2021/02/03

この美容室にどんなアドバイスをする?

僕がまだ個人の
セールスライターをやっていた時の話。

僕のクライアントに
900店舗くらいの美容室をお客さんに抱えている
ディーラーがいました。

そこの専務と
僕は色々やり取りしていたのですが
ある日、ある美容室の相談をされたんです。

その美容室は
客単価が1万円を超える
高単価の美容室。

オーナー1人
スタイリスト1人
アシスタント1人

お店の規模はそこまで大きくはないですが、

「最近売上が下がってきたから
どうすればいいか相談にのってもらえないか?」

という相談を
ディーラの専務からされたんです。

だいたい、こんな感じで
ディーラーから美容室を紹介されて
施策を実施する。

こんな感じの仕事の進め方だったので
いつも通り訪問してオーナーに会いにいきました。

高単価美容室のリピート対策の依頼を断った理由

で、いろいろな話をしたわけですが
オーナーの悩みは結局の所
「新規は来るんだけどリピートしない」
ことが悩みでした。

なので、オーナーから
僕が使っていたリピート対策の鉄板施策を
うちでもやってくれないか?という
依頼を受けたんですね。

でも、僕は
その依頼を断ったんです。

なぜだと思いますか?

単価1万円で新規に困らないということは
そんなに悪い店じゃないはずです。

リピート対策さえしっかりやれば
十分売上の最大化は狙えたでしょう。

でも、僕は依頼を断ったんです。

その理由は…

「店舗管理があまりにもズサンだったから」

どういうことかというと
そこのお店、かなり店内が
汚かったんです。

レジの後ろの棚には
蜘蛛の巣がはっているのが見えますし
カウンターにおいてある備品には
ホコリがかぶっている。

店内はあえてムードを出すために
少し照明を暗くしていたのですが
それが逆に店舗の汚さを強調していました。

なので、僕はオーナーに
「リピートしない理由はこれじゃないですか?」
とお客さんがリピートしないそもそもの理由として

“店舗の清掃”を
指摘したんですね。

冷静に考えて
単価1万円を超える美容室に通う女性は
それなりに自己投資をする人です。

そんな人が
蜘蛛の巣がはって
ホコリを被ってる店に
リピートするかというと
僕はしないだろうと思いました。

なので、リピート対策しても
そもそもの問題を解決しなくては
意味がないことを伝えたんです。

もちろん、オーナーは
初めて会ったよくわからないコンサルに
いきなり指摘されたくないことを
ズバッた言われたわけですから
結構怒りました。

でも、僕は
集客のプロとして
集客するために必要なことを
包み隠さず言うことがプロの仕事
だと思っています。

勉強を全くせずに
成績が上がらない子供の親に対して

塾の先生が
「勉強時間がそもそも足りてないですよ」と
指摘するのは当たり前ですよね?

もちろん、後で
ディーラーの専務に
「言い方もうちょっと何とかしてよ」と
詰められたわけですがw

でも、それでも
そのクライアントの要望を実現するために
相手が言われたら嫌なことでも
(もちろん、こちらが言いにくいことでも)

しっかりと伝えることが
プロの仕事
だというのが
僕の考えです。

なぜなら
集客のプロなら
集客できたという結果にコミットするのが
集客のプロとしての存在意義だからです。

「そもそも」を疑え

さて、この話を通じて
僕があなたに伝えたいことは…

「そもそも」を疑え
ということです。

僕は仕事柄
毎月数十人の方の集客の相談を受けますが、

多くの人が
「そもそも」がズレいてるのに
なんとかしようとして苦しんでるケース

が多いなと感じています。

例えば
僕の美容室の事例のようにです。

蜘蛛の巣が張っていて
ホコリを被ってる店の
リピート率を上げるために
ただリピート対策したって
成果なんてでないですよね?

でも、多くの人は
蜘蛛の巣はっていようが
ホコリを被っていようが
リピート対策で問題を解決しようと
してしまっています。

そして、かなりのケースで
クライアントから上がってくる要望は
そもそもがズレているケースが多いです。

例えば
もっともよくある
そもそもがズレているケースは

社長の要望:
「ネットの売上上げたい
 でも、広告費は使いたくないし
 SEOのコンテンツを作る予算も取れない
 だから月3万くらいでなんとかしてよ」

こちらのアドバイス:
「いやいや、ネットで売上上げたいなら
 お金もっと必要ですよ?」

こんな具合に
Aという結果が欲しいのに
Aという結果を得るための前提がなかったり、
ズレていたりというのは
本当によくあるケースです。

言いにくいこと。言える?

僕は、あなたにも
言いにくいことでも本質をアドバイスできる
セールスライターになってもらいたいなと思っています。

なぜなら、そのほうが
なんだかんだで結果に繋がりますからね。

もちろん
僕のように言い方に気を付けないと
角がたちますので
そこは気をつけるべきですが…

そもそも無理なことをやっても
集客できたという結果はでませんからね。

それは回り回って
自分の評判を落とすことになります。

だからこそ
もしあなたが、本当に社長に頼られる
「プロ」としてキャリアを歩んでいきたいのなら…

言いにくことでも本質をアドバイスできる
本当のプロになってほしいなと思っています。

今日の動画では
「そもそもこれ売るの無理じゃね?」という
これまで経験してきた事例で
僕がどんなアドバイスをしてきたか?

その辺のことについて
詳しくお伝えしています。

僕が普段どんな思考回路で
マーケを考えているのかが
わかると思いますので
参考になるんじゃないかなと。

ぜひ、続きは動画で
ごらんください。

PS.
5日からご案内する
新しい講座。。。

まだ、価格を決めきれていません…orz

動画を始めたい人にとって
メチャクチャ価値がある講座だと
自負しているのですが

多くの人に参加してもらえるよう
価格は抑えたい…

でも、価格を抑えすぎると
価値を感じてもらいにくくなる…

う~ん。悩むな。。。

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