2023/05/27

僕はリサーチをしません…

From:長嶋雄二

深夜1時、、、

ちょっと寝れそうになくて
本を読んでいたのですが、
(眠くなると信じて…)

そこで、あるスーパープロデューサーの
こんな言葉がありました。

〜〜〜〜

僕はリサーチをしません。

というのも、リサーチして出てくる情報は
世間の最大公約数なので、
そこから出てくる企画って、
面白いわけがないんですよね。

なので、僕はいつも信じているのは、
「自分の感覚」です。

企画のネタなんてものは
日常生活に落ちているので、
僕の琴線に触れたものだけを記憶して
そこから企画を作っていきます。

〜〜〜〜

ざっくりですが、
こんな感じのことが書かれていました。

もしかすると
ご存知かもしれませんが、
これは秋元康さんの言葉。

誰もが知り、
誰もがその実力を認める彼が
「リサーチをしない」というんですから驚きです。

「まぁ、天才なんだろうな・・・」

と思っちゃったんですが
でも同時に、

『企画のネタは日常に落ちている』

って言葉には、ビビッときたんです。

というのも、これは僕がなんどもなんども
フィードバックを受けてきた視点だからです。

『必要な情報・ヒントになる情報は
 常に目の前にある』

でもそれに気づくかどうか?
どう受け取るのか?
そこから何を生み出すのか?

それは人によって違います。

例えば、僕の日常なんて
毎日毎日みんなが驚くような
ニュースがあるわけじゃありません。

しょっちゅう凄い人と出会っている
わけでもないです。

逆に、めちゃめちゃ平凡な日々を
過ごしています。

でもそんな平凡な日々の中でも、
『企画のネタは落ちている』
ってことです。

秋元康ぐらいになると
平凡な日々ではないかもしれませんが、
成果を出しまくる凄腕プロデューサーの人であっても
きっと日常は平凡なはず。

いつもいつも、目まぐるしく
インサイダー情報が飛び込んできたり
するわけではないと思います。

じゃあ、そうした
ものすごくいい企画を作れる人と
そうでない人の間では、何が違うのか?

平凡な日々の中から
いろんな事を学んでそれを企画に、
アイディアに活かす人の違いは、どこ?

いわゆる
「ひらめく人」「ひらめかない人」
みたいな違いがあるのは、なぜ?

「ひらめく」人って、
普通にヤフーニュースを見たり、
ちょっとしたネット広告を見るだけでも
たくさんの気づきを得ますよね。

きっと、コンビニにいっても、
飲食店にいっても
そういう人は、ひらめきがあるんだと思います。

世の中のあらゆる出来事から
何かを学んで、企画・アイディアに
活かしたりすることができちゃう・・・

そんな人っていますよね。

じゃあ、そういった「ひらめきの感度」
みたいなものを身につけるには
どうすればいいのか???

そこを僕なりにちょっと
考えることが多かったのですが、
1つ、出した結論は、やっぱり

『誰かに、教えること』

だと思うんです。

なぜなら、
アプトプットすることを意識すると
自然と情報感度が高くなりますよね。

「教える人が一番学ぶ」
なんて言いますが、まさにそれです。

何かを伝えないといけない・・・
発信しなきゃならない・・・
というプレッシャーがあると、
いつでもどこでも、意識の中で、

「何が使えるものはないか?」
「これはあの件で使えないか?」
「これはあの人のために良さそうだ」

といったリサーチが
自然と働くようになるものです。

本を読んだりするときも、
普通の状態で読むよりも、
圧倒的にサーチ度が高くなります。

そして、それを『誰かに教える』となると、、、

きちんと考えを整理し、
わかりやすく伝えたり、論理的に伝えたり、
相手が欲しくなるように話を進めたり、、、

などなど、、いろんなことを考えて
話す必要が出てきます。

だからこそ、企画やアイディアに関しても
より深く考えるようになるんです。

ただの思いつきでポッと発言したり
なんとなく思ったことを話したりするのとは、わけが違います。

鍛え上げられるスキルの本質が全く違う…
そんな感覚があるんです。

なのでもしあなたも
企画・アイディア構築に迷うことがあれば、

『誰かに教える』

この意識をもって、
情報に触れてみてください。

あなたにとっては、
釈迦に説法な話だったかもしれませんが、

日常に落ちている企画のネタを
最大限に活かすためには、
絶対にはずせない視点になると思います。

メルマガ、SNS、動画・・・

どんなメディアでもいいから
『誰かに教える』
ここを積極的に、始めていきましょう。