求人案件を引き受けるセールスライターが知っておきたいGoogleの最新機能

2018年7月10日、私の元にスライム日向氏から衝撃的なニュースが送られてきました。

それは、「Google for Jobsのセミナーが日本で初めて実施される」というニュースです。

Google for Jobsとは、Googleが新しく始めた求人に特化したサービスです。

このサービス自体がアメリカで始まったのは昨年の6月でした。その時も割と求人の情報として興味深いなと思っていたので、密かにマークしていました。昨年の時点で(今でもですが)Google for Jobsの情報は英語しかなかったので、必死に英語の資料を読んでいた記憶があります…

それが日本語で詳しい情報を得られるということで、ついつい興奮してしまいます!

…とは言っても、この記事を読んでおられる方のほとんどが、Google for Jobsについて知らないのではないかと思います。先ほども書きましたが、まだ日本での導入がされていませんので、ネット上を探してもほとんど情報が出てきませんん。

そこで今回は、Google for jobsの登場がなぜ衝撃的なのか、また、セールスライターにとってどんな関係があるのか、について求人案件に関わるセールスライターとして現場で感じることから考えてみたいと思います。

WEBの求人が大きく変わる!?Google for jobsとは?

そもそも、Google for jobsとは何なのか?ということですが、簡単に言うと、「ユーザーが求人情報を検索した際に求人情報が載っているサイトやページを上位表示させる」といったものです。

日本語の場合はまだわかりませんが、英語の場合は「jobs」と検索ワードに入れることで表示されます。

これまでは普通に求人情報が見たいと思って検索しても、検索結果には求人情報以外も表示されることがありました。

Google for jobsがあることで求人情報だけを見ることができるので、ユーザーにとっては便利なサービスです。ユーザーが本当に欲しい情報を提供するというGoogleの信念が感じ取れます。

そして、このサービスがなぜ衝撃的なのか?ですが、求人サイトにアクセスを集める方法が大きく変わるからです。

現状、Google検索で最上位に表示されるのは、AdWordsの検索広告です。これ自体はとても有効なのですが、求人においてネックになるのが「多額の広告費が必要」ということです。

1クリックされる毎に課金されるのですが、例えば医療系の求人に関するキーワードで広告を表示させる場合1クリック2,000円以上かかります…仮にアクセスを1,000件集めたければ200万円…なかなかポンと出てくる金額ではありません。

そして、AdWordsの検索広告の次に通常の検索結果が表示されるのですが、今検索結果の上位を占めているのはIndeedです。試しに「職種 地名 求人」でGoogle検索してみてください。おそらくトップ3はIndeedのサイトが出てきます。

Indeed内でも上位表示させるには広告費が必要です。AdWords広告よりはクリック単価は安めですが、それでも30万円くらいは用意する必要があります。

このように、求人サイトや求人ページを持っていたとしても、広告費を掛けなければアクセスを集めることが困難なのがこれまでの状態でした。

ですが、Google for jobsの登場によって、広告を使用せずに求人情報を上位表示できる可能性が広がりました。どうすればGoogle for jobsの枠の中で表示できるのかはまだ明確ではないですが、Googleの判断基準だと「求人サイトの内容がユーザーが求めているものかどうか」が重要だと思われます。

ユーザーにとって最適な求人サイトであれば、広告費なしでアプローチできる可能性があるのです!これは、今後WEBでの求人に大きく影響を与えるのではないかと思います。

なぜセールスライターにとって重要?

今、求人に困っている中小企業は多いです。7割以上の企業が「人手不足」状態です。ネットニュースでは毎日のように中小企業の人手不足や後継者がいない問題が取り上げられています。

中には売上を伸ばしたくても人手不足がネックになっている会社も多々あります。なので、効果的な求人サイトや求人ページ作ることができると、仕事に繋がる可能性は高いでしょう。

求人の案件を引き受けて、それで人手不足が解消すると、そこから販売促進の仕事に発展することも考えられます。

これまでは求人サイトを作っても広告費が高くて運用も困難でしたが、Google for jobsの登場で、今後はサイト作るだけでアクセスが集まる可能性もあり、よりハードルが下がっていくと思われます。

日々新しい機能が出てきますが…

このように、ネット上には日々新しいテクノロジーが登場します。その度に最新の情報を取り入れ続けなければ周りに置いていかれるので、最新情報に触れることは大切です。一方で、変わらないこともあります。

今回のケースだと、結局重要になってくるのははサイトコンテンツでしょう。

  • 求職者が求めている情報を提示できるのか
  • 「応募したい」と思ってもらえる内容になっているか

結局モノを言うのはセールスライティングのスキルなのかなと思います。最新情報に遅れを取らないように、でも振り回されないように、気をつけながら取り組んでいきましょう。

追記

求人もそうですが、セールスライターとして何かに特化しているというのは、他と差別化を測れるので、とても有利になります。もし、まだ自分に特化したものが見つからないならこちらの記事を参考にしてみるのはいかがでしょうか?

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