2018/05/25

【検証済】「嫁の説得』に使える心理テクニック一覧【取り扱い注意】

From:甲斐 慶彦

「嫁がセールスライターの価値を理解してくれない…」

これはセールスライターを志す既婚男性が抱える
このキャリアを目指す上で最も深刻な障害の1つではないでしょうか?

一家の大黒柱として、
家族を窮地に陥らせるわけにはいかない…
でも、現状の仕事では将来が見えない…
このまま浮き上がる見込みのない仕事にすり潰されるわけにはいかない…

こんな葛藤を抱きながら
勇気を出して奥さんにこう切り出すんです。

「セールスライターという仕事に可能性を感じてる。
 スキルアップのためにも、時間を確保したい…。
 家事とか子育てとか、少しだけ負担を受け入れてほしい…」

コレに対し、
セールスライターの価値を全く理解していない奥さん側は…

「は…?ちょっと、今の家族の状況わかってる…?」

そして現実的な質問、厳しい急所を突く疑問をビシバシ投げかけられ、答えに窮し、セールスライターの価値も十分に伝えられずに終わる…

さて、こんな状況に身に覚えのある男性セールスライターは何人いるでしょうか?
それとも、こういった状況を予測しながら、心の中で震え上がっている男性セールスライターはどれほどいるでしょうか?

今日は、このテーマについて、
私が実際に試行錯誤した結果をシェアします。

既婚男性のセールスライター志望のあなた!保存版ですよ(笑)

先延ばししても、必ずぶち当たるこの問題

私たちが所属しているセールスライター起業支援会では、毎月、東京・大阪・福岡の会場で「月一講座」というものを開催しています。

月に1度、近隣に住む会員さんが集まる貴重な機会なんですが、その中で5月から『事例共有会』というものが行われるようになりました。

メンバー各自がそれぞれ1ヶ月間で「何を実践して、何に成功(失敗)したのか?」を共有しあって、フィードバックし合うイメージです。

福岡会場はこういった初の試みを一番最初に試す会場です。
ここでの「事例共有会」はとても盛り上がりました。
中でも一際盛り上がったのがこの「嫁の説得」に関する問題です。

「生まれたばかりの乳幼児が一人、まだ小さい子がもう一人…
 妻にセールスライターのことに話したけど、理解されませんでした…」

このような内容をシェアされて、女性メンバーさんや先輩セールスライターさんが、各自の経験をシェアし合う感じになりました。

やっぱり、既に結婚している男性セールスライターは、絶対にココで一度障害にぶつかりますよね。キャリアチェンジである以上、今の収入源を絶って、新しい収入源を取りに行こうとしているんですから当然です。

一家の家計が傾きかねない事態なんですから、奥さん側も真剣です。

とはいえ、私たちは「人間心理」のプロ!
セールスライターです。こっそり色々試した結果、効果があるものと、そうでないものがあることに気づきました。

私が「妻の説得」に使った心理テクニック一覧

感謝・承認:いつも「ありがとう」の気持ちを伝える

ベネフィット:好きな人と付き合い、好きな時間に働いて、高収入!!をアピール

好意性:普段から一心不乱に勉強し続けて、人間性の面から許してもらう

返報性:日頃から家事を手伝い、妻が楽になることをする・買い物のときには好きなものを買ってあげる

コミットメントと一貫性:現状の仕事からのキャリアチェンジをまず受け入れてもらい、そこへの行動は許してもらう

権威性:すごい人のところで学んでるんだよ

希少性・限定性:多くの人がこの価値に気づいていない、今のうちからスキルをつければ、将来凄いポジションに!

社会的証明:他にもこんなに同じキャリアを目指してる人がいるよ

その他諸々…

この中で効果がなかったのは…
ベネフィット、権威性、希少性、社会的証明でした。

よくよく考えてみれば当たり前ですよね。

まず、なにも知らない奥さんにとってはベネフィットがウサン臭いと感じるようです。「あんた騙されてるんじゃないの?」というスイッチが一瞬で入るため、あまりベネフィット推しできません。

とすると、「いいな!」とベネフィットを感じてもらってから、初めて効果を発揮する権威性希少性社会的証明はそもそも上手く働かないわけです。さらに、どんなに成功者の事例を話したとしても「あなたがそれを再現できるとは限らないでしょ?」という一言で、撃沈してしまいます…。

一方、有効なものは

感謝・承認、好意性、返報性、コミットメントと一貫性でした。

まずは最も大切な感謝・承認
福岡の「事例共有会」でも
「ありがとうって言葉を奥さんにかけてますか?」というフィードバックが女性メンバーからあり、「ありがとう」という感謝の言葉の重みについては、先輩セールスライターも大きく頷いていました。

あと意外と影響力が大きいのは好意性でした。
一心不乱にキャリアチェンジのための勉強に打ち込んでいる姿を見せ続けるっていうのは私の経験からもすごく効果があると感じています。

疲れ切っていても、寝不足でも、テレビやYoutubeやゲームやスマホに逃げるんじゃなく、ひたすらキャリアチェンジに一生懸命の姿を見せ続ける…。すると「そんなに一生懸命なら、本気で目指してるんだね…」と、何も言わずに人間性の面から理解してくれるタイミングがやってきます。そこまでやり続けることが大切だな、と痛感しています。

返報性も重要ですね。
家事を手伝う、好きな物を買ってあげる、妻の時間を大切にしてあげる、こういった日々何気ないことかもしれませんが、日頃から信頼残高を貯め続けていれば、いざというときにふくれっ面ながらでも、無理を聞いてもらえます。

キャリアチェンジを目指している以上、「今の自分のための時間」は諦めたほうがよさそうです。「目の前の家族のために時間」か、「将来の自分のために時間」…。この2つしか選択肢がない、と腹をくくることで、ある意味、無私になって行動できるようになります。

最後はコミットメントと一貫性
今の仕事がいかに「ヤバいか」「自分に合っていないか」については理解を得ておくことが大事です。少なからずここで小さいYESを取っておくと、別のキャリアを目指すことは認めてもらえるようになりますから。

絶対に効果がある心理テクニックの使い方

ここまで読んでもらったら、おわかりいただけたと思いますが、小手先のテクニックなんて使えませんでした。どんなに外堀を埋めようと、常に急所を突いてくる妻からの詰問から逃れることはできません(笑)

本当に大事なのは結局、「日々相手を思いやる」ことの積み重ねでした。

そりゃ、そうですよね。
小手先のテクニックを使う、ということは「奥さんを操ろうとしてる」のと同義です。そりゃ、奥さんに反発されますし、修羅場にもなりますよ(汗)

心理学の本にもありました。
「人を操ることと説得は、使ってる人の意識によって変わる」と。

奥さんが心の底から
「そんなに言うんなら、いいよ。やってみたら…?」

こう言ってもらうように説得するには時間がかかります。

さらに先の話をすると、セールスライターになった後も、「本当にその仕事してて、大丈夫?」と疑い・不安・不信の目は向けられますからね(^ ^;)

「日々相手を思いやる」ことの積み重ねは、ず〜〜〜〜〜っと求められるものなので、今の内から積み重ねておくことをオススメします!!

P.S. そんな障害を越えてきたセールスライターがもう一人。彼によって『嫁ブロック』と名付けられたこのハードルですが、違ったアプローチでの回避法が取り上げられている記事がコチラ

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