「キキ、宣伝した?」

こんにちは、
リサーチャー X です。

先日、テレビの金曜ロードショーで
「魔女の宅急便」がやっていました。

(本日の内容はネタバレを含みます)

 

昔からもう何度も見ていて
そのたびに

「ジジ(猫)、かわいいな」
「ニシンのパイって美味しいのかな?」
「デッキブラシで代替できるんだ」

という感想を持っていましたが、

今回、あることに気がついてから
もう純粋に物語を楽しめない体(頭)に
なってしまいました。。。

 

それは、こんなシーンです。

物語の中盤でキキが、
空を飛ぶという特技を生かして
お届け屋さんを開業した直後、

居候をさせてもらっている
パン屋さんの店番をしながら
こうつぶやくのです。

「ヒマねぇ…」
「だって、お客さんちっとも来ないんだもん。」

…っ!?

 

この瞬間から、
ダラダラしながら映画を見ていたワタクシは
リラックスモードがカチっと
切り替わったのがわかりました。

そして、思わずこうツッコミます。

「キキ…?集客施策した?」

 

それまでのストーリーを見ていると、
それらしい施策は

・おソノ(パン屋)さんの口コミ
・パン屋の前に掲げられた看板

だけのようす。

 

もう職業病なのでしょうね。

その後は、
もうそればっかりが気になって
全然ストーリーが入ってきません。^^;

せっかく勢い勇んで開業したのに
「知られていない」
ということで起きる過酷さ。

 

スキルがあって、おそらくUSP
(空を飛んでお届け物を運ぶ)
であろうサービス提供なのに、
仕事の依頼がないことの絶望感。

もう他人事と思えません。

 

ズーンと重い気持ちになりながら
物語も終わりに近づくわけですが、

最後の最後で
ワタクシのテンションが
爆上がりになります。

「よし!これはイケる!」

と。

 

もしかしたら勘の良い方は
お気づきになったかもしれません。

思わずガッツポーズになったのは
飛行船に宙吊りになったトンボを
キキが助けに向かうシーンです。

 

そうです。
そこには、群衆とマスコミが!

さらに、たくさんカメラで
実況中継もしている!

 

この実況中継はテレビを通じて

・既存客(ニシンのパイのご婦人とバーサ)
・見込み顧客(街頭テレビを見ている人)

にも届いていることは確認済みです。

 

もう完全にワタクシの心は
《邪》になっているのですが、

これほどまでにキキの存在を、
そしてその能力をアピールできて
《知ってもらえる場》はそうないだろうと…

事実、エンドロールでは、
キキがデリバリーをしている様子が
描写されていたので、

キキの事業が
順調に進んているのと見受けられ、
ほっと胸をなでおろしました。

 

「ああ、やっぱり知ってもらうって大事だな」

と心地よい余韻に浸り、
なんやかんやで映画を
見終わりそうなったそのとき。

最後の最後で
かなり深い《課題》が提示されます。

 

それは、エンディング曲。
ユーミンの
「やさしさに包まれたなら」のこんな歌詞です。

♪ 目に映る全てのことはメッセージ

…っ!?

集客や広告運用に携わってる者として
これほど《刺さる言葉》はありません。

 

もちろん、
本来の曲のメッセージは違うのでしょうが、

今回はもうなんだか映画全体を通じて

コピーを書くとも
動画を作るときも
クリエイティブを考えるときも
クライアントさんへのコンサル前・中・後も

「目に映る全てのことはメッセージ」をやれているか?

と突きつけられた気がしました。

 

なんと示唆に富む映画なんでしょうか。

魔女の宅急便、恐るべしです。
(本メルマガはあくまで個人の見え方・感想です^^;)

コメントを残す


CAPTCHA