2017/03/29

はじめての盛岡出張

セールスライターで「出張」をしたことがある人、いますか?

私はこれまで学習塾の講師や教室長をやっていました。こういった店舗系の仕事だと、基本的に出張はありません。とある1店を任され、一年中そこに張り付くことになるからです。

だから私は、以前から「出張」というのに憧れていました。生まれは横浜、高校まで全部横浜市立。大学は東京でしたが、実家から通っていた。だから、ぜんぜん「遠くへ行く」という経験がありませんでした。

だから、いつかは出張なんてものをしてみたいなあ…。と割と強く願っていたんですよね。

一方、楠瀬さんは全国を飛び回っています。その姿を見て、「自分も出張してみたいです」なんてことを伝えておいたんです。

そしたら先週、「盛岡いけますか?」という楠瀬さんからのメッセージが…。

セールスライターとしてどころか、人生初の出張。はてさて、どうなったやら…??

セールスライターが出張のために移動している様子

といっても単身で乗り込め!ということではありません。楠瀬さんのクライアントがいらっしゃるので、そちらに同行するといった感じです。

楠瀬さんからの指示は「カメラ2台持ってきてください」ということ。たぶん、カメラマンとしての役割を期待されているんだろう…

朝、恵比寿のオフィスへ行って身支度をし、重装備で東京駅から新幹線に乗り込みました。

なんだかテンションが上ってきたので、写真を撮りました!あと新幹線といえば自分的には駅弁です。乗る駅で買うのが乙ですよね。行きは東京駅のホームで「東京弁当」を買いました。高い…

東京〜盛岡間は2時間ちょっと。買った駅弁を朝10時の時点でたいらげ、仕事を開始。時間を無駄にしちゃいけないなということで、ライティングをやってました。

大宮の次は仙台なんですね。ものすごいワープをした感覚です。途中、3月ですが雪が積もっているところがありました。宮城の南側、蔵王のあたりでしょうか?蔵王町を、新幹線が微妙にかすっていきます。

移動中はずっとセミナー音声を聞いていました。内容はダイレクト出版さんの「リストブランディングコース」。最近、楠瀬健之パートナー養成会で、リストブランディングを扱うスキルチームが発足しました。

メンバーにレクチャーするための資料をつくっているので、最近は移動中ずっと聞いています。

途中疲れたりもしましたが、そろそろ盛岡につくということで降りる準備に入りました。

スタバで楠瀬さんを発見!

盛岡につくと、まだちょっと集合時間まで暇がありました。いったん外に出て駅前の景色を眺めつつ、「とりあえず新しい場所に来たらスタバだろう」ということで、駅前のスタバ(盛岡フェザン店)に入店。

地方だろうがスタバは安定感があっていいですね。ちなみに首都圏以外で他に行ったことがあるスタバは、富山駅前と、同じく富山の環水公園前店です。環水公園の方は、また行ってみたい!

で、スタバに行ってみると…。案の定というか、そこに楠瀬さんがいました。地方で駅前にスタバが1件しかないようなところの方なら、行けば楠瀬さんを大発見できるかもしれませんよ。

そこで合流し、そしてさらに駅で漫画家の今谷鉄柱さんとも合流。今谷さんも、今回のプロジェクトに関わっていらっしゃいます。織田裕二主演で映画化された「県庁の星」のマンガ化を担当されたという、すごい人です。

企業紹介をマンガで挿絵的に入れていこうという、新しい試みに取り組まれるそうです。そのための取材ということで、同行していただきました。

まずは盛岡駅から電車で移動。無人駅って初めて利用したかもしれません。駅を降りてからタクシーに乗って、クライアント先へ到着しました。

社長と幹部が勢揃い…

このクライアントさんは、楠瀬さんが月に1度訪問してコーチングを行っているところです。最初に全体会議がありましたが、社長以下、会社の幹部が勢揃い。

その中で楠瀬さんは今日の段取りなどを取り仕切っていました。もちろんここまでの信頼関係があってこそだと思いますが、私だったら最初はかなり緊張するでしょう。こういう場を仕切れる力があってこそ、マーケターとしてフルに力を発揮できるんでしょうね。

その後、楠瀬さんは幹部の方々とのミーティングに入ります。私は、社長や、ミーティングを終えた幹部の方々の「インタビュー撮影」に入りました。

今回はマンガ化がメインの目的なので、今谷さんがそれぞれにインタビューをしていきます。私はカメラの設営をして、その様子を動画に撮っていきました。

このように、社員の方々にしっかりインタビューをして話を聴き込んでいくというのはマーケティングの基本ですね。そこから分かることを表現して、エンドユーザーに伝えていくことが何よりも大切です。それを漫画で表現するのが今谷さん。コピーで表現していくのが、私たちセールスライターです。本質は同じだと感じました。

急転直下、いきなり仕事が降ってきた!

