2018/09/07

マゾが増殖中

From:甲斐 慶彦

「レビューをいただけると正直、
 めっちゃダメ出しされても超嬉しいです。
 ちょっと興奮します。
 レビューってやっぱり価値が高いですね」

これは私たちのチームの
あるメンバーの発言です。

ハタから見たら、
かなりマゾな発言ですよね(笑)

でも、私も全く同じように、
レビューをもらうと…
どんなに辛辣でも「ヨッシャ!」と
アドレナリンが出てきます。

そりゃあ、少しはヘコみます…
でも、それ以上に興奮を覚え、
モチベーションがめちゃくちゃ高まるんです

そう、変態ですね(笑)

今日はこのどうしようもない
変態気質について、
あえて掘り下げていこうと思います

あっ、先に言っておきますが、
今回学ぶべき部分は一切ありませんので、
あらかじめご了承のうえ読み進めてください(汗)

なぜライターはレビューを受けると嬉しくなるのか?

これは自分の感覚なんですが…

レビューを受けることによって
「セールスライティング」の輪郭が
次第にハッキリ理解できるようになるんです。

私は視力が0.1以下しかないので、
普段メガネかコンタクトレンズを
着用しているんですが…

メガネもコンタクトもつけていないときの
視界のぼやけ具合が酷いです。

視力が悪い人なら共感できると思いますが、

そんな視界から、一番最初に
メガネやコンタクトレンズをつけたときの
衝撃ったらモノスゴイですよね。

「えっ!?こんなに?」

というくらいクリアにモノが見えるんです。
レビューを受けて、問題点、まだできていない部分が明確になるのは、この感覚に非常に近いように感じます。

「なるほど、ココが見えてなかったんだ」
「シンプルって、こういうことを言ってたのか!」
「ベネフィットって、こういうことだ!」
「アイデアって今まで思ってたよりスゲー重要だ!」

と、モヤモヤしていたのが
スカッ!とクリアに見えるようになります。

でも、レビューを貰えると
テンションが上がる理由はこれだけではありません…

クリアまでの道筋が徐々に見えてくるゲームのように…

私はプレステ4やニンテンドースイッチみたいなゲーム機は持っていないんですが、Youtube なんかでゲーム実況動画を見るのが好きだったりします。

コピーを書いて、レビューをもらうのは、ゲームを攻略していくのにワクワク感が似ている気がします。

ドラクエのように、着実にレベルが上がっていくようなイメージではなく、マリオみたいに、何度もトライアンドエラーをしながら自分の操作技術が上がってステージを進めていくような感覚です。

以前はなんなくクリアできていたステージも、ひさしぶりにやってみると「あ〜!そうそう、ココはコレに気をつけなくちゃいけなかったんだ!」と、できていない部分に気付かされます。

一度失敗をしても「また今度、同じシーンになったらココを気をつけよう!今度は、こういう切り口で挑めばうまくいくかも!」このようにクリアまでの道筋や戦略を考えるのもゲームの醍醐味ですよね。そして、失敗と成功を繰り返すうちに、レベルの高い技術も当たり前に使いこなせるようになるわけです。

しかも、

ゲームではクリアして「やったぜ!」という満足感があるだけですが…

セールスコピーで上手くいけば「あのクライアントさんのあの案件でも、コレは使えそうだな」とか「今度のこのプロモーションも、この辺を意識して進めてみよう!」と、横に展開できる幅広さがゲームの比ではありません。

トライ&エラーによって、プロモーションの成功に与えるインパクトが徐々に大きくなっていけば、いよいよ面白さが実益とが一緒に増していくので良いスパイラルもどんどん生まれてきます

レビューを楽しむコツは…

もちろん、最初はズッコケてばかりで、ヘコむことも多いものです…。

しかし

「コピーへのレビュー」と「自分の人格」を一緒にしなければ、それほど深く精神的なダメージを受けることもなくなってきます。「全然ダメ!」って言われたとしても、「自分はダメダメだ〜」と捉えるんじゃなく「自分が書いたこのコピーの、どこがどうマズいんだろう?」と冷静に考えるわけですね。

まぁ、現実的に言えば…コピーには人間性が如実に現れてくるものなんですが、前回の記事でも取り上げたとおり、フィードバックを受けてきちんと内省すれば、「学んだ今の自分」「以前の自分が書いた眼の前のダメダメなコピー」を切り離すことは、そう難しいことではありません。

視力が徐々に高まって、焦点が合っていくように…セールスコピーライティングの1つ1つの要素について「どんなものか?」の輪郭がだんだんクリアになっていく感覚は非常に面白い感覚です。

ゲームでトライ&エラーを繰り返して操作技術が高まっていくように…ときには失敗しながらセールスライティングの1つ1つの要素を着実に習得していく充実感はとてもエキサイティングです。

これが私たちのセールスライターがレビューを受けて、興奮する「マゾで変態な気質」の根源なんじゃないかな、とチームメンバーの発言で考えさせられました

もしあなたも、同じ変態気質に目覚めてくれてたら仲間です(笑)一緒に高め合っていけたら嬉しいですね(ライティングスキルも・変態気質も)

P.S. ちなみに私たちのチームで「レビューってやっぱ最高ですね!」と発言していたのはこの記事を書いた人です(笑) → コチラ

コメント

  1. 佐野 千鶴 より:

    いつも、ブログ楽しみにしています。
    コピーのレビューと人格を一緒しないと言うのはとても参考になりました。
    学ぶべき部分沢山ありました。

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