2019/04/05

デザイナーの手の抜き方

どうも、デザイナーの甲斐陽信です。

先日、学校の先生をしている故郷の幼馴染に
「とある標語コンクールの優秀作品を発表するんだけど、暇だったら作らない?」
という打診がありました。

ポスターやリーフレットというわけではなく、
学校のHP等で掲載するためのものだそうです。

その地区にある各学校が二年毎に持ち回りで作成するらしく
今年と来年は幼馴染の学校が担当するとか。

幼馴染は
「いつも忙しくしてるの知ってるし、ホント断ってくれていいから!」
「むしろそんな大層なものでもないから、超テキトーでいいから!」
と言ってくれるのですが、

職業柄、下手なものを作るのは抵抗がありまして。

というか

知り合いの依頼って、妙に興が乗ったりしませんか(・∀・)

というわけで、手を抜きながらもしっかりして見えるもの
作ってみました。

手の込み方、手の抜き方

とはいえ、お金になるような作業でもありませんし
時間をかけて作業するわけにはいきません。

原稿が届いてから1時間ちょっとで4パターン作成して
良いと思うものを選んでもらうことにしました。

1時間ちょっとで4パターンというと早く感じるかもしれませんが、
私とて一端のデザイナーですので、
「この辺さえしっかりしてれば、後はテキトーでも良く見える」
というポイントは押さえることができます。

そのポイントさえ押さえていれば、
4つのパターンを作るのも簡単です。

今回は私の思う
「デザインにおいて手を抜くべきではない3つのポイント」
を共有したいと思います。

デザインにおいて手を抜くべきではない3つのポイント

1.最初にレイアウトを決めて、デザイン設計をする

どうしてもやりがちなのですが
「とりあえず文字とか写真とか、材料を置いてみて成り行きで作る」
ということをしてしまうと、変なレイアウトになってしまいます。

文字打ち等の材料を最初に用意することは
別に悪いことではないんですが、
問題は「成り行きで作る」という点です。

最初に置いたものを起点に作ってしまうと、
後になればなるほど辻褄を合わせるように作ってしまうので、
スペースが余ってしまったり、
逆に極端に詰まり過ぎてしまうのです。

また、気分は移ろっていくものです。

最初は楽しげなテンションで作っていたのに、
作っている途中、BGMがロックに変わってしまって
後半はロッケンローなテンションになってしまい
紙面のテンションが統一されていない
チグハグなデザインになってしまったりします(実話)

コンセプトとレイアウトは、
最初に設計してから作成しましょう。

2.アイキャッチを設ける

とりあえず作成したはいいものの、
なんだか文字ばかりで紙面に変化がなく
「これ、読まれるのか……?」
と不安になることはありませんか?

それは、紙面にメリハリがついていないから
という場合が多くあります。

紙面を見たとき
最初にどこに目を落とせばいいか分かるデザインでなければ
なかなかいい感じのデザインに見えません。

メリハリをつけるには様々な方法があるのですが、
一番カンタンで効果的なのは「アイキャッチを設ける」ことです。

アイキャッチとは、
eye catchと書くように、視線を捉える部分のこと。
一番目につく場所に、
一番めにつく大きさで
写真や文字を置けば完成です。

カンタン♪!

前述のレイアウト設計をする際には
アイキャッチのスペースを確保しておきましょう。

3.あとは、ただただ読みやすく

上記2つのポイントができれば、
あとは結構テキトーでもいい感じに見えます。

ただ最後に気をつける点として
「読みやすくすること」
これに尽きます。

写真の上に文字を重ねたり
文字にドロップシャドーをつけたり
色をつけたり
ましてやグラデーションにしたり

全部必要ありません。
白地に黒文字、これが一番読みやすいのです。

あとは行間や段間をしっかり空けてあげること

これさえ気をつけていれば
文字は読みやすくなります。

デザイナーが手を抜いてることは、実は誰も知らない

以上のような「ポイントを押さえただけの手抜き仕事」を
件の幼馴染に提出すると、

「どれも良くて選べん。全部くれ」
ということになりました。

「去年の〇〇学校の作ったやつがショボく見える!」
とホクホク顔で言ってくれたので、
多分手を抜いていることはバレてないと思います。

どうかこの記事が読まれてませんように……
皆さんも、内緒にしてくださいね。

P.S.
デザインに時間をかけずに済めば、
あとはセールスライティングやリサーチに思う存分時間をかけられますよね。
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