2017/09/10

セールスライターの仕事内容とは?

セールスライターが作るチラシ

次に、セールスライターが具体的に何をするのかについて考えていきましょう。

制作物の提出

一番目に見えてわかりやすいのが、「何かしらの制作物を納品する」というところです。

セールスライターが制作するのは、ウェブ上のページから紙媒体まで様々です。例えば…

オンライン

  • ウェブサイト上のセールスページ(ランディングページ)
  • インターネット広告を出すための画像と文章
  • ウェブサイトの(会社概要や商品紹介等)
  • メールマガジン

オフライン(主に紙媒体)

  • 会社案内パンフレット
  • 店舗で使うためのPOP
  • チラシ
  • カタログ
  • ハガキサイズのダイレクトメール
  • ニュースレター

などなど、になります。

これらをつくるためには、まず絶対的に「文章」が必要です。

例えばあなたが美容室からチラシ制作を請け負ったとして、そのチラシの一番上、目立つ部分にドーンと「何を書けばいいか」ということを考えてください。

この言葉の選び方で、そのチラシを見た人が来店するかどうかが決まってしまいます。ここが、セールスライターが毎日多くの時間を使って思考する部分です。

さらに、こういった制作物は文章だけあれば良いというものではありません。それを読む人にとって「なじみのあるデザイン」で届けなければいけません。

ただしデザインといっても、奇抜で独創的である必要はありません。
もちろん「目を引く」ということを考えれば、多少の奇抜さなどは必要なときがくるかもしれません。
しかし、セールスライターが考える「デザイン」とは、ライティングの本質と同じです。

すなわち「価値がきちんと正しく伝わる」ということ。

セールスにおけるデザインとは、あくまで
「読みやすい」
「こちらが見せたいものを見せたい順番で見てもらえる」
というところに重きがおかれています。

まとめると、セールスライターは「企業から依頼を受けて、こういった制作物を納期までに仕上げ、納品する」ために日々頑張っているということになります。

単なる制作業者ではない

単に制作物をつくるだけではそういう業者と何が違うのか、不安になってくるかもしれませんね。

まず、セールスライターは目に見えるものとして制作物を提出しますが、「単に依頼通り制作する」という立場ではありません。

原則として、依頼してきた社長やその従業員の誰よりも「その商品について詳しくなる」というレベルまでリサーチをします。
商品だけでなく、それを届けたいお客さんについても、その企業の誰よりも詳しくなります。

だから、時にはこちらから社長に向けて提案をすることがありますし、そうした積極的な関わり方が求められているとも言えるでしょう。

「その商品を売っている企業さんの方が詳しいだろ!」と思って尻込みしてはいけません。

だとしたら、あなたがわざわざ高い報酬をもらって呼ばれた意味がないからです。
その商品を売っているからこそ分かることも確かにありますが、逆もまたしかり。

セールスのプロとしてその企業に関わり、そこにいる誰もが気づかなかったことに目を向けられるからこそ、セールスライターは価値のある仕事なのです。

その意識で仕事をしていると、例えばあなたがチラシを依頼されたとして

「本当にこの企業のためにはチラシが必要なのか?」

という疑問が出てくることだってあります。

その時あなたに必要なのは言われたとおりのチラシをつくることではありません。

企業の売っている商品、現在の売上、財務状況、社員のモチベーションなどなど…。
様々な情報を考慮して、最適な施策を提案し直すことだってあります。

コンサルタント

ここまで来ると単なるライターではありません。「コンサルタント」です。

もちろん、あなたがそこまでやるかどうかは選べます。それにいきなり最初からできるわけでもないでしょう。あくまで経験を積み、色々な事例などが頭に入ってこそ、そうした仕事ができるようになります。

ですが、コンサルティングまでできるセールスライターは、当たり前に報酬が高いです。

世の中には、コンサルタントを名乗る人が増えています。もちろん彼らの中では、圧倒的な収入を得ている人もいます。

しかし現実はどうでしょうか。ほとんどのコンサルタントとは名ばかりであり、大して稼げていないのが事実です。

試しにあなたが知っているコンサルタントさんに話を聞いてみてください。純粋なコンサルティングからの収入は大したことがない可能性が高いのです。

しかも、コンサルタントは文字通りコンサルしかしません。
つまり、「こうしたほうがいいですよ」という方向性を企業に伝えるだけであり、実際に手を動かすのは企業自身です。

ですが、セールスライター出身のコンサルタントは違います。具体的な数字、それをやったらどうなるか、そしてどうやるかというところまでお手伝いができるのです。

まさに「勉強やれやれうるさい母親」ではなく、「親身になって、成功まで導いてくれるイケメン塾講師」みたいなポジションなのです。

では、そんなセールスライターになる、始め方はこちらから

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