そんな感じで呑気に動画撮影をしていたところ、楠瀬さんに呼ばれました。完全にとは言いませんが、正直気持ちをオフっていたところだったのでビビりました。

なんでも…

求人サイトをつくるから、私が制作を取り仕切ること。そしてそのためのインタビューも、私がやれということ。

いきなり仕事が降ってきたので焦りました(笑)。まあ、このチームではいつもこんな感じではありますけどね。

というわけで別室に移動して、職員さんのインタビューをさせてもらうことに。突然飛び込んでいきなりインタビューしたので、最初は私も職員さんも緊張しっぱなし。楠瀬さんからダメ出しが入りまくり、Take3でようやく「まあこんなものですね」というお声。

このチームに入りたい方へ。こう書くと丸投げされるのが怖いでしょうか?実は、丸投げのようで、そうでもありません。

私が職員さんにインタビューしている間、楠瀬さんもちゃんと聞いてくれています。どうやらそういうときは、「この職員さんから何を引き出せばエンドユーザーに価値を伝えられそうか」をちゃんと考えているみたいです。だからTakeの合間には、

  • ここが良かったのでもっと具体的に掘り下げましょう
  • ○○さんはこういう人柄の人だということがわかりましたので、それはいい感じです
  • 桜井さんはもっとこうやってください

この先私が一人でも対応できるように、そしてこのクライアントの価値を最大限引き出せるように、ちゃんと考えてくれているんだということがわかりました。

私にとっては、かなりの経験値アップになりました。今回のクライアントさんは、企業規模がかなり大きいです。自分ではこんなクライアントをとれないでしょうし、ここまで大きいプロジェクトにも関われる機会はないでしょう。

そういう経験を積ませてもらっているんだということが、とても嬉しかったです。

撮影が一通り終わる頃には、もう真っ暗。13時30分からはじめて早いときには17時に終わる日もあるようでしたが、この日は19時手前になってようやく撤収となりました。

クライアント先の本部長(!)に車で盛岡駅まで送っていただき、そこで解散。帰りも駅弁だろうということでチョイスしたのが「豚肉の南部焼き弁当」。めっちゃおいしかったです。

セールスライターにとって駅弁ばりに「おいしい話」

私の日記みたいなだけになっても仕方ないので、セールスライターのあなたにシェアしたい情報が1つ。今後、特に地方では「求人」が大きなテーマになります。少子高齢化で人手不足が深刻化。地方に行けば行くほど、有効求人倍率がとんでもないことになっています。

そして、求人に乗り出したい企業というのは、逆に「集客」には上手くいっていることが多い。ということは、それだけの資金を出せるということです。

集客に困っている企業には、基本的にはお金はありません。そうすると、広告費などが出せません。もちろん、セールスライターの報酬も…。それよりは「求人」を得意にしておいたほうが、今後セールスライターとして大きな仕事が来るかもしれませんよ。

まとめ

さて、はじめての出張。正直楽しかったです。セールスライターとしていろんな経験ができる機会が、この楠瀬チームにはあるんだなあと感じました。

仲間に入りたい人は大歓迎です。まずはセールスライターキャリア支援会でスキルを身に着けてもらって、楠瀬さんからのスカウトを待ってみませんか?

PS
帰りは疲れたので特に感想も写真もありませんでした…

コメント

  1. Rumi Tanino より:

    桜井さん

    楽しい記事をありがとうございます。出張には美味しい食べ物も嬉しいです。

    でもやっぱり突然降ってくる楠瀬さんからのお仕事に柔軟に対応できるパワーがすごいなぁと思いました。

    移動中も時間をムダにしないでしっかり仕事していてその姿勢も尊敬します。

    楠瀬さんの近くにいるとものすごい経験が出来るんですね!
    ありがとうございます。

  2. 小林健児 より:

    まるで一緒に出張に同行したかのように臨場感が伝わってきました。

    なかなか制作過程を見る機会はないと思うので、ライブ感を感じられて有難いです。

    出来上がりの漫画と求人広告も見てみたいですね。

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