は
強力な競争力としての武器には
イマイチならない・・・ってことです。

その証拠にといったら
ちょっと失礼かもですが、、、
なぜか、

「また定期的に行こうかな」

とはそんなに感じていなかったんです。

これって、治療院・美容室・歯医者など
どんなお店のリピートでも、
近いものがあるような気がします。

良かったけど、別にまた行かなくていいかな…
みたいな感じ。

じゃあその対策として
「USPだ!」「〇〇専門特化しろ!」
とか、言うつもりはありません。

もちろん

・和洋中バラエティ豊かなメニューの店
より
・手打ちうどん一本!

みたいな店の方が確かに記憶には残りますが、、

こういった戦略は
集客状況によって変わるので
一概に「正解」とは言えませんよね。

例えば、路面店で幅広い層が店頭集客で狙えるファミレスと、
GBPや食べログなどのクチコミ集客の中高層階のお店では、
出す料理も戦略も変えたほうがいいです。

つまり、あなたのお店や
あなたのクライアントのお店も
周辺状況をしっかりリサーチして、
戦略を変えていく必要がある、ということ。

そしてターゲットにとって、
『なぜあなたのお店でなければならないか?』
というメッセージを明確に打ち出していく。

なぜなら、
今の世の中って、驚くほど速いスピードで
変化しているからです。

例えば、今回のサイゼリヤでもそれを感じたし、
僕のいた治療院業界も驚くようなスピードで
変化しています。

無理に変化についていく必要は無いけれど、

・あなたのお店は何の店で?
・なぜ見込み客はあなたのお店でなければならないのか?

最低でもここきっちり押さえて、
あなたが来て欲しいお客さんに
メッセージを届けてあげるようにしましょう。

チラシ、ホームページ、
お店の中の雰囲気、
お客さんに渡すもの、

そこから発するメッセージは、
あなたのお店をちゃんと
わかりやすく明確に表現出来ていますか?

明確に一本芯が通ってますか?
お客さんを潜在的に迷わせていませんか??

ギャグみたいな話ですが、
整体院なのに、整体やってる写真が
TOPページに見あたら無いところもあります…

スタッフの写真どころか、
店長の顔写真も出していないし、
フルネームすら隠している・・・

なんてお店は、
ちょっと見渡すと、いまだにゴロゴロあります。

でも、そんなところには
怖くて行けませんよね。

あなたの場合は、どうですか?

普段とは違う業界に触れてみたりすると、
改善や成功へのヒントに気づいたり、
アイディアをもらえたりするものです。

「コレいいな!」

ってものがあれば、うまく取り入れていき、
10年・20年後も、”いいな”と思われるお店や
そういう存在でありたいですよね。