@富山のスタバ
今、急遽ある企業の人材獲得用のスライドを作成しています。
その業界では日本で2本の指に入る企業。
直近の企業説明会を4月上旬に控える中、自社の求める人材を獲得したい!
そんな真剣な想いからのご依頼です。
リリースまでに時間がないので、連日電話とメールでやりとりしているのですが、そこでふと気づいたことがあります。
それは…
矢印の方向
今回のスライド作成にあたり、スワイプを選定し、必要な情報の準備を企業さんに依頼しました。
- 事業について
- 価値観について
- 社風について
項目は多岐に渡ります。
そこで顕著だったのが、「矢印の方向」。
ここに特徴がありました。
「私たちは」何をしているか
頂いた情報の多くが「私たちは」何をしているか。
の矢印、視点で書かれていました。
自分たちのことを知ってほしい。
どんなことをやっているのかを伝えたい。
そんな強い気持ちの現れとも言えます。
しかしこれは、自分たちセールスライターも時としてやってしまいがちな、やってはいけない「矢印の方向」。
この商品は素晴らしい、世の中に送り出したい!
そんな気持ちが強くなった時ほど要注意。
受け取る人が「どうなれるか」「何を実現できるのか」。
自分たち「私たちは」を無くすことが必要。
今回は、担当者の方にお電話で意図をご説明し、入社することで得られるもの、一緒に実現できることを伝えるコピーへの統一に御理解を頂けました。
セールスライターは企業のパートナー
セールスライティングを通してクライアントさんと仕事をしていくと、そのほかのビジネスでは、なかなか出来ない関係性になれることに気づきます。
僕自身、かつて美容師に始まり色々なビジネスに関わってきました。
しかし、いつの間にか企業運営のパートナーとしてお話しができることは、なかなかないものです。
セールスライターの目的は、ライティングでななく行動を起こしてもらうこと。
それと同じように、企業が望んでいることも、スライドの制作やライティングではなく、人材獲得であれば、学生に行動を起こしてもらうこと。
ここが同じだからこそ、共通の目的をもった、制作にとどまらないパートナーになっていけるのだと感じています。
Web市場が、動画を中心に大きく進化と変化を遂げている今。
これまで以上にどの分野でも根底にセールスライティングのスキルが求められる時代がきているのではないかと思います。
PS
話を聞いているだけで、社外取締役!?
驚く様なセールスライターの実話はこちら