2017/05/12

「感情に寄り添える人」の秘密をついに公開

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現在、楠瀬さんの周りにいて第一線で活躍されているセールスライターがもれなく獲得しているスキル、それが「相手の感情に寄り添う」というスキルです。

「相手の感情に寄り添う」

私はこの言葉に助けられて、この言葉が道標(ガイド)となって、クライアントを自然に獲得できるようになりました。

ただ、

「感情に寄り添う」って、ぼんやりしていて実践が難しいと思いませんか?

正に
「言うは易く、行うは難し」

事実、楠瀬さんのパートナー養成会や、セールスライターキャリア支援会のメンバーの中でも、自然にできる人、どうしてもできなくて四苦八苦する人、時と場所によってできる時とできない時がある人、などに分かれるようです。

自然にできる人も、なんとなくでやっているので時々ブレてしまうんですよね。

私自身、エゴが顔を出すとき「感情に寄り添う」という姿勢を忘れてしまい、後で後悔…という苦い失敗を何度も味わったことがあります。

「相手の感情に寄り添う」ことを、
もっと上手くできるようになりたい…
よりブレずにできるようになりたい…

そう考える中で、より具体的に上手く言語化することができたので、今回の記事では「感情に寄り添う」ことの本当の意味、実践するための具体的な
2ステップをシェアしたいと思います。

「感情に寄り添える人」が無意識にやっているのがコレ!

seityou

相手の感情に寄り添うための2ステップ

Step(1)目の前の相手に起こった事を「自分事化する」

例えば、リサーチの場で、クライアントやクライアントのお客さんに話を聞くときを想像してみてください。

このとき、事象だけを追ってもリサーチの意味がありません。
その事象に伴う相手の感情を感じ取ることがリサーチの真髄です。

しかし、相手もなかなか感情表現ってうまくできないんですよね…
そもそも感情を表現する訓練はしていませんし、そこまで信頼関係も育ってない人相手にガンガン自分の感情を開示してくれる人はほとんどいません。

そこで必要になってくるのが「自分事化」です

自分が相手と同じ目に遭ったら…
自分が相手と同じ状況に置かれたら…
どう感じるか?どう行動するか?を考えてみます。
相手に起こった事象を追体験する、と言い換えてもいいです。

そして、
ここで意識したいのが 質問 です。
相手に起こった事象を追体験できないなら、追体験できるだけの質問をする、ということです。

これを意識するだけで、インタビューが意外なほど盛り上がり、リサーチの精度が驚くほど向上するのを実感できますよ。

Step(2)自分の感情を言語化する

相手に起こった事象、状況を自分で体験できたら、今度はその体験によって沸き起こった自分の感情を言語化してみてください。

そして例えば…
ただ単に「ムカついた!」というのでは言語化のレベルが浅いです。
より深く、よりそのときの感情・心理状態を適切に表現する努力が求められます。

  • 「不誠実さを感じて情けなさと悔しい感情が湧いてきた」
  • 「恥ずかしいという思いが、怒りと相手に対する敵意に変わった」
  • 「低く扱われて、相手への軽蔑の気持ちと、憤りの感情が湧いてきた」
    という風に言語化できる方が、感情豊かですよね。

さらに、その感情が湧いてきた根源…
人間性や価値観まで言語化する、というのが良い訓練になります。
例えば…

  • 不誠実さに怒りを感じるなら、誠実な、目の前の人に真摯に向き合う人間性なのかな…とか。
  • 恥ずかしい思いが感情を揺り動かすのは、自尊心が高いか低いか…今回は自尊心が低い側面が出てきたのかな…とか。
  • 失礼さに軽蔑を感じるのは、相手への敬意を大切にする人間性だからかな…とか

