2018/02/19

なぜライティングだけでは無理なのか?

From:脇田優美子

楠瀬さんにお世話になって以来、セールスライターとして必須だと感じる事柄は多々ありますが、そのうちのいくつかは、例えばこんなことです。

 受け止めること

当初はライティングでお手伝いさせていただいていても、ライティングのためにヒアリングや打合せを繰り返しているうちに、クライアントさんのご事情もいろいろ見えてきます。

クライアントさんの抱えていらっしゃる課題は、重さも大きさも様々ですし、ご自身で乗り越えなければいけないものも当然ありますが、そこには決断を求められる場面が少なからずあります。

そのようなクライアントさんのお気持ちを受け止めて、前進しようとする決意を後押しさせていただくには、応援させていただく自分自身にも、しっかりとエネルギーが満ちていなければなりません。

ライティングだけしていればよい、などということは決してない、と考えています。

当然のことながら、経営者の方、事業家の方は日常的に大きなプレッシャーが両肩にのしかかった状態で生きていらっしゃいます。

その重圧を自分も十分に感じ取りながら、だからこそのご提案を差し上げるには、生半可な気構えでは許されないと思っています。

常に真摯な気持ちで向き合うことも大前提でありますし、自身でも絶えず学びを深めることが必要だと考えています。

セールスライティングやマーケティングの書籍ばかり読んでいると、思考が偏る危険がありますので、道を切り開いて生きてきた方々のストーリーにも触れることを自分に課しています。

時間がない中でも、そうした先人の生き様をほんの少しずつでも自分の内側に取り込むことで、クライアントさんと気持ちを同じく近づけるための蓄積となっていくだろうと思っています。

 人に会うこと

セールスライターは、人の感情に影響を与え変容を起こす仕事だと理解しています。

それならば、人に会って話を聴くことが欠かせません。

お会いする相手はクライアントさんに限らず、友人知人、見ず知らずの方々の集まる場所も、全てがとても役立つに違いないのですが、今の自分にはこれが不足していると感じます。

日々の作業に埋没して、そのような場に出かける時間を全然作れないのです。これは非常に良くない環境です。

打破する方法として、まず予定を先に入れてしまい、その分これまで以上に圧縮して濃い仕事をする以外にないと思います。

そう考えていたところにちょうど、知人から食事のお誘いがありました。ふだんであれば、忙しいからとお断りしてしまうところですが、切り替えて会う約束をしました。

また、様々な経営者さんのセミナー案内なども行かずに流していたのですが、これらにも足を向けるように転換します。

 快適に時間を使うこと

これがけっこう難しいです。寝不足は日中の生産性を明らかに下げるので避けたいのですが、避けるためには、昼間の集中力、突破力が必要です。

そして、集中力を高めるために重要なのが、嫌なことから片付ける、という気構えです。

これは言うほど簡単ではなく、どうしても手をつけやすいものから取り掛かってしまいがちです。

弱い心がそのような選択をしてしまうのです。

しかし、もし負荷の大きいものから仕上げることができれば、エンジンは全開になり、その後の仕事も非常にスムーズに走り抜けられるでしょう。

今からしばらく、この習慣化をトレーニングしていきます。

こうしてここに書くことで、後戻りしないように自分を追い込んでいるのです。

今回お伝えしたことは、直接ライティングのお話ではありませんが、私自身がライティングを影から支える環境として必須と感じている部分です。

セールスライターとして総合力を備えるために、気づいたものからひとつひとつ整備していきます。

 

PS
環境はやはり重要ですね。

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