From:深井
@富山県の自宅より
なにかが違う。。。
何が原因だろう?
これは昨年の12月からクライアント様のニュースレターを作成してみてすぐに直面したこと。
クライアント様と打ち合わせをし、帰宅してライティングをし、仕上がるコピーを見て、得も言われぬ違和感と気持ち悪さを感じたのです。
一見、整っているように見えるそのコピーは一体何が違ったのか?なにが気持ち悪かったのか?
それは・・・
「私が」コピーを書いていました。
ニュースレターを作成する為にリサーチ。
クライアント様にインタビューさせて頂き、リサーチ、リサーチ、リサーチ。
そして、ライティング。
この時、ライティングをしていたのは私です。
私がコピーを書いていました。
当たり前にも思えますが、
でも、これには抜けていることがあったことに気づいたのです。
何が抜けていたのか?
それは、最も肝心である誰が、誰に、何をとどける場所なのか。ということ。
このクライアント様が毎月ニュースレターを発行するのは、
クライアント様と、お客様が、信頼関係を築き、絆を深める。その為です。
つまり、
クライアント様が、お客様に、自分自身を届ける場所。
それなのに、インタビュー、リサーチしたことをもとにライターである私の視点で、私が書いていたわけです。
何かが違う、、、
その気持ち悪さの正体はここにありました。
クライアント様を知っている方に、そんなニュースレターが届いたら、え!?なんだかいつもの〇〇さんと違う、、、
っていう風に全く受け入れられないことと思います。
全て捨てて寄り添い言語化する事だけに集中した
何かが違う気持ち悪さの正体がわかったことで、クライアント様の魅力に惹かれてお越し下さるお客様との信頼関係を築き、絆を深めていくためのニュースレターであるためには、文章が綺麗に整っていることよりも、たどたどしかろうとも、クライアント様そのものであることが大切であることに気づけました。
その時の日報での楠瀬さんとのやり取り。
私 ”その文章が例えタドタドしかろうとも、その人を通して発される偽りない言葉にこそ伝わるものがあり、心に届く信念や想いを伝えるためには、伝えるご自身が、ご自身で信念や想いを言語化する為のきっかけ、プロセスを共にしていくこともセールスライターのかけがえのない仕事なのだということに気づきました。” 楠瀬さん |
実体験を通じその気づきを得たことで私自身に意識の変革が起こり、兎に角クライアント様に寄り添い、言語化していくことだけに集中しました。
それによって生まれたことは、
漠然としていたクライアント様の想いが言語化された時に、「そうそう!言いたかったのはそういうこと!」というアハ体験の共有ともいえるパッと前が開ける様な瞬間が増えていきました。
現在、担当させて頂いてから4号目の発行を迎えていますが、打ち合わせに行くたびに「こないだお客さんのところに久しぶりのご挨拶に行ったら、いつもニュースレターであってるから全然久しぶりじゃないわよ。」と言っていただけたというようなお喜びの声を頂けているということをお聞きし、このニュースレターというものの果たすべき目的である信頼関係と絆づくりの価値を月を経るごとに体感させて頂いています。
クライアント様がお客様との関係を深めるために私たちがすべきことが、まだまだ一端ではありますがやってみてわかりました。
私がニュースレター作成を通じての体験をまた今後もお伝えしていきたいと思います。
PS
では、セールスライターがクライアント様から必要とされる信頼を築くためには?
気になる方は、こちらの記事も是非ご覧下さい。
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