この2つのステップ、
普段から意識しておくことが大事ですが、いざクライアントやお客さんとの打ち合わせやインタビューをするときにも、その場で使えます。

  1. 「自分事化」フェーズは意図的に3〜5秒の時間をとってください。

    「へ〜なるほど…(相手の言葉を繰り返す)なんですね〜」と間を置きながら自分事化して話を聞きます。結果的に、単に相槌を打つよりはるかに親身になって話を聞くことができます。

  2. そして「言語化フェーズ」。より深く追体験するための質問や、自分の感情を表現してみて相手の反応を尋ねる質問を行います。
  • より深く追体験するための質問(例):「なるほどキツかったと…それは単純に体がダル重いって感じですか?痛みや苦痛があったってことですか?」
  • 自分の感情を表現して、相手の反応を尋ねる質問(例):「へ〜!もし自分なら、こんな風に思うんですけど…実際いかがだったんですか?」

こんな感じです。
もしアポが迫っている方はぜひ試してみてください。

ただ、これ…
やろうと思ってすぐできるもんじゃないんですよね。
やはりスキルアップのための訓練が必要になってきます。

上手く「感情に寄り添えない…」と感じたらコレをやってみて

seityou

私自身、現在も訓練中なのですが…
自分の感情を表現する語彙力がなければ、自分の感情すらうまく言語化できません。

なので、普段から自分の感情を表現する語彙力を増やす訓練、出てくる言葉を磨く訓練をしています。

オススメの方法は「感情日誌をつける」こと。

自分に起こった事象と、それに伴って揺れ動いた感情を日誌に言語化してみる方法です。

なぜ感情が揺れ動いたのか?
どのように揺れ動いたのか?
自分の感情を揺り動かした根源的なものは何か?

自分の中に眠っている潜在意識を考えて言語化してみることは、とっても効果的な訓練になります。

そして、
「相手の感情に寄り添えない」と感じる時は…

「自分事化」 か 「感情の言語化」

どちらか一方のステップでつまづいているかも…と考えてみてください。

「自分事化」できないのは、相手に起こった事象・状況を追体験できていないから。追体験しようとする姿勢や、相手に対してリスペクトをもって話を聞く姿勢、追体験できるだけの質問をすることが大切です。

「言語化」できないのは、自分の語彙力が足りないから。
普段から感情日誌など、自分の感情を言葉で表現する訓練をしておくことが効果的です。

スキルを極めた先に見える世界

seityou

「自分事化」+「感情の言語化」

これら2つのステップを1度に、無意識にできるようになると…
「相手の感情を瞬時に読み取って、その場で言語化できる」という芸当ができるようになるんでしょうね…これがどうやら、「感情に寄り添う」ことのようです。

おそらく、楠瀬さんや「ザ・レスポンス」のブログ執筆者である中谷さんレベルの人がこの芸当をやっているんだろうな、と勝手に予想してます。

楠瀬さんは「このスキルは、絶大な可能性と影響力を秘めている」と話します。

「セールスライターになるんなら必須スキル、これができなきゃセールスライターはできません。ただ、セールスライターにとどまらず、ここに富の源泉が眠っています。相手の感情に寄り添える人は社会を見渡してみてもフィーが高い人が多いですよね」

本当にその通りだなと思います。

今回、「感情に寄り添う」ことについて改めて深く考え、言語化してみて、このスキルを生涯をかけて磨いていきたい!と決意を新たにしました。

ぜひあなたも、セールスライターを志すなら、このスキルを高めていきましょう!

P.S. 直接「感情に寄り添う」こととは関係ないかもしれませんが、「人と出会い、向き合うこと」の新しい側面に気づかせてくれた深イイ記事はコチラ

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コメント

  1. 福原慎也 より:

    日高様 私がモヤモヤしていたことを明確にしてくださり、ありがとうございます。

    『感情に寄り添う』って、ぼやっとしてますね。
    人と話す時に意識はしているものの、相手は全てを話してくれるわけではないので難しいです。
    糸口が見つかり、そこから掘り下げていく時の『質問』もまた難しいです。

