2018/06/19

コンバージョン発生が怖い!?webセールスライターに起こった悲劇

私たちセールスライターにとって一番嬉しい瞬間というのは、コンバージョン(成約)が発生した時ではないでしょうか?もちろん、クライアントさんから信頼・感謝されることも嬉しいですが、目に見える数字としてわかりやすいのはコンバージョン数やコンバージョン獲得単価です。

リサーチをして仮説を考えてライティングを行い、実際にリリースして見て反応を得られた時の達成感を味わえるのはセールスライターの醍醐味でしょう。

ですが、中にはコンバージョンが発生しているのに素直に喜べない状況があります。それは、不自然なコンバージョンです。

ネット広告を回していると、管理画面からコンバージョンの発生をすぐに確認することができます。

ある日、いつものように管理画面をチェックしていると特に大きな変更をしていないのに、やたらとコンバージョンが発生していることに気づきました。

オフラインだと、リアルの申し込みがコンバージョンなので問題ないのですが、オンラインの場合は実際の申し込み数と管理画面上の申し込み数の間にズレが生じることがあります。

今回は、実際に私が経験した不自然なコンバージョンと、それに対してどのように対処したのかを紹介したいと思います。

恐怖!謎のコンバージョン

私は求人の案件を担当しているので、毎日Indeedの広告管理画面をチェックします。チェックしている項目としては、クリック単価とクリック率です。この辺りは割と小さな変更を加えるだけで変動が大きいからです。

基本的に1日1回はチェックをしてみて、変更した内容が良かったのか悪かったのかを判断して次は何をしようかを考えます。

先日もいつものように管理画面を確認してみるとコンバージョン(申し込み)が発生していました。数日ぶりのコンバージョンだったので内心「やったぜ!」といった思いで見ていました。

その日は朝に一度管理画面を確認して、夜にも一度確認しました。すると、またコンバージョンが発生していたのです!

最近はそんな頻度でコンバージョンが発生することはなかったので
「今日はすごいなぁ」
と一人で驚き喜んでいました。
ただ、何か特別な施策をした訳ではなかったので「何が良かったんかな??」とも同時に考えていました。

そんなことを思いながらまた1時間後くらいに見てみると、またコンバージョンが発生していました。

(ここまで見てみると、なんかいい感じのセールスライターのサクセスストーリーなのですが…現実は甘くありませんでした…)

流石にこの頻度になると怪しさが湧き上がってきます。「何なんや、このコンバージョンは…」と思いながら、翌朝また管理画面を見てみると
なんと、またコンバージョンが発生しているのです。

こうなってくると、もはや恐怖が感じられます。

さぁどうしよう…

管理画面を前に少しの間フリーズして、頭の中をいろんなことがグルグル回り始めます。

取りあえず何が起こっているのかを可能な範囲で確かめよう

と思い、Google Analyticsをチェックすることにしました。Google Analyticsはサイト分析用のツールで、広告の管理画面からではわからないこともわかってしまう、超優れもののツールです。

というわけでGoogle Analyticsを立ち上げて、コンバージョンの項目をポチポチしながらデータを見ていると、コンバージョンの発生経路に不自然な点がありました。

通常のコンバージョンの発生は
広告→求人情報が載っているページ→エントリーフォームのページ→サンキューページ
なのですが、不自然なコンバージョンでは
広告→サンキューページ
となっていました。

広告→サンキューページ…

なんだ?広告をクリックしたらいきなりサンキューページが表示さえれてるのか?

詳しい情報を見ようと思ってクリックしたら「ご登録ありがとうございます」って表示されたらめちゃくちゃ怖くないですか!?

なんてことを考えていると、またコンバージョンが発生した模様。。。

これは放っておくとまずい!と言うことで
1、Indeedに相談
2、クライアントに現状報告
といった対応を取ることにしました。まずは、Indeedに現状の確認です。

・不自然なコンバージョンが発生していること
・いきなりサンキューページが表示されているかもしれない
・広告のリンク先を調べて欲しい

といった内容をメールでまとめて報告しました。数時間後に連絡が返ってきて向こうからも質問があり、2〜3回メールのやり取りをした後に電話がかかってきました。

どうやら
・広告のリンク先に問題はない(いきないサンキューページが表示されると言う最悪の事態は回避!)
・ユーザーのデバイスおよび検索エンジンの問題で発生する現象
といったことを伝えられました。まだ詳しいことはわからないので調べてみるとのことです←イマココ

さて、どんな結果になるのやら…
やや不安な気持ちを抱えながらこの記事を執筆しています^^;

避けられないトラブル、対策は?

こんな風に、
オンラインでの施策を行う場合は管理画面上でコンバージョンが発生したら両手放しで喜ぶのではなく
・実際に申し込みがあったのかを確認する
・コンバージョン経路を確認する
といったことはマメにやっていった方が良さそうです。

また、一人で悩んでいると余計不安になるので、早めに媒体側に相談するといった対策も有効だと思います。

セールスライターとして実際に行動していると予想外のトラブルは付き物ですが、1個1個乗り越えて頑張って行きましょう!

追記
最近では媒体側からもよくコンタクトを取ってくれます。別件ですがGoogleもFacebookも「広告運用のアドバイスをしたいから予約してね」といったメールをくれるようになりました。ネット広告運用もやりやすくなっているような気がします。ただし、Googleのサポート予約フォームは全て英語表記なのでちょっと面食らいます笑

追追記
予想外のトラブルや失敗は防ぐことはできませんが、自分と似たような状況のセールスライターが実際に経験したことを知ることで、トラブルに遭遇した時に落ち着いて対処することができます。セールスライターが毎月集まってお互いの事例を共有できる環境はこちらです。

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