求人案件を受けるセールスライターのリサーチ術

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最近は私の周りのセールスライターさんの中でもチラホラと求人案件で活躍する方も見られるようになってきたと感じています。とはいえ、「セールスライターが求人案件をする」というと、集客に比べて何をやっているのかのイメージがつきにくいのが現状だとも思います。

また、いざ仕事を任せられたとしても何から手を付けたら良いのかわからない…となってしまうでしょう。実は集客も求人も基本的な流れはそこまで大きくは変わらない、というのが私の感想です。実際にやっていることと言えば

1.戦略を立てる
2.リサーチをする
3.ライティングをする
4.テスト・改善をする

端的に書くとこんな感じになります。そして実際に求人案件をやってみて感じるのが、集客と同じく「リサーチが重要」ということです。そこで今回はセールスライターが求人案件において、どんなリサーチをしているのかを私の経験から紹介したいと思います。

「求人案件を頼まれたけど、何から手をつけていいのかわからない…」「これから求人案件を受けた時に向けて備えたい!」というセールスライターの方はぜひ参考にしてみてください。

ネットで調べる

やはりリサーチの定番はインターネットですね。もちろん、深いところはインタビュー、直接会うといった手法が望ましいです。とはいえ、ビジネスの背景やエンドユーザーのことを全く知らなければ、せっかくインタビューしても肝心なことを聞き出せなかった…といった状態にもなりかねません。なので、ネットでのリサーチは競合調査や最初の仮説を立てる際に使用するのが良いと思います。私がよく見るのが以下のものです。

公的機関や人材会社の統計資料

中小企業庁や人材派遣会社がデータをWEB上に公開しています。個人的には集客よりもデータが充実している気がします。どちらかというと、今の労働市場全体がどうなっているか?をリサーチするのに役立つ気がします。

ネットニュース

中小企業の人材不足に関するニュースはたくさんあります。それだけ深刻かつ、関心度も高いのでしょう。クライアントがどんな不安・悩みがあるのかを感じるのに役立ちます。

お悩みQ&Aサイト

Yahoo!知恵袋や、教えてGooなどです。求職者のリアルな悩みを拾うことができます。仮説を立てるのに役立ちます。

Indeed広告枠

広告を掲載していなくてもIndeedを利用することはできます。クライアントの地域と職種を指定して検索すれば、競合の求人情報がたくさん出てきます。定期的に確認することで、ずっと掲載されている広告があることに気づくことがあります。定期掲載されているものは、うまくいっている可能性が高いので、しっかり分析する価値があります。

仲間から情報をもらう

自分一人でリサーチをしていても限界があります。そこで、同じく求人案件を行っているセールスライターの経験からヒントを得ることも、立派なリサーチだと思います。私が所属しているセールスライター企業支援会では、セールスライターが実際に活動したリアルな情報を得ることができます。例えば、以下のような事例があります。

【第50回】〈事例〉オーナーから絶大な信頼を得て継続契約する方法

個人で求人案件を請け負うセールスライターに取材してみた

こういった事例からは、実際にどんな施策を行ったのか?というテクニックの面も学ぶことができますが、クライアントがどんなことで悩んでいるのか?求人という会社の生命線を握る重要な仕事を任せてもらえるまで信頼されるためにどういった関わりをしたのか?といったマインド面も大きな学びになります。

内省する

セールスライターを目指す人は社会人経験がある人が多い印象です。そのため、自分が働いていた時のことを振り返って内省することも立派なリサーチになると思います。

  • 仕事にどんなことを求めていたのか?
  • 実際働いてみると何が不満だったのか?
  • 働く中でどんな気持ちの変化が起きていたのか?

などを振り返り、根元的な感情を理解することで、ターゲットとなる求職者が感じている感情を理解するのに役立ちます。

社会人経験がない人や学生だったとしても就活や将来のキャリアについて1度は考えたことがあると思います。

  • 仕事を探す時にどんな情報が気になるのか?
  • どんな手順で何の媒体を使うのか?

などを内省することで、自分を新卒のペルソナにすることができます。

インタビュー

何と言ってもインタビューが最高のリサーチであることは、集客であっても求人であっても変わらないと思います。インタビュー対象は2パターンに分けられます。

クライアントへのインタビュー

まずはクライアントさんへのインタビューがあります。ターゲットの不安・悩みを聞くこともしますが、これまでにどういった手法で求人を行ってきて結果はどうだったのか、どういった人材に働いて欲しいと思っているのか、どんな状態が理想なのか、といったことも聞きます。

インタビューでは、ネットでは得られない情報を得ることができるのは求人でも同じです。この前インタビューというか打ち合わせで発見したのが、

求職者は職場を変えて新しい環境で働きたいと思っているけれど、普段仕事の疲れで新しい仕事を探す余裕がない

といったことです。「…ということは、能動的に情報を検索しなくても情報が届くような媒体を使用したほうが良いのかな?」といったことが考えられたりします。

社員・従業員へのインタビュー

従業員や社員は、まさにターゲットそのものです。ただ、どんな従業員でも良いわけではなく、クライアントが望む人材に当てはまる人が良いでしょう。例えば、フルタイムで働いて欲しい人を募集したいのに、パートタイムの従業員にインタビューをしても訴求がズレてしまいます。

実際に働いている人の声を載せることで、ターゲットとなるユーザーに実際自分が働く様子を鮮明にイメージしてもらえますので、社員・従業員へのインタビューは不可欠です。恐らくですが、優良顧客にインタビューさせてもらうよりもハードルが低いので、ぜひ挑戦したいところです。

 

以上が私が普段求人案件でリサーチをしている方法になります。いずれの方法も1回やったら終わり、という訳ではなく、実際にサイトに広告をかけて運用して改善する段階でもう一度リサーチをしたり、日々情報を集めて最新の求人事情に遅れを取らないようにしています。セールスライターにとってリサーチが最も重要という点は、売上を作る面でも求人でも変わらないことを実感します。そして、本当のリサーチのスキルは実戦の中でこそ身につくとも感じています。

もし、まだ実践の機会がないとしたら、こちらのサポートを活用して最短でクライアントを獲得し、現場で使えるスキルを磨くのはいかがでしょうか?