    感情をおこさせる根源は、
    性格であったり、考え方だったり、環境だったりで、その人々でマチマチです。
    感情にもドラマがあったりもします。

    よく知っている相手でしたら、そうさせる背景がわかるのですが…

    そこで大事なのが『自分事化』なのですね。
    だから『感情日誌』で自分の感情を掘り下げていくのですね。
    そうすることにより相手の感情を掘り下げられる訓練になる。
    こんな根源あるからこの感情になると仮説もたてられるようになるのですね。

    スッキリしました。

    ①より深く追体験するための質問

    ②自分の感情を表現して、相手の反応を尋ねる質問

    ③感情日誌

    スキルアップのための訓練、
    頑張ります!

    1. 日高 より:

      福原さん
      コメントありがとうございます。
      福原さんのモヤモヤをスッキリ言語化できて嬉しいです!
      私も修行中の身なので、お互い少しずつでもスキルアップしていけるといいですね!頑張りましょう!

  2. 杉下 より:

    この記事を読んで、心の中で「そうそう!!これ!!」と叫びました。笑

    最近僕はSNSで投稿する時、あるルールを守ることにしています。
    あるルールとは「最高!」という言葉を使わないこと。

    休みの日に天気がよかったり、
    旅行に行って少し贅沢をしたり、
    地元の仲間とBBQしたり、

    どれも最高!なんですが、この2文字だけで表現するのはなんか薄っぺらい気がしていましたし、セールスライターとしてこの感情をもっと言語化する力は必要だと感じていました。

    何を感じてどういう感情になって「最高!」の言葉が出たのかを考えて言語化するようにしています。

    ただこれが思っていたよりも本当に難しいです。。。
    感じたことをそのまま書くだけなんですが表現したい言葉がすぐ出てこない。
    自分らしくない文章になったり、何が言いたいのかわからなかったり、
    写真1枚投稿するのにどんだけ時間かかってんだよって心の中でいつも思っています笑

    なので
    「ムカついた!」の言語化の例えはかなり参考になりました!
    僕が無意識に感じてたことが文章化されていたので「日高さんは僕のことわかったくれている」と勝手に思っています笑

    「その感情が湧いてきた根源、人間性や価値観まで言語化する」
    ことにも意識を向けていきます。

    1. 日高由斐 より:

      杉下さん
      コメントありがとうございます。
      自分の言葉を表現するのって意外と難しいですよね。でもそれが難しいってことにすら気づいていない人がほとんどなので、一歩先に進んでますよ!四苦八苦しながら、右往左往しながら身につけた実力が本当に身についているスキルだと思います。お互い頑張りましょうね!

  3. 戸田裕之 より:

    日高さん
    ありがとうございます!この記事を見て思ったのが、今年つけていた自分の感情日誌はいつの間にか 日常の日記になっていた事に気づきました!

    いつの間にか日誌を書く事(日課をクリアする事)が目的になっていて、大切な目的である『人の感情に寄り添えるようになる為』という目的が抜け落ちている事に気付かせて頂きました。

    日高さんの感情日誌を参考に実践してみます。

    1. 日高由斐 より:

      戸田さん
      コメントありがとうございます。感情日誌をつけるキッカケになれたんなら嬉しいです。
      本当に不思議なほど実力がついていくのでぜひ今一度自分の感情にフォーカスしてそれを形にするスキルを磨いてみてください。応援しています!

  4. 若松来門 より:

    確かに出来事を自分事にすると相手の感情や自分の感情の変化に気づきやすいなと思いますね!
    手帳に感情日誌もやってみようと思います!

    1. 日高由斐 より:

      若松来門さん
      コメントありがとうございます。
      相手に起こった事象を自分事にする能力…わかっていても自分の価値観で話を聴いてしまうので難しいんですよね。
      私もまだまだスキル積み上げ中です。来門さんも感情日誌と合わせてぜひこのスキルを伸ばしてみてくださいね!
      効果は実証済みです!

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