2018/11/16

セールスライターアルアルで大爆笑

From:甲斐 慶彦

先日、デザイナーをしている弟と
雑談しているときに、
広告に携わる人なら誰しもが経験する
アルアルネタで大爆笑しました。

あなたも1度経験していたら
「わかるわかる!」と
フッと笑ってもらえる内容だと思います。

それが…

「これイケる!」という力作ほどスベる説

まぁ全ての「これイケる」という制作物がスベるわけではありません。
実際「これイケる!」というアイデアで大当たりすることもあります。

ただ、アイデアレベルがズレてると、どんなに素晴らしい制作物を作ったとしてもスベる可能性が高いのです。

そしてアイデアが当たるかどうかは、一流でも2勝2敗6引き分け。
勝てない可能性の方が高いにも関わらず、制作した側は力が入ってるので嫌でも期待感が高まります。

「コレ、かなりイイ感じじゃね?」

「反応は10人くらい取れればいいかな、なんて思ってたけど1万人にこのチラシ配るんだよね。あれ…20〜30人は軽く来るんじゃね?」

「もしかしたらそれ以上、50人とか来てしまったらどうする!?クライアントさんに準備を万全にしておくように言っておこうかな!」

なんて、妄想全開の心配をしてしまい、
散々イタい言動をした後に反応が全然ない。

「あれ、チラシに載せる電話番号間違えたかな?」
「チラシ…ちゃんと配られてる?ポスティング会社に問い合わせてみようか」
「締切を入れ忘れたりしてないかな…(ゴソゴソとチラシを確認)ちゃんと入れてるな…」

こんな感じで、徐々に成果が出なかったことを実感し、「ダメだったか〜。何がダメだったんだろうなぁ」と、ようやく結果と正面から向き合えるようになるわけです。

期待感が高まるくらい「良いもの」ができたから、滑稽な自分も笑える

これ、セールスライターに限らず、広告に携わる人なら誰しも経験したことがあるんじゃないでしょうか。しかも何度やっても。その時、そのタイミングで自分の中でのベストを尽くして、良い制作物ができると、こういった期待感はどうしても持ってしまうものです。

この感覚、このプロセスが面白いよね。
という話に弟となりました。

「成果が出なかった」という結果を突きつけられている最中は、もう気が気じゃないくらい冷や汗かきまくりです。「次の改善案を考えなきゃ。何が悪かったんだろう?今回の失敗で明確になったことは?」と。

ただ過ぎ去ってみたら、格好の笑いのネタ。
「超わかる!」とか言いながら、期待感120点、滑稽さ120点の自分を笑えます。
でもコレ。自分のベストを尽くしたことの証明です。全力を尽くしていないものに大きな期待感を持つことはできませんから。

それでも「コレはイケる!」というモノをつくり続けよう

ある時、この滑稽さを味わうことがないように無意識でしたが「自分のこの『イケる!』という感覚自体、自分の独りよがりかもしれないんだけどね」と、保険を掛けてしまうような言動をしたことがあります。

すると、この道10年のプロデザイナーはこう言って答えました。

「それでも、これはイケる!というものを毎回つくり続けるのがプロだけどね」

そう、私たちセールスライターは一流マーケターのレベルまでスキルを高めきらない限りは、どう考えても専門技術を売り物にする職人です。

職人である以上、スキルだけが私たちの生活を支えてくれます。
(人格も大切ですが、人格者でもスキルがなければ「ただのいい人」ですから)

そして、スキルが高まるからこそ、次のステージ『マーケター』という、自分の創造性を発揮しつつ、大きな影響力を持ち、さらに自由なライフスタイルも手に入れることができる理想的な仕事への道が開けます。

ちなみに、最近呼んだ本によると、この『創造性・影響力・自由』
この3つのうち2つ以上の要素が揃うと、「人が羨むような素晴らしい仕事」らしいです。セールスライターはスキルを高めればこれら3つ全てを手に入れることができる、本当に夢のようなキャリアだなと、この本を読んで再確認しました。

このように自分の失敗談をゲラゲラと笑いつつ、
常に「これはイケる!」と思える自分のベストを出し尽くした制作物をつくり続ける。そうすることで、自然と私たちの中に蓄積されるスキルは最大化していくんだろうと思います。

あなたも「これはイケる!」というモノをつくり続けていますか?
独りよがりでも、滑稽でも、大丈夫です。その感覚が一番、あなたのスキルを高めてくれているときの感覚でしょうから。

お互いこのスキルを高め続けられるといいですね。

P.S. モノを売るだけがセールスライターの仕事ではありません。今セールスライターにとって最もアツい市場について書いてくれてる記事がコチラ → コチラ

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