アウトプットの質を高める”2:98=25:75の法則”

From:宮川徳生

ある研究者の論文を見た。

脳は体全体の重さからすると
たった2%の質量しかないという。

しかし、体に取り入れる酸素の
実に25%も消費するという。

たった2%しかない脳みそが
25%もの酸素を使うのが
人体の構造のようだ。

なんてコスパの悪いことだろう。

何の話をしてるんだと思うかもしれないが
このコスパの悪い脳みその話は
あなたのアウトプットの質を高める上で
極めて重要な話になるだろう。

あなたもご存知の通り
僕はコピーを書く仕事をしている。

社長という顔もあるし
マーケターという顔もあるし
コンサルという顔もあるが

僕のアイデンティティは
死ぬまでセールスライターだ。

なので、仕事は何してるんですか?
と聞かれたら迷わず「ライターしてます:
と答える。

そして、コピーを書くということは
ものすごくエネルギーの要る作業である。

1万文字を超えるような
作り込まれたコピーを一度も仕上げたことない人は
この仕事がどれだけエネルギーのいる仕事かはわからない。

まだ、僕がライターとして
ヒヨッコだった頃。

当時は、明日の食い扶持を稼ぐために
毎日のように営業をしてフォローをして
そして提案するためのサンプルを作り
今ある仕事を次に繋げるために全力でコピーを書く。

そんなことを毎日繰り返していた。

当然、体はガタガタ。

朝9時くらいから営業しまくり
その合間にフォローしたりサンプル作ったり
受けてる案件のコピーを書いたりしていた。

仕事が終わるなんて概念は当然ない。

来月の金を稼がなくてはいけないわけだから
常に次の仕事はエンドレスに増えていく。

そんな状態の時は
いつも決まってネガティブなことが起きていた。

それは
いいコピーが書けないという
致命的な問題。

時間に追われてるので
締切内にとりあえずコピーは書き終わる。

だが、それは書き終わるだけで
自分で納得のいくものには到底なっていない。

なんだか
自分の書いたコピーが
陳腐でとてもつまらなく
売れるとは思えない出来になることが多かった。

今、当時を振り返ってみると
その原因はすぐにわかる。

当時は、常にマルチタスクで
コピーを完成させるために
そのコピーだけに集中できている状態とは
とてもじゃないが言える状態ではなかった。

マルチタスクなので
コピーだけに集中できていない。

コピーだけにエネルギーを
注ぎ込めていないわけだから
そりゃアウトプットの質が下がって当然である。

たった2%の質量しかない脳みそは
酸素全体の25%も必要とする。

つまり、考えるという仕事は
肉体を動かすことと比べても
同じようにエネルギーを消費するのだ。

将棋の羽生さんは
タイトル戦の後は体重が3kgは減っている
なんて言ってたりもするので
脳が使うエネルギーがいかに膨大かがわかる。

なので、いいコピーを書いたり
仕事のアウトプットの質を高めるには
テクニックや知識だけでは足りない。

脳のコンディションや
体のコンディションを
最高の状態でその仕事に取り組み始めないといけない。

これからコピーを書き始めるというときに
他の仕事と並行してエネルギーの分散をしてはいけない。

前日深酒をして
二日酔いの状態で
頭痛がガンガンするなんてもってのほかだ。

コピーを書く前に
他のことでエネルギーを使い果たし
ダルダルの状態で睡魔がすごい状態になるなんてダメだ。

あなたも経験があるならわかると思うが
体が疲れてる時や脳の疲労がすごい時に
コピーを書くというのはとてもしんどい作業なのだ。

つまり、最高のコピーを書きたいのなら
最高のコピーをアウトプットできる
メンタル・フィジカルを整えることが
とても大事なことなのである。

なので、僕は
昔のようにマルチタスクに追われてる合間に
コピーを書くような愚行はもうしない。

コピーを書く日は
起きてから1時間プロテインを飲みながら漫画を読み
ゆっくり体と頭を起こすことを毎回する。

寝起きの1時間をこう過ごすと
僕の場合はとても脳が活発になるのだ。

そして、メールやチャットは
プロテインを飲み淡った後速攻で処理をする。

人によっては
見ないって人もいるかもしれないが
僕の場合は未読メールや未読チャットがある状態というのが
脳内シェアを奪い気になってしまうので
必ず先に処理する。

で、その後
通知を切る。

こうすると
僕の場合は、他のことを気にすることなく
コピーだけに向き合うことができるので
高いパフォーマンスを発揮することができるのだ。

また、コピーを書く日に
コピーを書くこと以外の仕事は
絶対に入れない。

ただでさえ社長業は
いろんな問題が常に降りかかってくるので
コピーを書く日はコピー以外の仕事は一歳入れないようにしている。

また、部屋の明るさや温度
音などもかなり気を遣う。

部屋が蛍光灯系の明るさだと
なんだか集中できにので
基本暖色系で薄暗くする。

温度が不快だと
集中力が途切れるので
快適を維持だ。

音も集中力を削ぐ要素なので
音がなるべくしない空間でコピーを書くことを
かなり意識する。

コピーを書く前日は
必ず筋トレをいつも以上にして
身体を疲れさせ睡眠の質を上げるようにしている。

そして、手が止まった時は
家の中でぐるぐるぐるぐる歩き回るようにしている。

これらは僕の場合だが
こういう僕なりの儀式をすることで
コピーだけにエネルギーの全てを注ぎ込める
メンタル・フィジカルを意図的に作るようにしているのだ。

これは、有名なコピーライターも
同じようなことを言っていて

テッドニコラスなんかも
(コピーで7000億売った巨人)
コピーを書く前はエネルギーが高めるアファメーションを
すると言っている。

ヤニクシルバーなんかも
同じようなことを言っていて
気分を高める儀式をして

「最高の気分だ!」という状態にしてから
コピーを書き始めると。

これらは人によっては
オカルトに聞こえるかもしれない。

だが、脳はたった2%の質量しかないのに
酸素全体の25%を消費する
とてもエネルギーが必要な体のパーツなのだ。

そして、コピーを書くということは
とてもエネルギーのいる仕事だ。

あなたなりのアファメーション
あなたなりの儀式
あなたなりのルーティン
あなたなりの環境

なんでもいい。

大事なことは
あなたの気分が高まることは何か?

エネルギーの全てを
コピーを書くことに使えるようにするために
あなたな何をすればその状態になれるのか?

それらを見つけ
コピーを書く前に必ず実行することだ。

アウトプットの質を高めるのは
テクニックや知識・スキルだけでなく
あなたのメンタル・フィジカルの状態が
とても深く関係していることを覚えておいてほしい。