2018/01/16

セールスライターはお菓子業界にも。ポテチもコピーで売る時代?

セールスライターになってからというもの
広告宣伝が気になって仕方ありません。

新聞・雑誌の広告はもちろん。
毎日の通勤や買い物に出かけた時には
電車の中吊り広告を逐一チェックしたり。

スーパーに行けば、商品のパッケージや
店内のPOPが気になります。

テレビを見れば、これまでなら見ていなかったCMをガン見。
テレビ番組より集中してみているかもしれません。

広告に限らず、ショップのディスプレイなどにも注目。
自然と目がいったものや興味を惹かれたものがあれば、

  • 一体なぜ自分は注目したのか
  • どこに興味が湧いたのか?

とにかく情報をキャッチするため
全身アンテナMAXです。

そんな中、先日立ち寄ったコンビニで
思わず衝動買いしてしまったものがありました。

 

ポテチのパッケージもセールスコピー

いつも帰りに立ちよるコンビニ。

特に何かを買うわけではなく、
雑誌のヘッドラインを立ち読みする程度。
冷やかし客まっしぐらなわけです。

どうもすみません。

それはさて置き。
何気なーく店内をぷらーっとしていたら
急に目に飛び込んできたもの。

それは、、、、、

あざやかなパープルのパッケージのポテトチップス

他とは違うパッケージ。
目立ちます。
つかみはOKです。

鮮やかなパープルが眩しい限り。

「乳備」だか「劉備」だかわかりませんが
ケトル式製法アメリカ産プレミアム
という謎の文言が気になります。

ケトル式?やかんのことか?そうなのか?

なんだかよくわかりませんが、とにかくすごい自信です。

いやいや、なんとなく高級そうな雰囲気です。

しかし、このご時世にアメリカ産など日本人に響くものか!

 

ターゲット設定。しかし、そこには裏の目的が!

横にはチーズ嫌いのためのチーズ。の表記
どうやらターゲットが絞られているようです。

チーズが嫌いでも食べれちゃう。

そう主張しているわけです。

つまりチーズ嫌いの人も

「これなら食べられるかも!?」

と期待すること請け合いです。

さらに裏にはウンチクがびっしり。

「これを食べたら違いがわかる原料チーズの実力の違い」

いやはや、なんともチーズ嫌い向けかと思いきや
チーズ好きのわたくしの興味を
ビンビン刺激するではありませんか。

チーズ嫌い向けと言いながらチェダーをチョイス。

チーズ感がもっすごいありますやん!

とツッコミを入れたいところですが

もうこれ、チーズ嫌いの人と書いときながら
完全にチーズ好きも引っかかる心理テクニック駆使していますね。

”あつあつのベイクとポテトにチェダーチーズとサワークリーム”

はうぅ!

ベイクとポテトにチェダー、、、、なんて素敵な組み合わせだ
しかも、このポテチはしっかりと本物のチーズを使用。。。。

美味しくないわけがない!

道民のほとんどはジャガイモ+チーズの組み合わせが大好きだもの

 

”アメリカ産100%の乳備えはチーズ好きもチーズ嫌いも虜にしちゃいます!”

 

「は、謀ったな!乳備!」

 

チーズ好きをも取り込むつもりだったかー。
なんともしてやられたりなニクいコピー。

そして、この語りかけてくるような文章。
まさにセールスライターが書いたのではあるまいか。
程よい砕けた口調が心地よい。

そして最後に

”うまいポテチは残さない。これですね!”

はい、ダイエット週間さよーなら。

一袋持ってレジへGO
こんなにパッケージの文章を最後まで読んで買ったポテチは初めてです。

 

商品パッケージにも面白いアイディアが
使われているかもしれません。

あなたが見つけた面白商品があったら
ぜひ教えてください。

 

PS.商品パッケージ以外にもテレビからも色々なものを学べますよ!