2022/09/16

面白いように売れてしまうセールスの仕組み

from 古川馨


10年くらい前になりますが
よく通っていたお店があります。
アパレルショップなのですが
いくら注ぎ込んだかわからないくらい
そのお店で買っていました。


別に強引に買わされていたわけはありません。
むしろ、喜んで買っていました。


なぜ、そんな状態になっていたかというと
そこの店長の対応がとても良かったんです。


どんな対応だったかというと、、、


まず、2回目に訪れた時に
顔を覚えてくれていて
名前を呼んで挨拶してくれたこと。


これ何気ないことですが
お客さん側にすると
結構、嬉しいことだったりします。


お客さん側からすると、
誰に接客されたかは
だいたい覚えていますよね。


でも、お店にとっては何十人、
何百人接客したうちの一人。
なので、常連でもなければ
流石に顔と名前の一致は難しい。


でも、お客さん側からすると
覚えていて欲しいって感情も
若干あったりしませんか?


特にちょっとでも会話が弾んでいたりすると
当然、また楽しく買い物できるかも、、、
と思って来店する。


なのに初めてあったような対応されたら
ちょっとがっかりですよね。


でも、その店長は1回しか訪れていない
僕のことを覚えていて
「古川さん、こんにちは。また来てくれたんですね」
と挨拶をしてくれました。


この時点でちょっとポイント高い。
それだけじゃありません。


洋服を見ていると色々おススメ
してくれるのですが、
そのオススメも普通じゃない。


前回買ったアイテムをベースに
コーディネートの提案をしてくれるんです。


「これだったら前回買ってくれた
アウターと合わせてもいいですよ」
といった感じ。


1、2回しか買ったことがない
お客さんが何を買ったかまで
覚えているなんて、、、
とかなり驚愕しました。


別に次の日に訪れたとかではありませんよ。


なので、彼から買えば失敗することがない。
なにせ、自分が持っているものとの
コーディネートも考えてくれます。


なので買ったったはいいものの
合わせる服がなくて結局、着なかった
なんてことがない。


他にも、アパレルってセール時期になると
セールのDMが送られてきますよね。
そのお店のDMはちゃんとメッセージが書いてある


しかも、
「先日、気にしていたブーツ、今度セールにかかるので
ぜひ、見にきてください!」
とパーソナライズされたメッセージ入り。


え!そんなことまで覚えているの?
と驚くばかりです。


そんな対応を毎回されるので
数回通ったらもうお店のファンですよ。
というか、その店長のファンです。


なので、
「古川さん、好きそうなシャツ入荷したんで
ぜひ見にきてください!」と連絡が来れば
いそいそとお店を訪れ購入しますよ。


「これ僕も持ってますが、いいですよ」
と言われれば
「そうなの?じゃあ、それも買うかな」
ともちろんなります。


「このアウター、僕がデザインしたやつなんですよ!」
と言われれば、
「マジで!?じゃあ買うわ」といった感じ。


もう、ショップの店員か!ってくらい
全身コーディネートな感じで
買っていました。


その店長のファンなので
店長がいいと言えば買う
みたいな状態。


これってすごくないですか?


要するに「ファン化」してしまえば、
あっという間にものが売れてしまう
ということですよ。


そのお店から買いたい
その会社の製品だから使いたい
その人がオススメするから買うんだ


そんなことが起きてしまうのが
「ファン化」です。


ファンになってしまえば
もう必死に売り込まなくても
売れていきます。


なぜなら、「ファン」だから。


なので、もしあなたのビジネスで
もっと売りたい!もっと買って欲しい!
と思っているなら、
その鍵は「ファン化」にあります。


逆にいえば、あなたのファンでなければ
いつかそのお客さんはあなたの元から
去っていきます。


あなたから買う必要がないのであれば
同じような商品を扱っている人から
買っても同じだからです。


あなたのファンを作る。
これは大きな差別化です。
商品やサービスはマネをされることがあっても
あなた自身は誰にも真似ができません。
これは強烈な武器になります。



あなたのファンを作りましょう。
それがあなたのビジネスを強固なものにする
最も確かな方法です。


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もし、あなたのビジネスでお客さんを
ファン化する仕組みを作っていきたいなら

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